okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは
という方ではないでしょうか?
125cc原付二種のバイクは費用的には原付き寄り、道路交通法的には中型バイク寄りというというとてもコストパフォーマンスに優れた種類のバイクです。
特に通勤通学、ちょっとした買い物などの街乗りに置いてはどんなバイクよりも、どんな車よりもどんな乗り物よりも優れていると言っても過言ではありません。
雨さえ降らなきゃね・・・
雨の日はバイクに乗らないのが一番ですが僕が実践している「全く濡れない裏技装備」を参考にして乗り切ってください。
この記事ではそんな素敵な125cc原付二種のバイクのメリットとデメリットについて解説していきます。
デメリットを説明しますが「街乗りバイク」と割り切ればまったくデメリットではなくなるのでその辺りの解釈にも注目して読んで頂ければと思います。
- 125ccバイクの特徴メリット、デメリット
- 原付と比べて30km/h制限がない【125cc原付二種バイクのメリット】
- 原付と比べて二段階右折がない【125cc原付二種バイクのメリット】
- 原付は交通違反で捕まる比率が非常に高い
- メットインと荷掛けフックがある【125cc原付二種スクーターのメリット】
- 二人乗りができる(免許取得から1年後)【125cc原付二種バイクのメリット】
- 原付通行禁止の道路を走ることができる【125cc原付二種バイクのメリット】
- 燃費がいい【125cc原付二種バイクのメリット】
- 自賠責保険料は原付きと同額【125cc原付二種バイクのメリット】
- 軽自動車税が原付き並に安い【125cc原付二種バイクのメリット】
- 自動車重量税がまさかの非課税【125cc原付二種バイクのメリット】
- 車検がない【125cc原付二種バイクのメリット】
- 任意保険料がとにかく安い(ファミバイ特約)【125cc原付二種バイクのメリット】
- 維持費が安い【125cc原付二種バイクのメリット】
- 取り回しが楽【125cc原付二種バイクのメリット】
- ナンバーがピンク!【125cc原付二種バイクのメリット】
- 高速道路を走れない【125cc原付二種バイクのデメリット】
- 自動車専用道路を走れない【125cc原付二種バイクのデメリット】
- 通行禁止がわかりづらい場所がたまにある【125cc原付二種バイクのデメリット】
- まとめ
125ccバイクの特徴メリット、デメリット
AT小型限定普通二輪免許で乗ることができる125ccのバイクには他のバイクと比べてこんな特徴があります。
それぞれ詳しく解説していきます。
「安い」とか「非課税」とかコストな単語が目立つわね
お察しの通り、125cc原付二種バイクは「パフォーマンス」と「シティユース」と考えると超絶コスパいいですよ。
原付と比べて30km/h制限がない【125cc原付二種バイクのメリット】
現在50ccの原付一種のバイクを運転している方であればご存知だと思いますが、50ccの原付一種のバイクの法定速度は30km/hという制限があります。
30km/hという速度は日本のどんな交通の流れにも乗れない速度です。例え制限速度30km/h制限の道路であったとしてもその制限速度を守っている自動車は非常に稀です。
公道を走ったことがない方は気づいていないかもしれませんが、公道にはとんでもないドライバーやライダーが大勢います。世界は美しくないと痛感しますよ。
原付側から見た30km/h制限
30km/hで公道を走るということは「常に追い越される状態」で走っているということです。公道にはたくさんのドライバーやライダーが走っていますから、危険な追い越しをされることは日常茶飯事です。
原付で30km/hで走ってみるとわかりますが物凄く「他人に迷惑をかけている感」「他人の運転に自分の安全を預けている感」があります。
自分で自分の安全をコントロールできないのはとても怖いです。
場合によってはすごい危険人物に安全を預けていることになるわよね
こちらが気づかないだけで普段あおり運転をしているようなドライバーにあずけているかもしれませんよね。
また、二輪車は「高速で回転するものは安定する」という「ジャイロ効果」で安定性を得ていく乗り物です。30km/hだと十分なエンジンの回転やタイヤの回転が得られないので不安定なまま走り続けなければなりません。
その状態に嫌気が差して速度を上げると、「待ってました!」とばかりにネズミ捕りに捕まったりすることもあります。
原付で一般道の流れに合わせて60km/hで走行するとその時点で「30km/hの速度違反」で違反点数6点罰金は簡易裁判で決定され8万円程度になります。その後の講習も合わせると10万円コースです。
安い原付がもう一台買えてしまいますね・・・。
買った金額より一回の違反のほうが高くついたりして・・・
周囲から見た原付の30km/h制限
ドライバーからしても細い道などで30km/hで走行する原付は脅威です。しばらく抜けないでいると後ろの車からプレッシャーを感じることさえあります。
周りのドライバーやライダーからみてそれがルールであっても30km/hで走る原付は正直とても迷惑なものです。
125cc原付二種バイクは誰も得をしない30km/h制限がありません。
他の自動車と同様法定速度は60km/hなので交通の流れに合わせて、他人に自分の安全を預けずに走行することができます。
なんで30km/h制限なんて存在するの?
