okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は、
- バイクについた花粉汚れって放っていてもいいの?
- 花粉汚れがシミになった…どうすればいい?
という方ではないでしょうか。この記事では、
ということについて解説していきます。
- Qバイクの花粉汚れはどうやって落とす?
- A
花粉がつく度に洗車をしていると面倒なので、ブロアーで飛ばすか、毛ばたきではらうかのどちらかがおすすめ!吹いたりすると黄砂が混じっていた時に傷が入ってしまうかもしれません。
- Q花粉がシミになった…
- A
シミの原因ペクチンは50℃~80℃の熱で分解するので、50℃程度のお湯で拭いてあげるのがおすすめ。
バイクの花粉汚れってどんなもの?
さぁ洗車しますか!
— A-nana (@Anana207) March 6, 2022
まずは下準備を。革系バイクはこれがひと手間。
濡らしたくないレザーパーツは外す。
脱着に手間のかかるパーツはマスキング。
昨日の潮と花粉で汚れMAXですね🥶 pic.twitter.com/GqCfscviO0
車を所有した経験がなく、初めてのバイクで春を迎えた人は、
え?大切なバイクが黄色がかってるんだけど…
と花粉汚れにギョッとすることがあります。車やバイクに乗っていないと、花粉症の方でも花粉の存在を視認しづらいですが、大切なバイクについている花粉には気づいてしまいます。
花粉は車やバイクを汚してしまうのです。それが車やバイクの花粉汚れ。
花粉が付いたくらいだと対処は簡単ですが、水分を含んでベタベタしてくるとシミの原因にもなるのでちょっと厄介な存在なんです。
注意すべき花粉の時期
引用元:アレジオン
バイクの花粉汚れが特に気になるのはスギ花粉とヒノキ花粉の時期。特に飛散量が多くなる2月~5月になります。
スギ花粉
花粉の親玉みたいなものです。飛散量も最大クラス。
春の花粉で10月~5月にかけて飛散しますが、猛威を振るうのは2月後半から4月前半。
ちょうどバイクシーズンが始まる頃に大量飛散。バイク乗りの出鼻を挫く最悪の花粉。
ヒノキ花粉
こちらも飛散量は最大クラス。
春の花粉で2月~5月にかけて飛散しますが、猛威を振るうのは3月後半から4月後半。
20度を超える日も出てきてウキウキしているときに猛威を振るう最悪の花粉。
中途半端に雨が降った日は特に注意
という日に花粉の飛散量は多くなりますが、もっとも厄介な花粉汚れが着くのは中途半端に雨が降った時。
本降りになればある程度雨が花粉を洗い流してくれますが、雨が中途半端だと、洗い流される前に花粉が大量に付着し、かつ、花粉が水分を含んでしまうと、ペクチンという成分を分泌し、ベタベタしてきます。
ペクチンを放置しておくと、バイクの塗料と結合してシミを作ってしまい、更に放置するとこれが広がってバイクの腐食につながることもあるので特に注意したいです。
ペクチンの除去方法は記事後半で解説しています。
花粉と黄砂との違い、見分け方
花粉とほぼ同じ時期に黄砂も飛散します。
黄砂は花粉と違って硬いものなので、花粉だと思って拭き取ろうとすると細かい傷をつけてしまったりするので注意が必要。
花粉は軽いので息を吹きかけただけで舞い上がっていき、黄砂は指で触ると固くざらついているのがわかります。
バイクの花粉汚れ予防方法
バイクの花粉汚れを防止する方法を簡単に紹介します。
最低でもバイクカバーをかけてバイクを露出させない
花粉が飛散する時期(時期に関わらず必要ですが)はバイクをガレージやバイクシェルター、最低でもバイクカバーをして雨ざらし、野ざらし、花粉ざらしにしないようにしましょう。
花粉の時期前にワックスをかけておく
花粉はツルツルしたものが苦手なので、花粉の時期に入る前にバイクにワックスをかけておくと花粉の付着が減ります。プレクサスなどのスプレータイプが使いやすいのでおすすめ。
バイクに花粉が付いてしまったときの洗い方
花粉が付いてしまったときの洗い方、落とし方について簡単に紹介します。
虫取りシート
虫汚れや鳥の糞を拭き取ることに特化している洗車シートはタンパク質を除去することに特化しています。花粉にもタンパク質が含まれているので、普通の洗車シートよりも効果的に花粉を除去することができます。
ただし、汚れの原因が花粉ではなく黄砂だった場合、車体に細かい傷が付いてしまうことがあるので、「確実にこれは花粉だ。ここに黄砂はない」という場合にのみ使用したほうが良いでしょう。
高圧洗浄
高圧洗浄機で高圧の水をバイクにかければ花粉は一気に流すことができます。
ただし、バイクに高圧洗浄機を使うと思わぬ故障をもたらしたり、バイクの寿命を短くする原因になってしまうことがあります。
多くのベテランライダー(オフロードバイク以外)は高圧洗浄機は使いません。僕自身高圧洗浄機は絶対に使わない人なので強くおすすめはしません。
洗車
花粉汚れを落とすスタンダードな方法はシャンプーを使った洗車をすることですが、花粉の時期はバイクに乗るたびに花粉にさらされ、汚れていくので、バイクに乗るたびに洗車をする…というのはあまり現実的な方法ではありません。
水で流してから拭き上げる
洗車よりもハードルが低いのが「水をかけて拭く」という単純な作業。外水道などの環境が自宅に整っている方であればこの方法が良いのかもしれません。
水拭きでも良いような気がしてきますが、水拭きだけだと水分を含んだ花粉がバイクに残る可能性があります。重要なのは洗い流すという部分。水拭きだけで終わるのはNGです。
ブロアで飛ばす
濡れる前の花粉は軽いので、ブロアの風で吹き飛ばすことができます。黄砂が混じっていても車体を傷つけることなく花粉を除去できるブロアはおすすめの方法。
毛ばたき
昔のタクシー運転者さんなどが車のボティのホコリ落としのために使ってた毛ばたき。これは花粉と黄砂に対してかなり有効。
拭くのではなく、優しく撫でる感じなので黄砂があっても傷がつきにくく、水を使う方法よりも遥かに簡単。
ブロアよりも広範囲を一気にはたけるので短い時間で作業を終わらせることができます。
車に使う毛ばたきよりもバイクの細かい部分に使えるように仏具用など小さなものが一本あると重宝します。
バイクの埃を払うために購入しました。カバーを掛ける前に、毎回この毛はたきで埃を払っておけば洗車の手間も減ります。またコンパクトサイズなので、サスペンションやケーブル類の入り組んだ箇所にもリーチしやすいですが、あと3割ほど毛にボリュームがあれば更に使い勝手が向上するはずです。使用して3ヶ月ほど経ちますが毛が抜け落ちることもなく概ね満足しています。
引用元:Amazon
バイクに花粉汚れのシミがついたら?
花粉のシミの原因ペクチンは50℃~80℃の熱で分解します。
この温度まで温めて吹けばシミは消えます。
ドライヤーなどを当てると何℃かわかりませんし、あまり温めると塗装面に悪影響。
おすすめの方法はお湯を使った方法。
お湯の温度が高い方が効果的ですが、80℃くらいだと熱くて触れないだけでなく、樹脂パーツを変色させる可能性もあります。
ここは平和に50℃くらいのお湯でお湯拭きしておきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクの花粉汚れについて網羅的に解説しました。
という記事でした。
この記事があなたのバイクが黄色っぽくなって毎度イラッとするストレスを少しでも減らせたのであれば嬉しく思います。
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