okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。
旅先で紙の地図を広げるのもいいですが、ツーリングの日にバイクに乗ることを目一杯楽しむのであれば前日までにしっかりプランニングをして、当日の道案内はナビに任せる・・・というのが現代のライダーのスタンダードになっています。
そんな重要な役割を果たすナビアプリですので、どれがいいのか迷いますよね。この記事では一通りのナビアプリを試した僕が、
という3つの人気ナビアプリについて徹底的に比較、解説をしていきいます。
多くのライダーがこの3つのアプリで迷うかと思います。
他のアプリについても知りたいわ!
割りと真面目に時間の無駄なので省きますね。この3つ以外は検討のテーブルに挙げる必要はないです。それだけこの3つは素晴らしいんです。
そもそも「バイク用ナビ」か「スマホナビアプリ」か
スマホアプリの解説に入る前に
バイク用のナビかスマホで代用するか迷っているのよね・・・
という方のためにさらっとバイク用ナビについて解説します。バイク用ナビの、
というメリット・デメリットを考えると、
という方以外はバイク用ナビを使用するべきではありません。
おすすめのツーリングナビアプリとは?
ナビ機能がしっかりしているアプリが知りたいわ!
と、特に初心者の方は「ツーリング中のナビゲーション機能」に囚われがちですが、ツーリングは計画段階から始まり、帰宅後もその余韻に浸ってこそです。
ツーリング中の機能にのみに注目していると本当に使いやすいアプリを見失ってしまうでしょう。ここからは、
に分けて3大ナビアプリを比較していきます。
Googleマップvsヤフーvsツーリングサポーターバイクツーリング計画段階の比較
ツーリングの成否は計画と当日のお天気次第と言っても過言ではありません。
ツーリング計画に必要な機能を比較してみましょう。
経由地件数
ツーリングを計画するのに重要な要素。経由地を設定できる件数が少ないとルートを分割して設定する必要があるのでツーリングの全体図を描きにくくなります。
観光地を目的地に設定するような「ドライブの様なツーリング」をする場合はそれほど問題になりませんが、「楽しい道を繋いで、目的地までの過程を楽しむ」というツーリングらしいツーリングをする場合、経由地がどんどん増えます。入れられる経由地が少ないとそういったツーリングには向かないということになります。
有料のプランで経由地は8件追加することができます。正直、有料にしては少ないかなと言う印象です。日帰りツーリングでギリギリ足りないかくらいのボリュームになるかと思います。
有料で8件はちょっと少ない感じがするね・・・
ヤフーカーナビの経由地はたったの3件しか追加できません。
僕がバイクツーリングのナビにヤフーカーナビを使わなくなった理由がこれです。
目的地にのみ到達することを考えれば全く問題ない件数ですが、楽しい道をつなぐとなると全く足りません。僕の場合、午前中の経由地が入りきらないかもしれません。
目的地に行くには十分。でもツーリングらしいツーリングはルートを分割しないとできないよ。
スマホでルートを作ると最大8件の経由地を設定できます。この時点で有料のツーリングサポーターと同じですが、パソコンで作ると8件以上の経由地を設定できます。
限界まで経由地を入れたことがないので最大値は不明です。もしかしたら無限に入れられるかもしれません。
パソコンだと泊まりツーリングも1ルートにできて便利だよ
経由地入れ替え
ツーリングプランを練っていると、例えば軽井沢エリアで調子よく経由地を追加していると、昼食をとるのにいい感じのお店を見つけてしまい、経由地を入れ替えないと行ったり来たりになってしまうということが多くあります。
そういう場合は経由地を入れ替えることになりますので「ツーリングプランを練る」ということを考えた場合、経由地の入れ替えのしやすさは重要な要素になってきます。
経由地を長押ししてドラッグすることで好きな位置に移動させることができるので経由地の入れ替えは楽です。
この機能は注目されないけど地味に重要
経由地は上下に1つずつしか移動せさせることしかできないのでかなり時間がかかります。とはいえたったの3つしか設定できないのでこういった使用になっているのかも知れません。
そもそも3件だからね。計画には向いていないね。
ツーリングサポーター同様、ドラッグで好きな位置に変更することができます。