ということらしいです。
免許交付の難易度を上げてライダーを守ろうとは思わなかったのね・・・
色んな考えの人がいますよね。公道もね・・・。
原付と比べて二段階右折がない【125cc原付二種バイクのメリット】
50ccの原付は「3車線以上の道路」で右折する際、基本的に二段階右折をしなければなりません。
交差点をそのまま右折しないで、一度交差点に直進で進入し交差する道路の車列の先頭に入らなければなりません。
この時、交差点の車列のかなり前の方で停車することになるのでちょっとした見世物状態になってしまいます。
この二段階右折をうっかり忘れると大抵警察に捕まります。3車線以上の大きな交差点は警察官が見張っている確率が多いためです。
逆に3車線以上の交差点でも「二段階右折禁止」の標識があった場合、二段階右折をすると捕まります。
どうしようもないですよね・・・。
125cc原付二種バイクではこのどうしようもない二段階右折をしなくて済みます。
交差点で1台だけ奇妙な動きをするので注目を集めます・・・
原付は交通違反で捕まる比率が非常に高い
実際に原付の保有台数に占める取締の件数の比率は他のバイクよりもかなり高いです。
下の画像からわかるように原付一種が交通違反で捕まる比率は普通自動二輪以上のバイクの実に3倍程度になっています。
原付が捕まる違反で「一時停止」の次に多いのが「速度違反」です。
引用元:https://diamond.jp/articles/-/236875?page=3
メットインと荷掛けフックがある【125cc原付二種スクーターのメリット】
スクータータイプの原付二種だとメットインがあります。メットインとはシートの下にある収納スペースのことです。
多くの125cc原付二種スクーターには20L後半から30L程度のメットインがあり、通勤通学時にカバンやリュックを放り込んで、学校や職場についたらヘルメットを入れておけます。
ちょっとした買い物でも十分入りますし、多くのバイクには股の間に「荷掛けフック」があるのでバイクの積載能力は相当のものです。
普段MTバイクに乗っているのでたまにスクーターに乗ると本当に買い物が楽に感じます。車より楽です。
それはあなたが車のバック駐車下手だからでしょ。
ライダーの僕にバックギアはついてねーんだわ!HAHAHA!
二人乗りができる(免許取得から1年後)【125cc原付二種バイクのメリット】
50ccの原付一種は二人乗りできませんが、125cc原付二種バイクは免許取得後1年経過し初心者期間が終われば二人乗りをすることができます。
遠出するには大変かもしれませんが、ちょっとしたスーパーへ買い物、少しだけ遠いラーメン屋などに身軽に出かけるにはもってこいです。
僕はタンデム大嫌いですが街乗りくらいなら我慢しようかなと思えます。
本当にタンデム嫌いよね。なんで?
タンデムだとバイク操作が楽しくなくなるんですよね。
原付通行禁止の道路を走ることができる【125cc原付二種バイクのメリット】
道路交通法では125cc原付二種バイクは「原動機付自転車」ではなく「普通自動二輪」として扱われるので原付通行禁止の標識がある道路でも走ることができます。
ただし、「125cc以下の二輪車」という表示であれば通行することはできませんので注意が必要です。
50ccの原付一種よりも走ることができる範囲が広いです。
燃費がいい【125cc原付二種バイクのメリット】
125cc原付二種バイクは「単気筒」というエンジンを積んでいます。エンジンの気筒数が増えれば増えるほど多くの出力を得ることができますがその分燃費は悪くなっていきます。
「単気筒」とは文字通り「1気筒」ということですので気筒数の最小です。
つまり125cc原付二種バイクは最も燃費のいい形のエンジンを積んでいるということです。
メーカー発表の数字ですが125cc原付二種バイクには50km/Lを超える燃費を叩き出す車種が多数存在します。
エコカーの代表的車種「プリウス」の燃費が30km/L後半ということを考えるととても良い燃費であることがわかります。
ちなみに僕が乗っている984cc二気筒のバイクは20m/L程度です。この時点でガソリン代に倍以上の差が付きます。
「燃費と顔は良ければ良いほうがいい」と中国の偉いお坊さんも言っていましたね。知らんけど。
自賠責保険料は原付きと同額【125cc原付二種バイクのメリット】
公道を走行する車両が必ず加入しなければならないのが強制保険とも呼ばれる「自賠責保険」です。
これは50ccの原付一種も例外ではなく年間7500円の費用がかかります。
50ccの原付一種に比べてメリットの多い125cc原付二種バイクですが自賠責の費用は50ccの原付一種と同じ7500円です。
125ccを超えると年間一律8650円になります。
125cc原付二種バイクは自賠責の費用的にも最もコスパがいいバイクです。
安い!
