
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では過去に僕も行っていて、もっとも一般的な「バイクチェーン清掃方法」について解説していきます。
使用しているバイクチェーンオイルごとにクリーナーを選んだり、怪我をしないコツ、メンテナンスで疲れにくくするコツも解説するので特にバイク初心者の方は是非最後まで読んでいってみて下さい。

僕が行っているチェーンメンテナンス方法だとチェーンの清掃は行いませんが、汚れがひどくなった方や僕の方法を採用しない方のためにバイクチェーンの清掃方法を解説しておきます。
この記事で解説するチェーン清掃方法は
という流れになります。
早速それぞれを解説していきます。
この記事で解説するのはチェーン清掃までです。清掃のあとは必ずチェーンオイルを注油してください。注油方法の記事は記事の最後にリンクを張ってあります。
- リアタイアを浮かせる【バイクチェーン清掃】
- チェーンの下とチェーンの後ろを養生する【バイクチェーン清掃】
- 汚れによって、使っているチェーンオイルによってクリーナーを選ぶ【バイクチェーン清掃】
- 低粘度のチェーンオイルを使用している場合のチェーンクリーナー【バイクチェーン清掃】
- 汚れがひどい、または高粘度のチェーンルブを使用している場合のチェーンクリーナー【バイクチェーン清掃】
- チェーンクリーナーを全体に塗布する【バイクチェーン清掃】
- 10分程度待ち、汚れを浮かせる【バイクチェーン清掃】
- ブラッシングで汚れを落とす【バイクチェーン清掃】
- 再度チェーンクリーナーを塗布して汚れを落とす【バイクチェーン清掃】
- チェーンクリーナーを拭きとる【バイクチェーン清掃】
- バイクチェーン清掃まとめ
リアタイアを浮かせる【バイクチェーン清掃】

バイクを少しずつ移動させても作業は可能ですが、タイヤをその場で回転させることができれば作業効率は信じられないくらい上がります。

バイクを少しずつ移動させてチェーンメンテナンスをすると一発でメンテナンスが嫌いになります。必ず後輪を回せる環境を整えてから作業を始めましょう。
チェーンメンテナンスをするときはタイヤを回せる環境を作ることがもっとも大切と言ってもいいです。
おすすめはローラースタンドかスイングアームスタンドです。
詳しくは下の記事を読んでみてください。
チェーンの下とチェーンの後ろを養生する【バイクチェーン清掃】
チェーン清掃をするとクリーナーや汚れが飛び散ってタイヤ、ホイール、スイングアームなどが汚れます。
また下に落ちた汚れで地面も盛大に汚れるので
など養生をしっかりするようにしましょう。
汚れによって、使っているチェーンオイルによってクリーナーを選ぶ【バイクチェーン清掃】

バイクの油汚れを落とすのに大活躍するパーツクリーナーですが、シールチェーンに使用するとグリスを封入してあるシール部分にダメージを与えるので絶対に使用してはいけません。
また、チェーン専用のクリーナーであっても洗浄力の強いクリーナーはシールを傷つける可能性があります。
汚れに合った適切なクリーナーを使用することが大切です。

ひどい汚れには強力なクリーナー、それほどではない汚れにはそれほどではないクリーナーを使おうということ。
低粘度のチェーンオイルを使用している場合のチェーンクリーナー【バイクチェーン清掃】
透明なチェーンオイル、いわゆる「低粘度、ウエットタイプ」のチェーンオイルを使用している場合は汚れがひどくならないので、比較的洗浄力が弱くシールを傷める可能性が低い水溶性チェーンクリーナーが良いです。反面、頑固な汚れや高粘度ドライタイプのチェーンルブは全く落とせません。

低粘度チェーンオイルは汚れにくいから水溶性のクリーナーを使う
水溶性なので隅々まで水で洗い流せるのがメリットですが、注油する際はしっかり水気をなくしてから注油するか「水置換性のあるチェーンオイル」をしようしなければいけません。
アルマイト加工されたパーツには強い攻撃性があるのでアルマイト仕上げのホイールやそれらのパーツがチェーンの近くにあるバイクには絶対にしようしないようにしましょう。

水置換性のあるチェーンオイルで間違いないのがワコーズのCHL チェーンルブです。詳しくは下の記事を読んでみて下さい。
汚れがひどい、または高粘度のチェーンルブを使用している場合のチェーンクリーナー【バイクチェーン清掃】
チェーンが白くなる、いわゆる「高粘度、ドライタイプ」のチェーンルブを使用している場合は汚れがひどいことになるので、スプレー式で洗浄力が強いチェーンクリーナーが必要です。
このグリスは先述のチェーンディグリーザーで落とすことはできません。

バイクチェーンオイルの種類については下の記事を読んでみてください。
チェーンクリーナーを全体に塗布する【バイクチェーン清掃】

ホイールを回しながらクリーナーをチェーン全体に塗布します。
タイヤを回す際は手を挟まない方向にチェーンが回るようにしてください。万一の時に大けがをしてしまいます。


スプロケット側で作業をするとチェーンの裏に当てた養生が機能せず、タイヤやホイール、スイングアームを汚してしまうのでチェーンの中間あたりで作業することをおすすめします。

10分程度待ち、汚れを浮かせる【バイクチェーン清掃】

十分に汚れを浮かせてから次の作業に入ります。
ブラッシングで汚れを落とす【バイクチェーン清掃】
汚れが浮いたらブラシで直接汚れを落としていきます。
あまりゴシゴシやるとシールを傷めてしまうのでほどほどにしたほうがいいです。三面ブラシがあると時間と手間を短縮できます。
錆を真鍮ブラシで落とす方法もありますが、真鍮ブラシだとシールを傷つける可能性が高いですし、そもそもそこまで錆びてしまったチェーンは交換した方がいいと思います。
再度チェーンクリーナーを塗布して汚れを落とす【バイクチェーン清掃】

この段階で拭きとってもいいのですが、汚れが頑固な場合はもう一度クリーナーを塗布して拭きあげる準備をします。
汚れを浮かすのではなく、汚れを洗い流すイメージです。
チェーンクリーナーを拭きとる【バイクチェーン清掃】
クリーナーに水溶性のチェーンディグリーザーを使っている場合はクリーナーを水で流して水を拭き取ります。
缶スプレー式の強いクリーナーを使っている場合はウエスでクリーナーを拭きとります。
布のウエスを使うと一発で再起不能になってしまうので、使い捨ての紙のウエスを使うと良いです。ペーパータオルですね。
リンクを張っているのもは厚手で丈夫でバイク周りにとても使いやすいです。

ケチって他のペーパータオルにしたこともありましたがすぐに破けて逆にコスパが悪かったのですぐに買い直しました。このペーパータオルは本当おすすめ。
チェーンが乾いたらチェーンオイルをチェーンに注油します。
バイクチェーン清掃まとめ

いかがでしたでしょうか。
僕はバイクを極力濡らしたくない人ですし、低粘度のチェーンオイルをしようしているのでチェーン清掃はほとんど行いませんが、以前行っていた方法を記事にしました。
ちなみにバイク屋さんによってはチェーンの注油はやってくれますが、清掃はやってくれないところもあります。

「面倒だから」ではなく「必要ないから」だと思います。いや、面倒だからかな?
あなたが水を使った洗車をする方で、チェーン清掃もしっかり行いたい方であればお役に立てたかと思います。
現在僕が行っている簡単なチェーンメンテナンス方法は下の詳細記事を読んで頂ければと思います。注油方法と一緒に解説しています。
コメント