okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
レッドバロンで中古車を選ぶ方法
という感じになります。
レッドバロンの在庫検索結果画面は見せてくれない
店員さんがみている在庫検索結果画面は見せてもらうことができません。
いちいち紙で出力されるのでエコロジストは良心の呵責に耐えられない
こちらが「もう少し走行距離少ないのあります?」「この年式あります?」と聞くと、その都度紙で出力されるのでなんだか悪いような気がしてきます。
(なんだか悪いからもうこのバイクに決めようかな・・・)
お前、全然エコロジストじゃないだろ
バイク詳細の紙は持って帰れない
わざわざ紙で出してくれるので、てっきり紙を持って帰って
自宅でゆっくり検討してくださいね。
ということかと思って
ありがとうございます!帰ってじっくり検討します!(紙ガサー)
というと
あ、紙は持って帰れないので置いていってくださいねー
What a harsh thing for the earth and me !!
となります。
パソコンをマルチモニターにして、検索結果は奥のモニターに、車種情報はお客側のモニターに映るようにしてくれればお互いと地球のためになるのに!!紙代もかからなくなるのに!!なんなら僕んちに余ってるモニターあげるのに!!
レッドバロンの在庫検索はインターネットで利用できない
店員さんの在庫検索結果がインターネットで見られたらいいのに・・・自宅でゆっくり探したいよ・・・
と思いますが。インターネットを使ってレッドバロンの在庫検索を行うことはできません。
レッドバロンの年間販売台数は100000万台近くにもなります。インターネットで在庫を公開すると店舗販売に支障をきたしてしまうので「誰でも検索できる」ものにすると都合が悪いのです。
店舗にあるバイクを「これください!」してカウンターのパソコンに行ったら「ネットで売れちゃってました・・・」なんて言われたらクレームもんだもんね・・・
レッドバロンの在庫検索はイントラネットのみ
レッドバロンの在庫検索はレッドバロン社内のイントラネットでのみ行うことができます。先述の通りイントラネットを使用できるのはレッドバロンの店員さんのみです。
53000台近くの在庫の中からあなたにぴったりの1台をみつけてくれます。
イントラネットとはインターネットと同様「ネットワーク」のことを指します。インターネットが「ネットワーク同士を接続した超巨大なネットワーク」であるのに対して、イントラネットは組織内でのみ構築された閉ざされたネットワーク環境です。
レッドバロンのイントラネット在庫検索は「お店側に有利」
ごごご53000台からって無理じゃねーかー???
正直、イントラネットによる在庫検索はレッドバロン側に超有利なシステムです。
いくら50000台の在庫から選んでくれるといっても、在庫が多すぎるので
(この条件で予算60万かー。実は40万で近い条件のやつあるけど60万のこっちをプリントアウトしよー)
とし放題だからです。
そーよね!?レッドバロンの店員は最低だわ!
いやいや、商売である以上当然ですよ。僕がレッドバロンの店員でも同じことしますよ。安い方はすぐ売れるでしょうし、それなら売れにくい価格が高い方を先に勧めてみますよ。それで買ってくれたら良し、ダメなら最終的に40万のものを買ってもらえればいいので。
ボランティアじゃねーんだよ。
感想というか想像だけどね。実際の店員さんがどうしているかはわからないけど、オコモトが言うようなことができる時点でお店側に有利なモノに違いはないよね。
レッドバロンのイントラネット在庫検索から良車を引き出すテクニック
圧倒的にお店側に有利な(わざわざ不利にする必要がないので当然ですが)イントラネット在庫検索ですが、お客側が有利に話をすすめるテクニックはあります。
ここからは53000台からあなたにベストな1台を見つけやすくなる交渉術を解説していきます。
予算ではなく、走行距離を軸に交渉を展開させて、主導権を握る
という感じです。
車体選びから流れでバイクの買い方を知りたい方は下の記事を読んでみてください。
バイクの知識「0」の方向けにバイク購入までの流れを解説しています。本記事もこの記事の一部です。
車種と買ってはいけない年式を絞っておく
レッドバロンの総在庫台数は53000台もあります。お店に行って「さてどれにしよう・・・」という言うのではとても選びきれません。
ツーリングと同じで、自宅でできることはやっておきます。
下のリンク記事にしたがって、「欲しい車種」と「買ってはいけない年式」を予め絞っておきましょう。
いきなり53000台の中からなんて選べないわよ・・・
日が暮れるどころの騒ぎじゃないよね
車種は1車種に絞る必要はありませんが、なるべく絞った方が店頭でのバイク選びはスムーズになります。
年式は基本的に新しければ新しいほどいいのですが稀に「ハズレの年式」があります。それを予め把握しておきましょう。
最悪の年式以外で8000km前後の走行距離の車両を5台ほどピックアップしてもらう
最寄りのレッドバロンへ行ってキョロキョロしていると営業のスタッフさんが「こんちわー何かお探しですかー?」などと、服屋の店員さんのように話しかけてきてくれます。
こんちわー何かお探しですか??
初めてなんですけど、CB250Rに乗りたくてなにかいいのないかなと思って見に来ました!
と、初心者であることと、車種が絞れていることを伝えましょう。
店舗にCB250Rがあれば一通り車体の紹介が始まり、その後別の店舗の車両を紹介すべくイスに座ることになります。
机に座ったら店員さんはまず
ご予算ってどんな感じですかー?
