バイクは夜間ハイビームが原則だがハイビームなんてほとんど使わない | okomoto

スマホを壊す前に
スマホホルダーからの落下、後続車踏まれたり、不意の雨での水没、休憩中にうっかり忘れて盗難被害…。バイクに乗り始めるとスマホのトラブルリスクが高くなります。

  • スマホ以外にもノートパソコン、タブレット、カメラ、ゲーム機、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなど最大5台補償
  • 画面破壊・故障はもちろん盗難や紛失も補償
  • 家族の端末も補償可能
  • 補償回数制限無し(10万円/年まで)
  • 550円/月~

という補償サービスに加入しておくと安心してバイクライフを楽しむことができます。っていうか某キャリアの補償サービスより安くて手厚い…。後悔してからでは遅いですよ。あらゆる可能性を潰して安心安全に向かってこそのバイク乗り。

自分にAmazonギフトカードを送ってお得に買物
Amazonギフトカードを自分に送ることでポイントが貰えるって知っていましたか?プライム会員なら最大2.5%のポイントがもらえます。どうせ使うものだから先にチャージしてお得に利用しましょう!詳しくは下のバナーから!


まだプライム会員になっていない方は下のリンクからどうぞ。

Amazonプライム会員登録はこちら!

プレゼント用のAmazonギフトカードはこちらから

貰って嬉しいプレゼント第1位「現金」。現金だと生々しいからプレゼントはAmazonギフトカードで。全Amazon商品に使えるのでカタログギフトよりも圧倒的に在庫が多いです。

アマギフ使い分け

  • ちょっとしたお礼は15円分から送れるEメールタイプ
  • コロナ禍でのお年玉などには5000円分からのボックスタイプ

的な使い方をしています。
普通にショッピングをする感覚で送り先に相手のメールアドレスを入れればOK。
一度自分宛に購入してギフトコードを発行すればLINEやSNSのDMからギフトコードを伝えることでプレゼント可能。プレゼント選びの時短にもなってお互い嬉しいAmazonギフトカードこちらからあの人に送れます。

バイク三郎
バイク三郎

役に立つ記事があったらオコモトにもアマギフ送ってやってね

ハイニック

バイクは夜間ハイビームが原則だがハイビームなんてほとんど使わない

バイクは夜間ハイビームが原則だがハイビームなんてほとんど使わない 公道の走り方
オコモト
オコモト

okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!

この記事は後半に進むに従って乱暴な表現を使っています。特に平成29年3月12日(日)施行の道路交通法改正に関わった方は読まないでください。

オコモト
オコモト

いや、特に読んでほしいですね。その方には。

この記事にたどり着いた方は

こんな方向けの記事です。
  • バイクは夜間ハイビームが原則と聞いて驚いているベテラン
  • バイク初心者だがちゃんと常時ハイビームで走っている


という方ではないでしょうか。

先にこの記事の結論を書くと

この記事の結論

「バイクはハイビームが原則」とは言うけれど、実際に道路交通法をみてみると

バイクがハイビームにする局面
  • 対向車がいない
  • 先行車がいない
  • 市街地ではない

というまぁまぁのレアケースでしかハイビームにはしてはいけないことになっている。
わざわざ「原則」に法改正した人間は


という感じになります。


僕の場合夜間バイクで走行することはほとんどありませんし、するとしても市街地がほとんどなので基本的にロービーム、先行車や対向車がいない場合で、かつ街灯が少なくて視界が悪いときはハイビームで運転をしていました。

あるとき

僕にとって衝撃のニュース

車の運転手がバイクの運転手を殴って逮捕されました。男は「ハイビームで照らし続けられて頭にきた」と言っているもよう。なお、警察によるとバイクの夜間走行はハイビームが原則とのことです。

的なニュースをテレビで目にしました。

このニュースは僕にとって大きな衝撃でした。

(多分このニュースです。)

少し前にバイクの夜間走行はハイビームが原則になり、対向車や先行車がいるときはロービームにしなければならないという風に法改正されたことはうっすら知っていましたが、このニュースを目にして

オコモト
オコモト

先行車がいてもハイビームにしろってこと???そんなん眩しくて危なくてしょうがないじゃん!!!


と戦慄したことを思い出したので深堀りした内容を記事にします。

この記事は

この記事でわかること
  • バイクの夜間走行はハイビームが原則という根拠
  • 原則ハイビームだが、対向車や先行車がいるときはロービームにしなければならない根拠
  • 実際はバイクでハイビームにする局面なんてほとんどない
  • 日本の立法府は無能なの?ハイビームが原則になった理由

ということについて解説していきます。

バイクの夜間走行はハイビームが原則という根拠

バイクの夜間走行はハイビームが原則という根拠

平成29年3月12日(日)の改正道路交通法の施行に併せて、「交通の方法に関する教則」の一部改正が施行されました。

改正前は

対向車とすれ違うときは、前照灯を減光するか、下向きに切り替えなければなりません。ほかの車の直後を通行しているときも同じです。

引用元:https://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kouki/kouki20161101.pdf

という記載でしたが、改正後は

前照灯は、交通量所多い市街地などを通行しているときを除き、上向きにして、歩行者などを少しでも早く発見するようにしましょう。

引用元:https://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kouki/kouki20161101.pdf

