この記事はバイクを趣味として捉えられている方向けの内容です。移動手段として捉えている方は意味がわからないと思うので読む必要はありません。
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということがわかります。
ツーリングを3つの区間に分けてみる
ツーリングは大きく3つの区間に分けられると考えます。
です。
それぞれ解説します。
①自宅からツーリングルートまでの区間(行き)
走っていて楽しいツーリングルートに向かっている時間です。多くのバイク乗りにとって「行きの高速道路を降りるまで」かなと思います。まだツーリング本番ではなく、単に「ツーリングに向かう移動時間」です。
高速道路は走っていて楽しい道じゃないもんね
時間をお金で買うところだもんね
ツーリング先によっては高速道路ではなく単に国道の場合もあります。どこでもドアがあればドアを通りたい区間です。
②ツーリングルート区間
高速道路を降りたあたりから「いよいよツーリング」という感じがしてきます。見知らぬ土地の空気を吸いながら見知らぬ土地を走り、非日常を楽しむ区間で、ツーリングの醍醐味の区間です。
③ツーリングルートから自宅までの区間(帰り)
ツーリングルートを走り終え、帰りの高速道路に乗って帰宅するまでの区間です。ただつまらなく高速道路をまっすぐひた走るだけです。
どこでもドアがあればドアを通りたい区間。
ツーリングの行きと帰りは「つまらない移動」。移動に挟まれた「ツーリング区間」が「走っていて楽しいバイク趣味の区間」。
あくまでも僕の考えですよ。高速道路のSAで仲間と駄弁るのが一番楽しいという方もいると思いますよ。
「それバイクに乗らなくてもできるじゃん」ってやつね
宿泊ロングツーリングは「楽しい区間」が倍以上になる
話は変わって・・・。
- 今あなたが走りたいルートがAルート、Bルート、Cルートの3ルートあったとします。
- どのルートも行きの区間が200km、ツーリング区間が100km、帰りの区間が200kmあるとします。
- どのルートも同じ方面のルートだとします。(伊豆半島の外周を周る、伊豆半島の真ん中を走る、伊豆スカイラインを楽しむなど)
この場合、全てのルートを3回に分けた日帰りツーリングで行くと日帰りツーリングを3回することになるので
という感じになります。まぁ普通の日帰りツーリングです。当然「ツーリング区間」は3つです。
これを2泊3日の宿泊ツーリングにした場合、
お分かりいただけますでしょうか。
「ツーリング区間」が7区間に増えています。2日目に関しては丸一日
です。
宿泊ツーリング2日目は「満腹、胃もたれにならない状態で極上のケーキを食べ続け、気づいたら夜になっていた」という感じになります。
ずっと楽しい状態が続くっていう例えだよ・・・
宿泊ロングツーリングは走行距離が半分以下に減る
次は走行距離に注目してみましょう。
日帰りツーリングを3回行った場合は500kmツーリングを3回繰り返すので合計の走行距離は1500kmになります。
2泊3日のツーリングにした場合、「ツーリング区間」は増えましたが、あくまでもA、B、Cのルートだけを走ることとした場合、
走行距離は日帰りツーリングをしたときの半分以下の700kmになります。バイクを1km動かすにはガソリンやタイヤの消耗などメンテナンス代も含めて34.37円かかるので24059円も節約できています。
あくまでも日帰りの場合と同じルートだけ走ったときの場合だよ
実際は違うルートを走りに行ったりするんだけどね。
宿泊ロングツーリングは走行時間が半分程度に減る
次に走行時間を考えてみましょう。
500kmツーリングだとだいたい朝の5時に出発して夜の20時くらいに帰宅するボリューム感ですので、行きと帰りをそれぞれ3時間ずつ、ツーリングの楽しい時間も3時間と考えます。
日帰りツーリングの場合は
1日9時間を3回なので27時間走ります。
2泊3日の宿泊ツーリングにした場合、
半分近くの15時間に抑えることができます。
かなり時間に余裕のあるツーリングを行うことができます。
東京都の最低賃金くらいで計算しても12000円です。
なんかわかりやすいかなと思って・・・
宿泊ロングツーリングはツーリング代が8000円安くなる
最後に費用面を見てみましょう。
日帰りと宿泊で変わってくる費用は「高速料金」と「宿泊代」です。
高速道路の料金は
(150円+距離×1kmあたりの料金)×1.1(消費税)
引用元:https://highwaypost.c-nexco.co.jp/faq/toll/findout/23.html
という計算式で求められます。1kmあたりの料金は区間によって若干の差はありますが、軽自動車等(二輪車もこれ)の場合19.68円(大都市近郊区間と関越の一部以外)なので200km走ったときの高速料金の目安は4494.6円。
面倒くさいので4500円とすると
合計27000円の高速料金がかかります。
2泊3日のツーリングをした場合だと宿泊代が増えますが、高速道路を走る機会は減ります。
安いビジネスホテルに宿泊したとして1泊5000円の宿泊代がかかったとします。すると、
宿泊代、高速代を併せて19000円しかかかりません。
日帰りと宿泊ロングツーリングの数字で表される差
ここまでの内容をまとめると
趣味本番区間 | 走行距離 | 走行時間 | ツーリング代 | |
日帰り | 3区間 | 1500km | 27時間 | 27000円 |
宿泊 | 7区間 | 700km | 15時間 | 19000円 |
宿泊-日帰り | +4区間 | -800km (-24059円) | -12時間 (-12000円) | -8000円 |
節約パーセンテージ | 233% | 53% | 44% | 29% |
めちゃくちゃお得ですね・・・。
日帰りと宿泊ロングツーリングの数字で表せない差
費用よりも注目すべきは「節約している距離や時間、費用の質」についてです。
節約している距離、時間、費用はすべて「行き」と「帰り」の「つまらない区間」なんです。
すごーい!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という記事でした。
経済的な理由で奥様から宿泊ツーリングのお許しがでない旦那様ライダーの方は
泊まりの方が44,059円節約できるんだぞ!家計に優しいんだぞ!
と意味不明の供述をしてみてください。
お仕事しながら、ブログで稼ぎながら連泊ツーリングをする方はパソコンの運搬方法の記事を読んでみてください。
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