軽自動車税が原付き並に安い【125cc原付二種バイクのメリット】
50ccの原付一種では年間2,000円の軽自動車税がかかります。
125ccを超えるバイクの場合は年間3,600円です。
125cc原付二種バイクはいくらかというと50ccの原付一種わずか400円しか変わらない2400円です。
125ccを超えるバイクと比べると1200円も差があるのでかなりお得感がありますよね。
安い!安い!
自動車重量税がまさかの非課税【125cc原付二種バイクのメリット】
極めつけが自動車重量税です。
125ccを超えるバイクには250ccで新車購入時4900円、それ以上の排気量は年間2000円程度(登録年数によって変動)の自動車重量税がかかりますが、125cc原付二種バイクはまさかの0円です。
今までの流れでいくと「3600円くらいかな~?」という雰囲気が出ていましたがまさかの非課税です。
終いにゃタダかーい!
車検がない【125cc原付二種バイクのメリット】
バイクの車検は250cc以上のバイクで必要になるものなのでもちろん125cc原付二種バイクには車検が必要ありません。
車検はお店に出すと何もしなくても数万円の出費になるのできちんとメンテナンスに気を使う方であれば車検はない方がいいです。
任意保険料がとにかく安い(ファミバイ特約)【125cc原付二種バイクのメリット】
バイクを購入するときに大きな出費となるのが任意保険料ですが、すでに自動車やバイクを所有している方であれば新たに購入する125cc原付二種バイクをファミリーバイク特約という方法を使うことができます。
すでにお持ちの自動車の保険にくっつけるイメージの保健で、格安で任意保険に加入することができます。
ファミバイ特約に入れる限度の排気量なので入らない手はないですね!
とはいえ、ツーリングでも使う場合は長期的に見てお得にならない場合もあるのでしっかり調べてから加入しましょう。
維持費が安い【125cc原付二種バイクのメリット】
バイクにかかる維持費は人によって様々ですが、125cc原付二種バイクは先述の税金関係、任意保険関係もさることながらパーツが安いので維持費が安いです。
年間走行距離を10,000kmと仮定した場合大型バイクの維持費はガソリン代、メンテナンス代を含めて20万円前後かと思います。
一方で125cc原付二種バイクは燃費の良さや修理パーツの安さもあり年間5万円程度で収められます。
取り回しが楽【125cc原付二種バイクのメリット】
大きなバイクに乗っていると走っているときはいいのですが、コンビニなどの駐車場や駐輪場での取り回し(バイクに乗らずに移動させたりすること)に結構気を使います。
自宅で駐輪場所に出し入れするときも気を使います。通勤通学でにバイクを使えば毎日のことになるので少しシンドく感じることもあります。
125cc原付二種バイクは車体が小さく軽いので自転車の様に軽々と取り回すことができます。
私でも大丈夫!
ナンバーがピンク!【125cc原付二種バイクのメリット】
僕のことをバイク乗りだと聞きつけた方が「ナンバーがピンクの原付き欲しいんだけどどこで売ってるの?」という問い合わせを頂いたことがあります。
91cc~125ccのバイクのナンバープレートはピンクです。
かわいいですよね。
僕もピンクが良い・・・
(漢カワサキさんにピンクは似合わないかなぁ・・・)
高速道路を走れない【125cc原付二種バイクのデメリット】
125ccを超えるバイクでないと高速道路を走ることができないので125cc原付二種バイクは高速道路を走行することができません。
しかし。125cc原付二種バイクの真骨頂は通勤通学買い物のシティユースであることを考えると大きなデメリットとは考えられません。
125cc原付二種バイクを選択する方で「あぁ・・・高速道路に乗れればなぁ・・・」と思う方はそもそもバイク選びに失敗しています。
高速道路を使って遠くに行きたい方は別のバイクを選びましょう。
125cc原付二種バイクを選ぶ方にとってはデメリットとは言えないレベルの話かと思います。
自動車専用道路を走れない【125cc原付二種バイクのデメリット】
前述の「高速道路を走れない」と全く同じ理由で125cc原付二種バイクを選ぶ方にとってはデメリットとは言えないレベルの話かと思います。
通行禁止がわかりづらい場所がたまにある【125cc原付二種バイクのデメリット】
メリットの部分で「原付通行禁止を走れる」という項目がありましたが、裏を返すと「原付きとの境がときどきまぎらわしい」ということです。
例えば横浜ベイブリッジの下層部は125cc原付二種バイクの通行は禁止されていますがレインボーブリッジの下層部は50cc以下の原付一種の通行は禁止されていますが125cc原付二種バイクは通行できます。
この様に通行禁止の間にあるようなバイクだと言うこともできるので少しまぎらわしいです。
とはいえ、自分の行動範囲、生活圏内の規制を把握しておけば特段困ることはないのかなとも思います。
自分の生活圏だけしっかり把握しておけば問題ないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という記事でした。
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