okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
と言う方ではないでしょうか。
バイクに乗れば雨や濡れた路面で汚れを巻き上げたり、晴れた日でも虫がついたり、カバーをかけていても砂ぼこりや花粉などで汚れていくものです。
バイクは基本的に趣味で乗るものなのでライダーはそれぞれのバイクに愛着を持ち「なるべくキレイな状態を保ちたいなぁ」と思いうのは自然なことですし、そうあるべきです。
この記事では割とズボラな僕のバイクがずっとピカピカであり続けている理由の一つ「僕の洗車3パターン」について解説していくものです。
この記事を読めば
という3つの洗車パターンについて知ることができます。
バイクをキレイに保って気持ちよくバイクライフを送りたい方のみ読んで頂ければと思います。
僕のバイクはいつもピカピカです。
洗車の効果
まず先に洗車の効果について解説します。
洗車の目的は「バイクをキレイにすること」ですが、それと同じくらい大切な目的があります。
それは「バイクの不具合を早期に発見する」という目的です。
隅々まで洗車することによって普段は気付かない軽微なオイル漏れやパーツの劣化など様々な不具合に気付くことができます。
小さな異常を早期に発見、対処することによって大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
洗車はメンテナンスと安全運転の第一歩であるという事ができます。
「そんな小さな異常に初心者の私は気付けないよ・・・」と思うかもしれませんが、繰り返し繰り返し洗車をすることで少しずつですが「このパーツってこんな感じでついてたっけ?」「ここって前からこんな色だったっけ?」など、どんどん気付けることが増えていきます。
これは経験によってのみ形成されていく感覚なのでとりあえず洗車をすることから始めてみましょう。
「メンテなんてできない」と思ってる方、洗車は立派なメンテですよ
3種類の洗車方法
僕は3種類の洗車方法を状況によって使い分けています。
考え方としては上の通りです。
僕はバイクに対して根本的に「バイクは工業製品だからなるべく濡らしたくない」「濡らすのは必要に迫られたときだけ」という考えがあります。
これは洗車の時や雨天走行時に当てはまります。
濡れても大丈夫だけど、濡れないことに越したことはないよ・・・
ですので、極力水を使わずに洗車し、止むに止まれぬ状況になったときに水を使って洗車します。
それぞれの方法を解説していきます。
水とシャンプーを使ってがっつり洗車【汚れがひどい時】
バイクが濡れてしまったとき、水たまりを通過して汚れてしまったときにのみこの方法で洗車します。
洗車後はチェーンをグリスアップするので、先にチェーンの清掃を終わらせておくと効率がいいです。このタイミングでチェーン清掃をしなければならないわけではありませんが、清掃をすると結構バイクが汚れたりするのでセットの方が結果良いような気がします。
水を使うのでホースと蛇口が必要ですが、このような環境がない方は水圧クリーナーなどを用意するのがおすすめです。
詳細は別記事で解説していますのでそちらをご覧ください。
水をかける洗車の後に行うメンテナンス
水をかける洗車を行うと、汚れと一緒に潤滑のためのグリスやオイルも流れていってしまいます。
車体が乾いたら必ず各部注油とチェーンのグリスアップをするようにしましょう。洗車前にチェーンの清掃をしなかった場合でもチェーンのグリスアップは行うようにしましょう。
初心者の方にとってわかりにくい「各部注油」は別記事でまとめています。
さらっと「洗車のあとは注油しましょう」って言われてもどこに注油するのかわかんないわけよこっちは!!
水をかけない洗車【ツーリング帰りや気が向いたとき】
ツーリングから帰ったらバイクカバーをかける前にやっている簡単な洗車です。
前回のプレクサス施工から時間が経っていなければプレクサスは塗布しません。水拭きするだけです。
バケツを持っていくのが面倒なので最近は霧吹きで水をウエスに吹きかけて少量の水で済ませています。バイクに水をかけないのでとても楽な洗車方法です。
僕が使っている道具のリンクを張っておきます。色々使ってみてコスパがよかったものです。
水を使わない洗車【面倒なとき】
もっとも気軽な洗車方法です。
フクピカで上から拭いて最後にホイールを拭くだけ。
ツーリングから帰ってきてクタクタになっているときにやります。毎回フクピカでもいいのですが僕はツーリングの頻度が多いので基本を水拭きにして「もう嫌!」というときにフクピカを使っている感じです。
バイクだからといって小さいサイズを使うと何枚も使わなければならなくなるので大判を使った方がいいです。
お掃除の基本は上から下へ!
フクピカで拭くとバイクに傷がつく?
先述の水拭きにも言えることですが、「最初に水で流さないと残っている砂でバイクを傷つけてしまう」と言われることが多いですが僕はそういった経験をしたことがないのであまりピンときません。
「最初に水をかける洗車しかしない」と決めてしまうと洗車の回数は絶対に落ちます。水を使う洗車はまじめにやると半日かかります。
この記事で紹介している水拭き(プレクサスをしない場合)とフクピカは10分かかかりません。
「頻度が少ない面倒な水洗車をするか」「頻度が多い気軽な水なし洗車をするか」であれば後者の方がバイクをキレイに保てると思います。
ドロドロになったバイクなら水で流すのはわかるんですが、そうでない洗車の方が多いですからね・・・
洗車場で高圧洗浄を行ってはいけません
「バイクは雨の中を走行することを想定して作られているから洗車場で高圧洗浄をかけても大丈夫」という方がいます。
確かにバイクは雨を想定して作られていますが、雨が当たる前方、上からの水には弱くはないですが、後ろや横からの水には弱いです。
また、バイクを洗車すると車よりもグリス類が落ちることを嫌って「バイクお断り」にしている洗車場もあります。それくらい高圧洗浄ではグリスが落ちてしまいます。
そもそも車のエンジンルームやシートに泡や水をかけるドライバーはいません。
これらの判断材料を得てもなお「高圧洗浄をかけても大丈夫」と判断する方はバイクに乗ること自体に向いていないと思います。
公道でのバイクはそのとき一瞬一瞬で、少ない材料を拾い上げて的確な判断をしながら乗るものです。時には判断ミスによって大けがをしたり命を失ってしまう可能性があります。
これだけの材料をいくらでもかけられる時間を使って「高圧洗浄をかけても大丈夫」と判断する方は「公道走ってて大丈夫?」と思ってしまいます。
この記事を読んでくれたあなたには「高圧洗浄したけど壊れなかったから大丈夫」ではなく「壊れる可能性があるから大丈夫ではない」という考えをして欲しく思います。
泡まみれの動画アップするで~♪
(うわぁ・・・・)
敢えて洗車をしないとき
ちなみに、バイクのメンテナンスをバイク屋さんにお願いする時期が近い時は敢えてバイクを洗車しないようにしています。
普段の汚れのままバイク屋さんに渡すことで、素人の僕では気付けないような小さな異変を拾ってくれるかもしれないからです。
特に小さなオイル漏れなどは問題解決のヒントになってくれます。洗車によってこのようなヒントを消さないようにしましょう。
あまりにも汚れていたらバイク屋さんに悪いのでキレイにしてしまいますが・・・。
ついついきれいにしてから持ってっちゃうんですけどね・・・
メンテ終わってからきれいにしてくれればいいよ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクの洗車に関して網羅的に解説をしました。
たまーにがっつり洗車をするよりも頻繁に簡単な洗車をした方がバイクをキレイに保つことができます。
バイクを濡らす回数は極力少ない方がいいのでなるべく水を使わずに洗車をしていきましょう。
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