okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。この記事では、
ということについて解説していきます。
なぜ曇る?ヘルメットが曇る仕組み
- Qなぜシールドは曇るのですか?
- A
外側とヘルメット内部の温度差が原因です。
先にヘルメットのシールドが曇ってしまう原因を解説します。
ヘルメットのシールドが曇るのは簡単にいうと「シールド内側と外気の温度差」が原因です。
温かい空気は水分を多く含むことができますが、冷たい空気は多くの水分を含むことができません。
水分を多く含んでいる温かい空気が急に冷やされると水分を保持できなくなるので小さな水滴として空気の中からでてきます。この「小さな水滴」の集合体が「曇り」です。
ですので、
というときにシールドが曇ります。
とはいえ、コンビニでヘルメットを被ったまま買い物をする方ような非常識な方はこのブログの記事は読まないと思いますし、休憩中にヘルメットを被ったままでいるような回復効率の悪い休憩しかしてない方もこのブログにはたどり着かないと思いますので、「冬や雨の日にヘルメットシーツドが曇って困っている」という方を対象に記事を書いていきます。
「コンビニから出るとヘルメット曇るんだよなぁ」という方はヘルメットを外して買い物をした方がいいよ。顔が見えるジェットヘルメットであったとしても店員さんを驚かせてしまうかもしれないし、何より失礼だよ。
休憩中はヘルメット脱ぐべきだよね。
ていうか「コンビニから出るとヘルメットが曇る!」なんて悩み持ってる人いないだろ・・・
そういう方がいるらしいので一応書いてみました。世界は広いですよね。口呼吸してんのかな。
鋭意執筆中!
【対策①】バイクヘルメットシールド曇る問題最強対策はピンロックシート
- Qヘルメットシールド曇り止め最強の方法はなんですか?
- A
ピンロックシートです。夜間の対向車のヘッドライトがギラギラするのがデメリットです。
先にこの記事の結論、最強の曇り止め対策から解説します。ヘルメットシールドの曇り止め対策で最強の効果を発揮するのはピンロックシートというシールドに貼り付けるシートになります。
ピンロックシートで曇り止めできる仕組み
ピンロックシートは結露を防ぐために寒い地方の窓に採用されている二重サッシ構造の窓と同じ理屈で曇り止めの効果を発揮しています。
シールドの内側に透明の薄いピンロックシートを貼ることでシールドとシートの間に空気の層を作り出し温度差の緩衝地帯を作ることでシールド内の空気が急激に冷えることを防いでくれるのでシールドがくもらなくなるという理屈です。
ピンロックシートのデメリット
ヘルメットシールドの曇り問題を解決できるピンロックシートですが、デメリットもあります。ピンロックシートはお手軽で高い効果を発揮できますが、外側のシールドと内側のシートの素材の違いによる光の透過光率の差があるので、夜間の対向車のヘッドライトがギラギラに見えてしまいます。
夜間走行が多い方はギラギラか曇り対策か、どちらを優先するか考える必要があります。
ピンロックシートはオランダのピンロック社のOEM
ピンロックシートはオランダのピンロック社が特許を持っていて、それを各ヘルメットメーカーにOEM供給されています。
これは「ピンロックシートは各ヘルメットメーカーのシールド専用品」ということを意味しています。
ヘルメットメーカーが製造するピンロックシート対応のシールドにはあらかじめピンロックシートを貼り付けるために「受け」と「ピン」が設けられていて、「受け」に対応した専用のピンロックシートを「ピン」にひっかけて「受け」に貼り付けることで機能します。
お使いのヘルメットのシールドがピンロックシート対応であれば適合するピンロックシートを貼り付けるだけであなたの悩みはほとんど100%解決します。
もしもお使いのシールドがピンロックシートに対応していなければピンロックシート対応のシールドに交換することでピンロックシートを使用することができます。
専用品ならではの安心感がありますよね!
winsは独自開発の汎用ピンロックシート「FOGWIN
お使いのヘルメットにピンロックシート対応シールドが適合しない場合や、わざわざ適合のシールドに交換することが煩わしい場合はウインズジャパンが製造・販売している「FOGWIN」というシートを貼り付けることであなたの悩みは解決します。
この「FOGWIN」はウインズジャパンがヘルメットを製造するにあたってピンロック社にOEMを依頼しようとしましたが交渉がうまくいかず、「自分で作っちゃえ!」と自社生産したもので、平たく言うと「ピンロックシートの汎用品」です。
「FOGWIN」を使えばどんなシールドもピンロックシート仕様にできるという画期的な商品です。ちなみに「FOGWIN」を開発したことによってウインズジャパンのカーボンヘルメットは超低価格で供給できるようになったという話もあります。
信頼性が高いちゃんとしたバイク用品メーカーのものを使用したい方にはこちらがおすすめ。
「4年間使えている」「何回か貼り直しても問題なかった」「メーカー純正のシートは隙間から浸水したけど、こっとは密着するから純正より良い」などの商品レビューもありましたよ!
Amazonの無名メーカーのピンロックシート
優れた製品にはつきものですが無名メーカーが作ったFOGWINと同じ使い方ができる汎用ピンロックシートが存在します。信頼性とか関係ない、安ければ安いほうが良いという方はそちらでも良いかと思います。評価が高く安いもののリンクを張っておきます。FOGWINの1/3の価格になっています。
これでもあなたの悩みは解決できるはず。
「汎用品レベルではない性能!」って口コミもありました!
【対策②】バイクヘルメットシールド曇る問題最強対策はダブルレンズシールド
- Q夜間走行が多いのでピンロックシートを使いたくないです。
- A
ダブルレンズシールドがおすすめです。高価なのがデメリットです。
最強の曇り止め対策はピンロックシート!と解説しておいて恐縮ですが、実は最強の曇り止め対策はもう一つあります。それがダブルレンズシールド。
ピンロックシールドは「シールド+シート」で2重サッシ構造を作っていましたが、ダブルレンズシールドは「シールド+シールド」で作られています。曇らない仕組みや構造は同じです。
薄い1枚のシールドの中に緩衝地帯の空間がある感じ
ダブルレンズシールドのメリット・デメリット
ピンロックシートと同じ理屈で曇りを防止するダブルレンズシールドですが、ピンロックシートとは違い同じ素材で作られた2枚のシールドで構成されているので透過光率差が発生しないので対向車のギラギラが少ないです。一方で安いフルフェイスが買えるくらいの高価格であることがデメリットです。
【対策③】バイクヘルメットシールド曇る前に曇り止めスプレーをシールドに塗る
- Q曇り止めスプレーは効果的ですか?
- A
効果はありますが使う必要はありせん。ご家庭にある食器洗い用洗剤で代用できます。
2重サッシ構造ではないシールドの曇り防止対策は単純に曇り止めスプレーをシールド内側に塗布することです。
バイク用品の曇り止めめスプレーで曇り止めできる仕組み
曇りとは「細かい水滴の集合体」です。空気中から出てくる水分を「水滴」にしなれば細かい水滴の集合体は発生しません。
水が丸くなるのは「表面張力」によるものなので、表面張力を壊す「界面活性剤」をシールドに塗ることで「水滴を作らない」という対策ができます。表面張力を失った水分は蒸発しやすくなるのでさらに曇りづらくなります。
バイクヘルメットの曇り止めスプレーには界面活性剤が入っているので水分が水滴にならず、曇が発生しないという仕組みになっています。
曇り止めスプレーの成分に「界面活性剤」と書いてあります。
曇り止めスプレーのデメリット
界面活性剤の効果は数日で失われてしまうので、効果が落ちてきたら都度スプレーをして上げる必要があります。
曇り止めは1000円程度するので、手間や回数を考えるとピンロックシートの方がずっと優れた対策と言えます。
【対策④】バイクヘルメットシールド曇る前に中性洗剤をシールドに塗る
- Q洗剤は特にどんな場合におすすめですか?
- A
ピンロックシートでは曇りを留められないメガネライダーにおすすめです。
界面活性剤はご家庭にある食器洗い用洗剤に含まれているので、これを利用することもできます。
少量を指にとり、原液のままシールドの内側に薄く塗り拡げるだけで曇り止めスプレーと同じ曇り止めの効果を発揮します。
スプレーと同じで効果は数日で失われます。
洗剤の成分に「界面活性剤」と書いてあります。
なんでわざわざヘルメット用の曇り止めなんて売っているの?
シンプルに情弱ビジネスでしょうね・・・
メガネが曇ってしまうメガネライダーさんにもおすすめです。メガネ専用の曇り止めの成分にも「界面活性剤」と書いてあります。
【対策⑤】鼻呼吸する
- Q周りのバイク仲間に比べて極端に曇りやすいです。
- A
口呼吸をやめ、鼻呼吸に矯正しましょう。人生が変わります。
バイク仲とに比べて曇りがひどいと感じる方は口呼吸をしている可能性があります。
ヘルメットの下に息が抜けていく鼻呼吸と違い、口呼吸だと息がシールドにもろに当たって曇りが発生しやすくなります。
そもそも口呼吸をすると脳の空冷がうまく行かず、脳のポテンシャルを十分に発揮させることができません。「ボーっとしている」と言われる方はだいたい口呼吸です。この記事を読んだことをきっかけに口呼吸から鼻呼吸に切り替えた生活を送りましょう。賢くなって人生が変わるかもしれません。というか顔つきまで変わります。
ヘルメットシールド専用の曇り止めすすめてる人ってだいたい口呼吸だよね
(いや知らんけど・・・)
【対策⑥】少しシールドを開ける
- Qお金がないです。寒さには強いです。
- A
シールドを少し開けて走ればシールドは曇りません。
サーキット走行などではなく、単にツーリングでバイクを楽しんでいる方の場合は「曇ったらシールドを1cm程度開ける」ということをするだけで一瞬で曇りを解消することができます。
ヘルメット内に外気を取り込むことでヘルメットの外側と内側の気温差をなくし、曇を解消するという仕組みになります。
ちなみに僕は高速道路を走行するとき以外はシールドを少しだけ開ける癖があるのでヘルメットの曇りに悩んだことはありません。シールドを開けるだけであなたの悩みは解決します。
僕は気になりませんが、冬は寒いかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヘルメットの曇り止めに関する内容の記事でした。この記事をぎゅっとまとめると、
まずはシールドを少し開けることから始めてみましょう。
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