okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
バイクのカテゴリ分けはとても曖昧で、説明する人、解釈する人によって簡単に変わったりします。
この記事では「ツアラー」や「アメリカン」とも混同しやすい「クルーザーバイク」について網羅的に解説していく記事では。
この記事では
ということについて解説していきます。
クルーザー、ツアラー、アメリカンの違い
クルーザー | 船に乗っているように悠々と長距離ツーリングをすることに向いているオンロードバイク全般。本格的なスポーツ走行ができる車種は含まない。 |
ツアラー | 長距離ツーリングに向いている特徴を持つフルカウルバイク。本格的なスポーツ走行ができる車種も含む。 |
アメリカン | インディアン社のバイクを模したハーレー社のバイクを模したネイキッドバイク。本格的なスポーツ走行はできない。「クルーザー」の中のジャンル。 |
それぞれを分ける要素となるのが「カウルの有無」「スポーツ走行の可、不可」になります。
例を挙げて説明してみます。
スポーツ走行はできませんがフルカウルなので「クルーザーでもあり、ツアラーでもあるがアメリカンではない」
スポーツ走行ができるフルカウルなので「ツアラー」
インディアン社のバイクを模したハーレー社のバイクを模したネイキッドバイクでスポーツ走行ができないので「アメリカンであり、クルーザーでもあるが、ツアラーではない」
こんな感じです。
クルーザーバイクの特徴
それぞれ解説します。
大容量のガソリンタンク
150kmごとに給油をしていたのでは長距離ツーリングでストレスになってしまいます。大きなガソリンタンクを持つ車種であればその回数を減らすことができます。
大量の荷物が積める
宿泊を伴う長距離ツーリングでは積載性が重要になってきます。フルパニアにできたり荷掛けフックがあるものが好ましいです。
楽な乗車姿勢
運転者もタンデマーもゆったり座ることができます。アメリカンバイクのように手足を前に投げ出して乗るような場合もあります。
アメリカンは乗車姿勢が楽だけど、腰で体重を支えるから実は腰痛になりやすいよ・・・
振動が少ない
エンジンの振動が大きいと疲れやすくなるのでピストンの振動を打ち消し合うV型エンジンや、振動の少ない多気筒エンジンであることが好ましいです。
ホイールベースが長い
前輪と後輪の車軸間距離、ホイールベースが長いと直進安定性が高くなるので、ホイールベースは長いほうが長距離ツーリングには向いています。
クッション性の高いシート
長時間、長期間乗車するロングツーリングではシートのクッション性も疲労に直結します。
排気量が大きい
少しのスロットル操作でも楽に操作できるように排気量が大きくパワーのあるバイクの方が疲れにくいです。さらにピーキーな出力重視ではなくフラットなトルク重視のエンジンであればゆったりとツーリングすることができます。
車重が重い
車重が重いほうが直進安定性は高くなります。逆に取り回しや低速走行、コーナリング性能は落ちます。
クルーザーバイクの「バイクのジャンルとしての立ち位置」
上の図はツアラーとクルーザーとアメリカンの関係を間違えて記載しています。また図を作るのが面倒なので修正する箇所だけ新たに図を作成して対応します。
こちらが正しい図です。
クルーザーとは居住設備を持ち外洋を航海できる、大型のヨットやモーターボートのことなので「それくらい悠々とツーリングできる」というバイクのジャンルを指します。
ゆったり走ることができるバイク全般がクルーザーという理解でいいかと思いますが、
車体構成的にはアメリカンよりも「ツアラー」に近い感じがします。
例えばホンダのゴールドウイングはツアラーでもありクルーザーでもあります。
VFR800はツアラーの代表車種ですがクルーザーとは言わないと思います。VFR800は「ツアラーの中でもスポーツ走行ができるスポーツツアラー」という小さなジャンルに入るため、悠々と走るクルーザーではないという認識です。
大きな車体に大きなエンジンを積んでいて、6気筒など珍しいエンジンを積んでいることも多いです。
ライダーもタンデマーもゆったりと座れてエアコンやオーディオがついているモデルもあります。
250ccクルーザーバイクの車種
250ccクルーザーバイクに乗るために必要な免許は「普通自動二輪免許」になります。
すべてアメリカンタイプになります。
250ccは車検がないので維持費が安く済みますし、車検の適合を気にすることなく自分好みに思い切ったカスタムをすることができます。
現行の250ccクルーザーバイクで最も人気なのがレブル250です。レブル、「クルーザーバイクらしいVツインの鼓動を楽しみたい」という言うのであればVツインマグナという選択肢もあります。
という7車種から選ぶことになります。
古い車種も含まれていますが、程度の良い車両をきちんと見極めれば格安でクルーザーバイクが手に入るかも知れません。
400ccクルーザーバイクの車種
全てアメリカンタイプになります。
このクラスからは車検が必要になります。維持費は大型バイクとほとんど変わりませんが、バイクの基本性能は250ccと比べるとグッと上がります。
400ccクルーザーバイクを運転できる免許は250ccと同じ普通自動二輪免許です。学生さんであれば体感15700円で取得できます。
ハーレーなどの大型クルーザーバイクと車格の差はほとんどありません。むしろコンパクトなハーレーよりも大きいものがほとんどです。
普通自動二輪免許で乗ることができる最大排気量なので昔から人気の高い排気量のクルーザーバイクバイクです。
これハーレー?
と声をかけられる率が250ccよりも高くなります。
という7車種から選ぶことになります。
大型クルーザーバイクの車種
アメリカンタイプと「いかにもクルーザーっぽいクルーザー」を集めました。人によってはFJR1300などもクルーザーとして認識すると思いますが僕は「FJR1300はツアラー寄り」という認識なのでここでは登場させません。
こうしてみると「(アメリカンタイプではない)ガチモンのクルーザー」って少ないような気がします。
クルーザーバイクの車種まとめ
いかがでしたでしょうか。
小さいものから大きいものまで、国内海外関わらず網羅的にクルーザーバイクの車種を紹介してみました。
スペックなどが気になるクルーザーバイクがあれば詳細記事で確認してみてください。
他の車種について知りたいときは「バイク車種解説」のカテゴリをチェックしてみてね!
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