という表現に変更されました。


ハイビームにしていないと無灯火違反として違反点数1点、反則金6000円になる可能性もあるそうです。

昔乗ってたの
昔乗ってたの

ちなみにこのときの改正は「準中型」という謎免許が誕生した改正と一緒じゃよ。

原則ハイビームだが、対向車や先行車がいるときはロービームにしなければならない根拠

原則ハイビームだが、対向車や先行車がいるときはロービームにしなければならない根拠


先述の記載の直後に

ただし、対向車と行き違うときや、ほかの車の直後を通行しているときは、前照灯を減光するか、下向きに切り替えなければなりません。

引用元:https://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kouki/kouki20161101.pdf

と記載されています。

対向車や先行車がいるときにロービームに切り替えないと、先程と同じく無灯火違反として違反点数1点、反則金6000円になる可能性もあるそうです。

バイクは夜間ハイビームが原則の法改正のまとめ

法改正のまとめ


法改正をまとめると

改正前

対向車、先行車がいるとき、市街地ではロービーム。それ以外の場面については指定なし。

改正後

対向車、先行車がいるとき、市街地ではロービーム。それ以外の場面ではハイビーム。


という感じになります。改正前は「どっちでもいいよ。特に決めてないよ」というものを「ハイビームじゃなきゃダメだよ」としたということですね。

これが「バイクは夜間走行はハイビームが原則」ということになっているようです。


つまり、ニュースで言っていた「警察によるとバイクの夜間走行はハイビームが原則とのことです。」というのはとても伝え方が悪く、「原則ハイビームだから煽り運転にはなりません」や「先行車がいてもハイビームが正しいです。」というニュアンスになってしまっています。

「バイクの夜間走行はハイビームが原則ですが先行車や対向車がいるときは下向きにしなければならないとのことです。」と伝えていれば僕は戦慄しなくて済んだのですが・・・。

実際はバイクでハイビームにする局面なんてほとんどない

実際はバイクでハイビームにする局面なんてほとんどない


日中に行うようなツーリング、山道を走るようなツーリングを夜に行う方はハイビームを意識しなければいけませんが、僕の様に

夜にハイビームなんてしない理由
  • 夜ツーリングは動物が飛び出してくるから絶対に行かない
  • 夜暗い山道を走ることになったら車の後ろをついていく(大きなヘッドライトで道を照らしてもらう)


という方はハイビームにする局面はないと思います。

市街地では街灯や他の車のヘッドライトで明るいですし、そもそもそういう場所ではハイビームにしてはいけませんからね。

日本の立法府は無能なの?ハイビームが原則になった理由

日本の立法府は無能なの?ハイビームが原則になった理由


ハイビームは対向車や先行車の運転の邪魔になるだけではなく、トラブルの原因になってしまうものです。

道路交通法に照らし合わせなくても、昔からドライバーやライダーは「対向車、先行車がいたら迷惑になるからロービーム。それらがいなくて周りが暗かったらハイビーム」という使い分けを当たり前に行っていたわけですが、なぜわざわざハイビームを原則にしたのかという疑問を持った人も多いと思います。

理由は単純で「ロービームのときの交通事故が多かったから」です。



その根拠になっているデータが下の引用画像です。横断中の歩行者と車の事故のときに、その車がハイビームだったかロービームだったかの件数をまとめたものなのですが・・・

ハイビームとロービームの事故件数の比較

引用元:https://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kouki/kouki20161101.pdf


夜間走行の事故の内、95.5%がロービームなわけですが、これを見てどう思いますか?

ライター
ライター

圧倒的にロービームの事故件数が多いじゃないか!ロービームだと危険なんだ!夜間は原則ハイビームで走ろう!!


と思います??

僕は

オコモト
オコモト

なんだよこれ・・・何の根拠にもなってねーじゃん・・・まじ?


とドン引きしました。



そもそも、ハイビームで走っている車って圧倒的に少ないんですよ。

「市街地ではない道を対向車のいない状態で車列の先頭にいる」という条件が揃わないとハイビームにしないんです。

ですので事故を起こした車両がハイビームだった場合、そんなまぁまぁのレアケースの状態だったということです。件数が少ないに決まってますよね。

ある瞬間の日本中の車両のヘッドライトを観測できる装置があって、ロービームとハイビームの使用率を知ることができるとします。

そこから「ロービームの使用率は何%、ハイビームの使用率は何%。そのうち事故を起こしているのはロービームで何%、ハイビームで何%」ということがわかればロービームとハイビームのどちらが危険はわかると思います。

上の画像はそんなことは一切無視して「件数」を出しているだけ。こんなもの「ハイローどっちが事故率が高いでしょうか」ということのなんの根拠にもなっていませんよね。


もっと言うと、

この際だから書かせて!
  • ロービームを使っている市街地での事故の95.4%はロービーム状態
  • まぁまぁの条件を満たしたときにハイビームにする非市街地での事故の95.7%がロービーム状態


です。その差はわずかに0.3%ですよ。これって「事故原因にハイかローは関係ない」って言っているようなものですよ。

ライター
ライター

バイクは夜間原則ハイビームで走ろう


と言ってる人も、実際にそれを行っている人も無能だと思いますが、このデータを基に法改正を行った人間は


です。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

「バイクはハイビームが原則!」というとどんなときでもハイビームにしなければならないような印象を持ってしまいますが、実際はハイビームにする機会はかなり少ないです。

バイクがハイビームにする局面
  • 対向車がいない
  • 先行車がいない
  • 市街地ではない

というまぁまぁのレアケース以外はずっとロービームでいいです。

バイク三郎
バイク三郎

ちなみにこれはバイクに限ったことではなく、四輪車も全く同じ内容だよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました