
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。この記事では、
ということについて解説していきます。
バイクのお守り?ガーディアンベルとは?効果や由来

- Qガーディンベルって何?発祥は?由来は?
- A
ガーディアンベルはアメリカ発祥の魔除け、お守りの鈴。守護者や監視者を意味するガーディアン(guardian)に由来していて、バイク乗りをグレムリンから守ってくれると言われています。
ガーディアンベル(守護者の鈴)はアメリカ発祥の魔除けの鈴。どんな「魔」から守っているかというとグレムリンという妖精。そのためガーディアンベルはグレムリンベルと呼ばれることもあります。
グレムリンは元々、人に発明のヒントを与えたり職人たちの手引をする良い妖精でしたが、人々がグレムリンに対する感謝の気持ちや尊敬の気持ちを忘れてしまったので人間が嫌いになり悪戯をするようになったそう。
元々山で暮らしていたグレムリンが飛行機に興味をもち、飛行機に乗り移って悪戯をするようになったと言われていて、第一次世界大戦のイギリス空軍では原因不明の機体のトラブルをグレムリンが原因だと考えたことから、機械やコンピューターに原因不明の異常が発生することを「グレムリン効果」と呼ぶようになりました。
昔のハーレーは故障が多く、国土が広いアメリカでの故障はかなり辛いものだったのでイギリスからの移民であるアメリカのバイク乗り(主にハーレー乗り)がバイクの原因不明の故障や事故から身を守るためにグレムリン避けの鈴を付け始めたのがガーディアンベルの発祥と言われています。
プレゼントすることで効果が上がるガーディアンベル
ガーディアンベルは自分で用意するよりも他人にプレゼントしてもらった方が魔除けの効果が高いとされています。
これは感謝の気持ちを人間が忘れてしまったことでグレムリンが悪戯をするようになったことと関係しているのかもしれません。他人に対して感謝の気持や尊敬の気持ちを持っていればグレムリンは近づいてこないのかもしれませんね。
ハーレー以外につけても変じゃない??


ガーディアンベルはバイク乗りのマストアイテム!プレゼントにも最適!
と言う方もいますが、
- イギリス発祥のグレムリン対策
- アメリカのハーレー乗りの文化
という背景を考えると、
というバイクとは親和性が高いですが、これ以外のバイクには正直似合わないと思います。
僕は散々バイクに乗ってきましたが、正直ハーレーとアメリカンタイプ以外の方でガーディアンベルをつけている方は見たことがないです。広い意味では交通安全のお守りなので、気に入ってご自分でつける分には全く問題ないですが、プレゼントする際は注意して下さい。

日本のバイクにガーディアンベルをつけると、アメリカのハーレー乗りがピンポイントで天狗避けのお守りを飾ってる感じになるよ。

「なんで天狗避け!?」ってなりそうね…

日本にグレムリンはいねーからな。イギリスとかアメリカから来たバイクとかその流れを汲むバイクには取り憑いているかもしれないけど。

謎の日本語Tシャツ来ている外国人みたいな感じかの。雰囲気が気に入ったら問題ないのじゃ!
ガーディアンベルはうるさい?
- Qガーディンベルはうるさい?
- A
乗車中は聞こえません。小さな音なので停車中も気にならない程度。うるさくはありません。
ガーディアンベルをつけてみたいけどうるさいのは嫌…という方は心配する必要はありません。ガーディアンベルは比較的静かな鈴なので、乗車中は全く聞こえません。屋外保管で風揺れらて音がどうしてみ気になるときは中の玉をテープで貼れば音がしなくなります。
ガーディアンベルのつけ方・取り付け方法
- Qガーディアンベルのつけ方は?取付方法は?
- A
車体の低い位置につけたほうがグレムリンを落としやすいので魔除けの効果は高い。バイクの左側につけるとバイク事故で亡くなった仲間を偲ぶ意味になる。
ガーディアンベルを地面の近くにつけた方がグレムリンを振り落としやすくなると言われているので、
などに取り付けるのが一般的。魔除けの意味以外にも、
など、車体の左側につけるとバイク事故で亡くなった仲間への追悼の意味になったりします。こちらは世界規模のバイクイベント・スタージモーターサイクルラリーの原型となったレースの参加証として配られていた小さなベルをライダーがバイクに付け始めたことから発生した文化。
ということは知っておいたほうがいいかもしれませんね。
他にもバッグにつけたりキーホルダーとして使う方も多いようです。ガーディアンベルをキーにつけたまま走行するとバイクを傷つけたり故障の原因になることがあるので走行中はキーリリースなどを使用して外しておくことをおすすめします。詳しくはこちらの記事で解説しています。
取り付け方法
取り付けは難しいことを考えず、ちょっとしたスキマを見つけてつけたいところにつければ良いです。
ボルトを共締めするガーディアンベル専用のステーを使えばきれいに、より地面の近くに取り付けられますし、面倒であればタイラップでつけることもできます。
タイラップは紫外線で劣化するので定期的につけ直したほうがよいでしょう。