ルート保存件数
ツーリングルートはツーリングに行く前日に練るものではなく、時間に余裕のあるときにあらかじめ練っておくべきです。
例えば冬や梅雨時期でバイクに乗れないときに大量にルートをストックしておけば、バイクシーズンになったときに目一杯ツーリングを楽しむことができます。
ツーリングルートをたくさん保存できるナビアプリの方がよりバイク向きです。
月額400円のプレイアムコースでえ20件、月額800円のプレミアムプラスコースで50件のルートをストックしておくことができます。
正直この件数では足りないと思います。僕は季節ごとの花や旬の食べ物、イベントに合わせて常時300ルートはストックしています。
たくさんストックする人は別の媒体に控えておく必要があるよ
ヤフーカーナビはルートのストックは20件しかすることができません。カーナビにストックはせずに、別の媒体にルートをメモしておく必要があります。
無料だしね。仕方ないよね。
Googleマップは作成したルートをURLにしていつでもアクセスできるようにすることができるので実質無限にルートをストックすることができます。
ただし、ルートを作った当時と道路状況が変わっていた場合(渋滞なども含む)ルートを呼び出したときの状況に最適なルートを作り直すので全く同じルートを再現できるわけではありません。
URLを送るだけだからバイク仲間との共有も簡単だね
バイク向きの道情報
ツーリングサポーターはバイク専用ナビだけあって、バイクで走って気持ちのいい道や、経路案内の候補に「景観優先」があったりします。他にもいくつかのモデルルートが入っていたりとバイク向きの道を探すことに向いています。
たくさんの情報を集めて計画しない人には最高の機能だね
ヤフーカーナビとGoogleマップにはそのような機能はないので別の媒体からバイク向きの道を探してくる必要があります。代表的なものはツーリングマップルです。
バイクで走って気持ちのいい道や、経路案内の候補に「景観優先」。いくつかのモデルルートもある。
さすがはバイク専用ナビだよね。
なし。
なし。
ルート作りのしやすさ
ツーリングで使用するナビアプリは「道案内の優秀さ」だけを気にしていてはいけません。それと同じ、人によってはそれ以上に大切なのは「計画のしやすさ」です。
バイクで走るのに向いている道が乗っているのでルート作りはしやすいです。「自宅でじっくりルートを作る」ということよりも「ツーリング中にさくっと走りたいルートを見つける」ということに向いています。
計画変更が多い方にはとてもいいね
経由地が3件しか設定できないのでルート作りはしにくいです。
やっぱり「無料で丁寧な案内」に特化したアプリだよね
パソコンがあれば大量の経由を設定できるので「自宅でじっくり計画を立てる」という事がもっともしやすいです。
Google検索と連動しているので経由地や目的地の情報が付帯してくるのもルート作りにはかなり役に立ちます。
情報量とそこにアクセスするまでの簡単さは圧倒的
有料道路の料金表示
ルート作成時に有料道路、高速道路の料金がわかる機能です。金額によって有料道路、高速道路の使用の有無を決める方には必要な機能です。
表示されます。
ETCと一般の切り替えも可能で表示されます。
2022年4月から順次実装中。
この機能はまだテスト段階みたい?海外では実装されているから早く日本にも正式採用されるといいね。
スマートIC
ETC車載器がないと通過できないスマートIC。スマートICを案内に含めるか含めないかの切り替え機能です。
スマートICを案内に含めるかの切り替えができます。
スマートICを案内に含めるかの切り替えができます。
スマートICを案内に含めるかの切り替えができないのでETC車載器を持たないバイクには不便です。
ETCがついていれば気にしなくていいんだけどね
排気量考慮
排気量を案内に反映し、登録した排気量では通れない場所を避けたり、原付の場合は二段階右折の必要性を案内してくれます。これはツーリングサポーターにのみ存在する機能で、特に125ccまでの原付に乗っているライダーにとってはかなり恩恵が大きいです。
これはツーリングサポーターにのみ存在する機能で、特に125ccまでの原付に乗っているライダーにとってはかなり恩恵が大きいです。125cc以上の排気量のバイクが規制されることは超レアケースなので中型以上のバイクに乗っている方はあまり恩恵を感じられないです。
