okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
ニーグリップパッドはオフロードバイク、アメリカンタイプ、スクータータイプのバイク以外の全バイクにおすすめなアイテムです。
この記事では
ということについて解説していきます。
オフ車はがっちりマシンをホールドすると姿勢移動の邪魔になるからつけないよ。逆に考えるとそれだけ効果があるってことだよね。
アメリカンはニーグリップとか関係ないからな!自由な乗り物だぜ!HAHAHA!スクーターと一緒さ!!
ニーグリップパッドの効果
ニーグリップパッドの効果は端的に言うと「バイクとの摩擦が増え、ニーグリップがしやすくなる」ということです。
バイクとの摩擦を増やすには
という2つの選択肢しかありません。
レザーパンツはちょっと・・・あたしオシャレさんだし・・・
という方にとってはニーグリップパッドは唯一の選択肢になります。
僕は趣味を目一杯楽しみたいのでレザーパンツ+ニーグリップパッドです。おしゃれはバイクに乗らないときに私服で楽しみます。
ニーグリップパッドの具体的な効果
具体的な効果を解説します。
操作性が格段に上がる【ニーグリップパッドの効果】
バイクは下半身でがっちり車体をホールドすることで上半身が安定し、人馬一体となってコーナリングしていく乗り物です。
ジーパンなどの布のパンツと金属やプラスチックの車体は非常に相性が悪く、ツルツル滑るので車体をホールドできません。
パンツと車体の間に摩擦力に優れたニーグリップパッドを挟むことでより強い力でバイクをホールドすることができるようになり、ハンドルから力を抜くことができるのでセルフステアの邪魔をすることがなくなり、バイクの操作性が格段に上がります。
ツーリングの疲労が減る【ニーグリップパッドの効果】
スポーツランではなく、ツーリングで軽く流す程度のライディングでもニーグリップパッドは効果を発揮します。
強い摩擦力を持っているということは、「より弱い力でバイクをホールドすることができる」ということです。
つまり、バイクをホールドするためにニーグリップパッドなしの状態では100の力を使っていたとすると、ニーグリップパッドを使えば60程度の力で同じ程度ホールドすることができるということ。
一日中バイクを走らせるようなツーリングではこの差が「疲れの差」に直結します。疲れは集中力を削ぎ、判断を鈍らせ、ライダーを危険な状況に追い込む大きな要因のひとつになります。
ニーグリップパッドをつけるだけでこれらの危険を遠ざけることができます。
また、ハンドルから力が抜けることで手首の痛みや腰の痛みを緩和する効果もあります。
ニーグリップパッドのおすすめ
ニーグリップパッドは主に
の3種類があります。それぞれの簡単な解説とおすすめのものを紹介していきます。
おすすめの車種専用ニーグリップパッド
もっとも使いやすいのが車種専用品です。タンクのくぼみにピッタリ収まるので見た目にこだわる方は専用品がいいでしょう。
車名のロゴが入っていることも多く、車体との一体感を演出してくれます。年式によってタンク形状が異る場合は年式にも配慮して購入する必要があります。
専用品だからきれいに貼れるよ。せっかくならロゴが入っているものがいいね。
Amazonとか楽天の検索窓で「車種名+ニーグリップパッド」で検索するとヒットするよ。
おすすめの汎用品ニーグリップパッド
専用品が販売されていない車種におすすめなのが汎用品のニーグリップパッド。
専用品は「ここに貼ること」と指定されているのに対して汎用品は貼る場所の自由度が高いので、自分のライディングフォームに合わせて必要な部分に必要な分だけ貼ることができる。
この商品は突起の形状を選べるのでAmazonや楽天で確認してみて下さい。
フォームによって足が当たる範囲は結構違うからね。
クラシックタイプ、ネオクラシックタイプにおすすめの汎用品ニーグリップパッド
番外として昔から人気のクラシックタイプ、最近人気急上昇中のネオクラシックタイプのバイクにピッタリのニーグリップパッドを汎用品として紹介しておきます。
最初からニーグリップパッドがついてる車種もあるけどね
もともとはGB250用のニーグリップパッドですが、昔のカフェレーサーについていたようなデザインなので
うちの子はスポーツスポーツしてるデザインは似合わないんだよなぁ・・・
と思っている方にぴったりです。
ちまみに僕もこれを4枚貼っています。
おすすめの自作タイプのニーグリップパッド
自分でカットして使用するタイプのニーグリップパッドです。既製品の汎用品に比べて設置の自由度が高いのが魅力ですが、自分でカットしなければならないので設置は少々手間です。
しっかりライディングしたい方、自分のフォームにバッチリ合わせたい方にはおすすめです。
タンクの横にひっそりと貼って肘グリップを強化しようかと計画中です!