ステーが目立たないように車体の色に塗ったほうがいいぞ!

仮にガーディアンベルが落ちてしまっても「身代わりになってくれた!」って考えよう!バイク乗りは常にポジティブ!

地面に近く、熱くならないステップの根本やフレームにタイラップでつけるのが一番楽だとは思います!
意味がわかるよより楽しい!おすすめのガーディアンベル!
バイクに取り付けるのにおすすめのガーディアンベルをいくつか紹介します。せっかくつけるのでそれぞれの意味も深掘りして載せていきます。意味を知るとガーディアンベル、バイクライフがより深く楽しめるようになります。あなたにぴったりのベルを見つけて下さい。
Biker Betty バイカーベティ
ベティとはアメリカの若者の間で使われているスラング。「魅力的な女性」を意味しています。バイカーベティは「魅力的なバイク女子」という意味になるのでバイク女子におすすめ。もしくは魅力的な女性を探して走っているロマンチストなメンズにも。
Biker Betty V-Twin Bell バイカーベティ
魅力的なバイク女子がハーレーに跨っている姿をモチーフにしています。ハーレー女子専用ガーディアンベル。ハーレー女子へのプレゼントにもいいですね。
Celtic Cross Bell ケルト十字
ケルト十字はキリスト教がアイルランドで布教するときにケルト信仰をキリスト教を融和させた十字架は広い範囲の宗教的解釈と合致。愛と原始の生命力をもたらすとされているパワフルな十字架。
プレーン
装飾が一切ない珍しいガーディアンベル。まっさらでシンプルなデザインは自分の意思を介入させやすく、シンプルな中に逆に強い意志を感じることができます。
Praying Hands
神に祈りを捧げる”祈る手”は家族や恋人への愛の誓い、試練に打ち勝つなどの意味があると言われています。恋人に送るプレゼントとしても良いかもしれません。
Chopper Motorcycle
宗教的な意味合いはありませんが、ハーレーやバイク自体が宗教だと解釈すると、このガーディアンベルは「チョッパー教」の信者であることを意味しているでしょう。
Flame
炎をモチーフにしたガーディアンベル。炎には輝き・情熱・燃え上がる愛などの意味があり、情熱的なバイク乗りにぴったりでしょう。
Fleur De Lis フルール・ド・リス
アヤメの花をモチーフにしたデザインは政治的、王権的、芸術的な意味合いを持ちます。荒々しいハーレーとは相対するようなアカデミックなハーレー乗りとマッチしそう。
Holy Cross 聖十字架
キリストの磔刑に使われた聖遺物の十字架をモチーフにしたガーディアンベル。キリスト磔刑の後は人類救済の犠牲・苦難や死、地獄に対する勝利の象徴になりました。苦難を乗り越えて成功したバイク乗りやこれから苦難に立ち向かおうとしているバイク乗りに似合うかもしれません。
Live To Ride/Ride To Live
”走るために生き、生きるために走る”というバイクやハーレーの魅力を語るときに用いられる言葉。完全にバイク中毒な方におすすめのメッセージ。
Skull Crusher
一般的に死を連想させるドクロですが、転じて”死を自覚して今を一生懸命生きろ”という意味もあります。バイクの危険性を十分理解して楽しんでいるベテランライダーにこそおすすめできるベル。
Route 66
シカゴとサンタモニカを結んでいた3,755kmにも及ぶアメリカの旧国道。アメリカのカルチャーには欠かせない象徴的な道路。ルート66ツーリングを行った友人は「ルート66はまっすぐでまじで寝られる」といっていました。
Sugar Skull
シュガースカルはメキシコで死者の霊を慰めるお祭り(復活祭)に使われる骸骨をモチーフにした砂糖菓子のドクロ。自由や再生などポジティブな意味合いをもつスカル。
Virgin Mary 聖母マリア
1531年12月、メキシコ・シティ郊外のテペヤックに顕現した聖母マリアをモチーフにしたベル。この権限はカトリック教会も公認している24の顕現の1つ。メキシコのみならずアメリカ大陸の保護者とされているのでハーレーのガーディアンベルとしてはメジャー。
Tree Frog アマガエル