無料アプリでこの機能が出たら驚くけど・・・恩恵を受ける範囲が狭いんだよね
排気量考慮はありません。
排気量考慮はありません。
タンデム考慮
首都高の一部区間など、タンデムでは通れない場所を案内に反映してくれる機能です。
とは言え、タンデム禁止区間は首都高のだけで、頻繁にタンデムする方はすでに十分理解していることだと思うので恩恵を受ける人は思ったより多くないと思います。
これもツーリングサポーターにのみ存在する機能で、タンデムツーリングをする方には恩恵が大きいです。
タンデム考慮はありません。
タンデム考慮はありません。
検索結果
目的地を入力したときに行きたい場所が表示されるかの性能です。
バイクに関係の深い「浅間高原レース発祥の地碑」で検索した場合の検索結果は「日本海軍発祥の地碑」「魚市場発祥の地碑」です(バイク関係にもかかわらず検索に失敗している)。結果に出てこない場所はネット検索をして住所を入力する必要があります。
「浅間高原レース発祥の地碑」で検索すると「検索結果なし」です(バイク関係にもかかわらず検索に失敗している)。
唯一「浅間高原レース発祥の地碑」がヒットします。Google検索と連動しているので検索結果は圧倒的にグーグルマップが優れています。
これは本当にGoogleマップの圧勝だよ。Google検索画面から直接ナビを起動できるのも大きいよね。
Googleは検索エンジンのシェア90%以上だよ。ちなみにヤフーも検索エンジンはGoogleのものを使っているよ。
Googleマップvsヤフーvsツーリングサポーターバイクツーリング中の比較
ツーリング中はなるべくトラブルなく過ごしたい。迫りくる驚異にどれくらい対応できるのかを比較していきましょう。
選択するルート
そのアプリが導き出すルートが理にかなっているかを比較してみましょう。
特に狭い道へ案内されることはありません。経路案内の候補に「景観優先」があるので選択の幅が広いのも魅力。とは言え、景観優先は期待していたほどのものではありませんでした。
たまに変なルートを選びますが、ツーリングサポーターに近いルートを選んでいるような感じ。
最速で目的地に到着するルートを通るのでたまにひどい山道や狭い道、道なき道を案内します。
ナビの見やすさ
ナビの見やすさは特に市街地、都市部での複雑な道路状況の中では重要です。
レーン表示、拡大表示もしてくれるのでもっとも見やすいです。周辺施設の情報も「コンビニ名」「ガソリンスタンドのガソリンの価格」など情報量が多く何かと便利。特に交差点での案内標識を再現した案内は素晴らしいです。交差点の案内は特に公道を初めて経験する方にとっては大きな味方となります。
運転に慣れてくると拡大表示はむしろ邪魔に感じる人もいるよ
レーン表示、拡大表示はしてくれますが、交差点での案内標識の表示は出ません。しかし見やすさ自体は一般的なカーナビレベルで、無料のアプリであることを考えるとありえないくらい丁寧です。
無料とは思えないよね
レーン表示は出ますが、他の2つに比べると表示自体が小さく、公道になれていないと少々不安を感じるレベルです。交差点の拡大表示もなく、良く言えばシンプル、悪く言えば雑。あくまでも他の2つと比べた場合であって、僕は特に不便を感じたことはありません。ナビに頼り切った運転をしていると少々不便を感じるかも知れません。
自分で標識や道路状況を読み取れる人は特に不便とは感じないよ
音声案内の丁寧さ
ヘルメットにスピーカーを仕込んで音声案内を利用すると安心感がかなり上がります。
優秀なナビであればスマホはポケットに入れて、音声案内のみで目的地につくこともできます。
「交差点までの距離、交差点名、曲がる方向」を案内するだけでなく、「左折専用レーンがある」「事故多発地点」「この後の天気」などかなりきめ細やかに音声案内をしてくれます。
少し運転に余裕がでてきて、音声を冷静に聞くことができればツーリングサポーターであれば音声案内のみで目的地につくこともできるでしょう。助手席に優秀なガイドを乗せてドライブしているような感覚です。
流石有料だけあって素晴らしい案内だよ
分岐点の700m,300m,手前、直前と段階を踏んで案内してくれます。交差点名も読み上げてくれるので分岐点を曲がれないことはほとんどないでしょう。情報としては「目的地につくための案内」をされている感覚で、ナビとしては必要十分です。
無料とは思えない!