絶対に買ってはいけない自作タイプのニーグリップパッド
番外です。注意喚起のために解説しておきます。
こちらは最低の商品です。貼り付けてしばらくは良いのですが、ライダーのグリップに負けて次第にボロボロと取れてきます。取れてきたら全部外してしまえば良いのですが、粘着部分がしっかりとタンクに残るので剥がすのがものすごく大変です。
長年貼ってあったクラフトテープを剥がしたときに糊が残るようにタンクを汚します。最低の商品なので絶対に使わないようにしましょう。
スポンジタイプは糊とともにボロボロのスポンジが残るので使わないほうがいいです。マジで。
ニーグリップパッドは透明がおすすめ?
基本的にニーグリップタイプは装飾目的のカスタムではないので地味なデザインのものしかありません。
の2種類であることがほとんどです。
それぞれメリット・デメリットを解説するので検討の参考にして頂ければと思います。
記事後半でおしゃれな代用品は紹介するけどね!
透明(クリア)のニーグリップパッド
それぞれ解説します。
どんなタンクカラーにも違和感がない
透明なので多少白っぽくはなりますが、それほど違和感なく設置することができます。
時間とともに黄ばんでくる
紫外線の影響などで経年劣化が進み、時間の経過とともに黄ばんできます。黄ばんで来たら張り直しを検討しましょう。僕の経験ではおおむね2~4年くらいで張り直すイメージです。
貼り直しができない
ニーグリップを正しく行えるようになるととても強う力で減速Gに耐えられるようになります。その摩擦を一身に受け止めるニーグリップパッドは徐々に下の方にズレていきます。
最終的に剥がれ落ちることになります。黒いタイプのニーグリップパッドであれば強力な両面テープを使えば再び設置することができますが、透明なものは「両面テープが透けて見える」のでかなり見栄えが悪くなます。
ニーグリップの強さ、減速Gにもよりますが僕の経験では1~2年で張り直しが必要です。
透明ニーグリップパッドは恒久的に使えるものではなく、何年かごとに交換が必要なものと考えた方がいいですね。
黒(ブラック)のニーグリップパッド
それぞれ解説します。
黒以外のタンクでは目立つ
透明のものとは違い、黒いタンク以外の色のタンクではかなり目立ってしまいます。
相性がいい色だと逆にデザインが締まる
逆に赤や黄色など相性のいい色のタンクだとワンポイントになってバイクのデザインが締まったりすることもあります。特にクラシック系、ネオクラ系のバイクにはよく合います。
パッドの貼り直しができる
何年かに1度、パッドが剥がれてきたときに強力な両面テープで再設置することができます。
僕が使っているのは3Mの厚手のテープです。ニーグリップパッドの裏前面にテープを貼ることで少しでもズレにくくしています。
テープで貼り直せば長く使えます。
ニーグリップパッド自作方法
自作タイプのニーグリップパッド以外を使ってニーグリップパッドを自作する方法4つあります。
「ニーグリップ用」以外の素材を使って自作する方法を解説するよ!