アマガエルは世界各地で豊作や雨を降らす神の使いであったり、一度にたくさんの卵を産むので、子孫繁栄の象徴とされています。日本でも「無事カエル」「お金がカエル」ということで、縁起のいい生き物とされていますね。ツーリングでご家族に心配されている方にはいいかもしれませんね。
Kokopelli ココペリ
アメリカ西部の古代インディアン・ポピ族の遺跡に描かれている神や精霊の1柱。笛を吹くことで五穀豊穣・子孫繁栄などをもたらします。インディアンのモチーフなのでハーレーにつけるよりも元祖アメリカンバイクのインディアンにつけるのが良いでしょう。
月に吠える狼
狼はインディアンにとって神聖な生き物。戦士や誠実さ、忍耐力の象徴とされています。また、狼はリーダーシップを象徴する動物でもあるのでツーリングクラブのリーダーがつけるのもいいかもしれませんね。
Lotus 蓮(ロータス)
「清らかな心」「純粋」「神聖」「沈着」「雄弁」「解放」「再生」のシンボルが蓮。自分のペースを守って走る…という決意表明で初心者の方がつけるのもいいかもしれません。また、蓮には「ロータス効果」という撥水システムがあるので「雨の日もバンバン走るよ」という意思を表すのもいいかもしれませんね。
Never Drive Faster Than Your Guardian Angel Can Fly
”天使が飛ぶよりも速く運転してはいけません。スピード注意”という意味の文字が掘ってあります。トラックのモチーフを合わせて解釈すると普段運送業を生業としている方が”趣味バイクで速度違反で捕まったらおまんまの食い上げだよ!気をつけて!”という感じでしょうか。職業ドライバー・趣味ライダーの方におすすめ。
Saint Columbanus 聖者コルンバヌス
聖者コルンバヌスはヨーロッパ中を歩き回っていて、道への愛情が深い聖者だったそうです。そんな関係でカトリック教会ではバイクの守護聖人とされているのでどんなバイクも守ってくれるガーディアンベルと言えるでしょう。
Hams Hamesh ハムサの手
ハムサとは主に中東マグリブ地方で使われるお守り。青い目の人間は邪視をもつと言われており、無意識に呪いをかける力があるとされていますが、邪視から人々を守るがのがハムサの手。邪視には妬みや悪意や呪いが含まれているので広い意味のお守りとしてつけることができます。妬まれることがあるかもしれない高級なバイクに乗っているライダーにおすすめ。
Wild Boar=HOG イノシシWild Boar=HOG イノシシ
1920年代、ダートのオーバルコースで行われていたレースでの常連場ハーレー・ダビッドソンとインディアン・モーターサイクルでした。ライバル同士の戦いは常にインディアンが一歩リードという感じ。ある日ハーレーのライダーがペットの子豚を連れてきたところインディアンに勝つことができたということがありました。それからゲン担ぎでハーレーのチームメイトは子豚をレースに連れてくるようになったそう。
それから人々はハーレーチームのメンバーを「HOG BOYS」と呼ぶようになりました。
現在でもアメリカのハーレー乗りたちは自分のハーレーのことをHOG(豚)と呼んで愛しています。世界に唯一だけのハーレダビッドソンが運営するH.O.G.(HARLEY OWNERS GROUP)は豚の意味も込められているのでしょう。
ということでそんな意味が込めてある力強い野生の豚…イノシシモチーフのガーディアンベルはハーレーに造形が深いことを示しています。
【ガーディアンベル USA】MADE IN USA FAIRY 妖精
「夢を叶える」や「人生を良い方向へ変える」と言った幸運を手に入れると言った意味。英語のフェアリー(Fairy)と言う単語は、ラテン語の「Fata」が元となっていてラテン語の「Fata」とは日本語で「運命」を表す為、生きる中で起こる様々な「運命」を象徴するとも言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ガーディアンベル(バイカーズベル/グレムリンベル)について網羅的に解説しました。
という内容の記事でした。
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