ナビの見やすさ同様、良く言えばシンプル、悪く言えば雑です。というか雑です。
分岐の数百メートル手前と直前でのみ音声が流れるので、1 回目の音声を聞き逃すと分岐に気づくのは困難になります。
音声案内のみで目的地に到着することは難しく、あくまでも「ナビ画面のサポート」という感じです。
目的地の情報
施設のメニューや営業時間、口コミが表示される情報量。当日ナビをセットしたときに施設が定休日ではないかなど細かい情報をアナウンスしてくれるかの機能です。
目的地へ連れて行ってはくれますが、他のことはなにも教えてくれません。到着時刻に閉店しているお店でも出発前に教えてくれません。
目的地へ連れて行ってはくれますが、他のことはなにも教えてくれません。到着時刻に閉店しているお店でも出発前に教えてくれません。
Google検索と同程度の情報を得ることができます。到着予想時刻が営業時間外、そもそも閉業してしまっているなど、口コミなども表示されます。
この機能だけでもGooglemapを選ぶ理由になると思う。それくらいすごい。
渋滞情報対応
渋滞情報は取得しているデータに違いはあるもののどのアプリも優秀です。バイクの場合はすり抜けをする人が多いので「渋滞区間をどれくらいで抜けられるか」ということよりも「どこが渋滞しているか」ということがわかればよい程度かなと思います。
一般的なカーナビと同じでVICS情報を使用して渋滞に対応しています。VICSは県境を超えたルートを検索した際に目的地付近の渋滞情報が反映されないことが多いというデメリットがあります。
こちらのもVICS情報をもとに対応しています。
スマートフォンの位置情報などGoogleが収集したビッグデータを基に渋滞に対応しています。渋滞がひどい場所は赤が濃くなったり結構見やすい表示です。
天気情報同時表示
ツーリングサポーターのみ、案内画面と雨雲情報を重ねて表示させることができ、有料プランなら6時間先までの雨雲を確認できます。
ヤフーかーナビとGoogleマップを使う場合はヤフーの雨雲レーダーを使えば雨雲を確認できます。
有料プランなら6時間先までの雨雲を確認
走りながら雨から逃げれらるのはいいよね
同時表示は不可能
Yahoo!の雨雲レーダーは無料で15時間先まで確認できるよ
同時表示は不可能
そもそも降水確率が高い日はツーリングに行かないからなぁ
取締り
ついつい速度がでてしまうバイクなので取り締まり情報はとてもありがたいです。
オービスのみ対応しています。とは言えバイクはオービスで捕まらないのであまり意味はありません。ただし、オービスが設置されている場所はついつい速度がでてしまうようなところなので、オービスのアナウンスによって我に返ることができるのは良い点かもしれません。
ツーリングサポーターと同じでオービス情報のみの対応です。
正直なぜバイク用のアプリにオービス情報がついているのか謎。
何度も同じオービスに映ると張り込みをされて捕まるけど、ツーリング先でそういうことにはならないし、それは「オービスで捕まった」とは言わないよね。
ユーザー投稿によって最新のネズミ捕り情報をマップ上に表示させることができます。
『交通違反撲滅委員会FREE』というアプリを使えば過去にネズミ捕りが行われた場所を知らせてくれます。詳しくは下の記事で。
この機能はまだテスト段階みたい?海外では実装されているから早く日本にも正式採用されるといいね。
落下物
バイクは落下物1つで重大な事故を起こしてしまう乗り物です。事前に予告としてmap上で確認できればより安全に走行することができます。
落下物表示はありません。
落下物表示はありません。
速度取り締まりと同じくユーザーの投稿によって落下物をマップ上に表示させることができます。
この機能はまだテスト段階みたい?海外では実装されているから早く日本にも正式採用されるといいね。
故障車
落下物と同じで故障車情報を事前に把握できればより安全にツーリングをすることができます。
故障車表示はありません。
故障車表示はありません。
Googleマップのみの機能です。速度取り締まりと同じくユーザーの投稿によって故障車をマップ上に表示させることができます。
この機能はまだテスト段階みたい?海外では実装されているから早く日本にも正式採用されるといいね。
オフラインでの使用
電波が弱い場所や電波が通っていない山奥などで使用できるかできないかです。今までツーリングをしてきて「電波がなくて困った」ということになったことは一度もありません。
電波が届かない山奥を走っていても、そんな道は分岐がない一本道だからということもあります。
林道ツーリングをする方で、そこでナビが必要になる方は必要な機能かもしれません。
マイルド趣味ライダーなら気にする機能ではないと思うよ。
最上位プランのプレミアムプラスコースであればオフラインでの使用ができます。
一時的にオフラインになる(トンネルなど)という環境では問題なく使用を続けることができます。ずっとオフライン状態で使用することは可能は可能ですが、事前に登録した情報をキャッシュで保存しなければならず、ズームができなくなったり道を間違えるとリルートできない可能性があるので実質不可能です。