と言ってくるので、
予算は特に決めていませんが、〇年式以外で走行距離が8000km前後で安い順に5台くらいみたいです!
と伝えましょう。予算を告げると予算を軸に話が進んでしまいます。走行距離を軸に話を展開した方が良いです。
8000kmというのは5000~10000km走行の中古車が車体価格と購入後のメンテナンスのバランスが取れているからです。間をとって8000kmと告げましょう。
購入後のメンテナンスに関しては下の詳細記事を読んでみてください。
カラーやカスタムで気になるものを出してもらう
店員さんもプロなので「8000km前後の5台」というオーダーに対してそれぞれ
などバリエーションに富んだ5台を出してきます。
ここで価格も色もカスタムも走行距離もほとんど同じ5台を出してきたらそいつは営業失格じゃ。別の店舗に行きなさい・・・。
その中であなたが特に惹かれるカラーやカスタム、思ったより高かったり安かったりということがでてきます。
このカラーでもう少し安いものはありますか?他にも何台かみたいです。
こんな感じのカスタムで〇年式(←最高の年式)のものはありますか?他にも何台かみたいです。
などと自分の好み、気に入ったものを深堀して探していきます。気になることはどんどん質問して、車両をどんどん出してもらって、最終的に1/53000台をみつけましょう。
別店舗からの運搬費について
近くの店舗からでも5000円程度の運搬費がかかるが、その5000円をケチって別の店舗に行くべきではないぞ。探してくれた店舗に失礼じゃからな。
僕は以前バイクで20分の距離の別店舗にある車両を購入しましたが、別店舗で契約せず、探してくれた店舗に陸送してもらって購入しましたよ。
ケチなあんたにしては偉かったわね
断腸の思いでしたけどね!!
(こいつケチなんだよなぁ・・・)
ケチじゃないみなさんは気持ちよく支払えます!!
「商談中」にしてもらい実車を見に行くか、取り寄せをしてもらう
1/53000台が見つかったからといってすぐに契約してはいけません。きちんと車両をチェックしてからでないと契約すべきではありません。
あたし初めてだからバイクを見てもなにが良くて何がだめなのかわかんないわよ・・・
安心してください!別記事で詳しく解説しています!
車両がある店舗に連絡してもらって見に行くか、車両を取り寄せてもらって後日車両を確認する必要があります。
バイクを商談中にしてもらう
ここで「商談中にしてください」と店員さんに伝えるとその車両を「他のお客さんに紹介されない(買われることがない)」という状態にしてもらえます。
商談中になっている間はそのバイクを買う権利はあなたにしかなくなるので安心して眠ることができます。
ただし、あなたが実際にそのバイクを購入しなかった場合、商談中の間はお店の機会損失になるので「買う/買わない」の意思表示はなるべく早く行いましょう。
取り寄せは本当に買う意思がある場合のみ
取り寄せを行った時点で「運搬費」というお金がかかります。先述の通り、この費用はバイク購入時に請求されるものですが、万一そのバイクを購入しなかった場合は「お店の負担」になってしまいます(多分)。
ですのでバンバン取り寄せをしてバンバン買わないでいるとお店に多大な迷惑をかけてしまいます。
実際にバイクをチェックしてみて、オイル漏れやフロントフォークの錆、フレームの曲がりなど重大な欠陥がない限りは買いますが、もしそれらがあった場合購入を見送るかもしれません。それでも取り寄せてもらって大丈夫ですか?
とお店に伝えてから取り寄せをお願いしましょう。
今まで取り寄せをしてもらって購入に至らなかった経験がないのでなんとも言えませんが、常識的に考えて「運搬費だけ払え」とはならないと思います。取り寄せを依頼するときにその辺りも確認しましょう。
うっすらとした記憶ですが、
僕が買わなかったら運搬費はどうなるんですか?
涙のみますよ!
という会話をしたようなしないような・・・いずれにしても確認してください。僕も次のバイク買うときに確認してみます。
実車を確認して購入
目の前に車両がきたら別記事で解説している21項目のチェックをして問題がなければ購入しましょう。
迷いがあるなら持ち帰る
バイク屋に初めて行って「初めまして宜しくお願いします」でバイクを購入する人は少ないと思います。
色々見せてもらっている内にじっくり調べたいことや相場を知りたくなったりしたら
勉強になりました。一度持ち帰って考えます。ありがとうございました。またよろしくお願いします。
と爽やかに告げて退店しましょう。
次回は練りに練ったプランを引っ提げて交渉しに行きましょう。
レッドバロンは基本的に値引き交渉はできないと思いますが、「バイクカバー欲しいな!」とつぶやくと納車のときにもらえたりもらえなかったりします。バロンのカバーは厚手で結構いいです。ロゴが入っているのがあれですけどね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
レッドバロンの在庫検索はインターネットではできないので
という交渉術を使ってイントラネットから上手に最良のバイクを引き出すという内容の記事でした。
バイクの買い方についての全体の流れを掴みたい方は下の記事を読んでみて下さい。
この記事で地球上からハゲ山がなくなることを祈りつつ締めたいと思います。
これから免許取得のお主は下の記事なんかも読んでみるのじゃ!
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