ニーグリップパッドはとどのつまり「滑り止め」なので「ニーグリップパッド用のすべり止め」を使わなくても自作することは難しくありません。
それぞれ解説します。
ゴムシートでニーグリップパッドを自作する
ゴムシートを先ほども紹介した強力両面テープで貼っていく方法です。ゴムは厚みがあるのでより強いグリップ感が欲しい方にはおすすめです。
逆に厚みがあるので加工が少々面倒なのが欠点。色もほとんど黒なのでドレスアップ効果は低いです。Amazonで購入することもできますが、最寄りのホームセンターで厚みや必要な量を見てから購入した方がいいかもしれません。
ホームセンターには凸凹がついたものを売っていることもあるので是非探してみてください。
カットする作業以外はとても簡単です。
ポイントは「シートに両面テープを貼った状態で、2枚重ねてカットする」という部分です。
先に両面テープを貼ることで、シートの端までテープを貼れるから剝がれにくくなるよ
シールとかステッカーは端から剥がれていくからね。
2枚重ねてカットするのは左右対称に作る方だけの方法です。1回のカットで2枚できますし、左右同じ形に切り出すことができます。
シリコンシートでニーグリップパッドを自作する
ゴムシートよりも薄く、加工がしやすいのがシリコンシートです。薄いので色によっては両面テープが透けてしまうのが欠点。ある程度厚みがあるものを選んだ方がいいかもしれません。
色が選べるのも魅力です。カットの方法はゴムシートと同じです。
家具のすべり止めでニーグリップパッドを自作する
家具のすべり止めはニーグリップパッドとしてかなり気軽に代用できます。加工の手間も両面テープも必要としないので効果のお試しとして気軽に貼るには最適です。
小さいものが多いので他のニーグリップパッドを貼ったときに足りない部分を補完するという使い方もできます。
デッキパッドを流用してニーグリップパッドを自作する
見た目のカスタムとしては成立しにくいニーグリップパッドですが、サーフボードやスノーボードの上に貼る滑り止め「デッキパッド」を使うと一気に「シャレの効いた見た目カスタム」にすることができます。
デザイン性が高いものが豊富なので是非上のリンクから探してみてください。
おしゃれ番長のあたしにはこれはありがてーわ!
ニーグリップパッドを100均で代用
自作をすればかなり安くニーグリップパッドを導入できますが、せっかくなので100均のもので代用する方法もまとめておきます。
それぞれ解説します。参考までにAmazonで販売している類似品のリンクも張っておきます。100円ちょっとであれば、差額は100均までのガソリン代だと思ってAmazonで買ってもいいかと思います。
シリコンのラップ
ラップなので両面テープなどを使わずに貼り付けることができます。
半透明なのでテープ不要はかなりいいですね。耐久性は低いですが、100円なの黃ばもうが飛んでいこうがお構いなしです。
ロングツーリング中になくなると悲しいので街乗りメインの方におすすめ。
カー用品売り場にある滑り止めシート
車のダッシュボードに貼り付けて小銭やスマホをおいておく例のアレです。
カーボン調もあるのでレーシーは雰囲気にすることができます。取り付けにテープは必要ですが耐久性は高いのでとにかく安くニーグリップパッドを試してみたい方におすすめ。
靴底滑り止め
ピンポイントで貼ることができるのが靴底用の滑り止めです。靴底の使用に耐えられる粘着シールがついているので比較的耐久性は高いです。
すでにニーグリップパッドを使っているけれど、もう少しだけグリップできる範囲を広げたい方にもおすすめ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ニーグリップパッドパッドについて網羅的に解説しました。
というすごい効果があるニーグリップパッドパッド、その効果に半信半疑の方は100円からお試しができますよという記事でした。
ちょっとしたことでツーリングが楽になったり、ライディングが楽しくなったりするのがバイクの奥深さかなと思います。
この記事をきっかけにあなたのバイクライフが楽に、楽しくなったのであれば嬉しく思います。
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