一時的なオフラインには対応していますが、ずっとオフライン状態を続ける場合は事前にマップをダウンロードしておけばオフラインでも使用は可能です。
一般道と高速道路走行の混同を強制的に切り替えられる
一般道と並走する高速道路に乗っている場合、PAに寄ったりすると一般道を走行しているとナビが誤認することがあります。
しばらく走行していれば自然と高速道路上に戻ってくるのですが、分岐の近くでこの誤作動が起きると少々やっかいです。
誤作動を起こしているときに切り替えボタンがあると強制的に復帰させることができます。
この機能はあった方が便利だよ。分岐で誤作動するとつらいよ。
ボタン1つで復帰させることができます。
ボタン1つで復帰させることができます。
切り替えボタンはないので自然に復帰するのを待つしかありません。
Googleマップvsヤフーvsツーリングサポーターバイクツーリングから帰宅後の比較
「ツーリングは家に帰るまで」と言われますが、本当は「余韻が覚めるまで」です。知らんけど。ツーリングの余韻を楽しんでこそ真のバイク乗り。帰宅後にも楽しめるアプリかどうか比較していきましょう。
走行ログ
自分が走行したルートを保存できるか、何件保存できるかというものです。
ツーリングでは主に自宅で思い出に浸るため、余韻を楽しむための機能です。何年も前のツーリングを振り返ったりすると結構楽しいものです。
ログを取りたいところから手動でログの開始を操作する必要がありますが、有料版であれば上限なしでログをとることができます。
うっかり開始ボタン押し忘れたら悲劇
Yahoo!カーナビでは走行ログは記録することはできません。別アプリが必要になります。
ロガー系アプリはバッテリーの消費が大きいものが多いよね
「タイムライン」という機能を使うと自分がいった場所や日時が自動で記録されます。常に記録しているのでツーリングに行った日以外の行動も記録されています。
Googleフォトと連携させると、ツーリング先で撮影した写真もログに落とし込まれるのでとても便利です。もちろん上限なし。全ての行動が記録されています。
超絶便利。流石はGoogle様。
ツーリングサポーターがおすすめのライダー
検索結果の情報量や操作の簡単さ以外は全てのナビアプリの中で最強の性能を誇ります。
ツーリング計画を立てる段階でも割と優秀ですし、当日の予定変更にも強いです。案内が最も丁寧なので特に初心者の方におすすめです。
ツーリングサポーターがおすすめのライダーは下記のようなライダーさん。
ヤフーカーナビがおすすめのライダー
ヤフーカーナビは「当日の案内」に特化したナビという印象です。
有料のツーリングサポーターに迫るような画面と音声の案内を無料で利用することができます。
その分ツーリングの計画にはもっとも向いていないアプリです。
無料でナビアプリを探している初心者の方には最もおすすめできるアプリです。
ヤフーカーナビがおすすめのライダーは下記のようなライダーさん。
Googleマップがおすすめのライダー
案内は最下位ですが、検索量が圧倒的に多く、さまざまな付帯情報も教えてくれるので安心して使うことができます。また、独自のユーザー投稿による取り締まりなどの情報も嬉しすぎます。
Googleマップがおすすめのライダーは下記のようなライダーさんになります。
内容は記事執筆時のものです。Googleマップの取り締まり表示などは正式採用されていないのかわかりませんが、表示されるときとされないときがあります。海外では正式採用されているので順次安定して表示されるようになると思います。
まとめ
ナビの見やすさ | 音声案内の丁寧さ | 経由地件数 | 経由地入れ替え | ルート保存件数 | 渋滞情報対応 | 走行ログ | 天気情報同時表示 | オフラインでの使用 | ルート作りのしやすさ | バイク向きの道情報 | 取締り | 落下物 | 故障車 | 有料道路の料金表示 | スマートIC | 排気量考慮 | タンデム考慮 | 一般道 高速道路 切り替え | 検索結果 | 通行止め情報 | |
ナビタイム | ○ | ○ | 8箇所 | ○ | 50件 | ○ | 手動 有料版は上限なし | ○ | プレミアムプラス版のみ ○ | △ | ○ | オービスのみ | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
Yahoo! | ○ | ○ | 3箇所 | △ | 20件 | ○ | ✕ | ✕ | 可能だが実質不可能 ✕ | △ | ✕ | オービスのみ | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ○ | △ | 〇 |
△ | △ | スマホは8箇所 | ○ | 上限なし | ○ | 自動 上限なし | ✕ | 事前にダウンロードすればできる △ | ○ | ✕ | ネズミ捕りのみ | ○ | ○ | △ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ◎ | △ |
これらを総合すると、
という感じの選び方になるかと思います。
いかがでしたでしょうか。
昔のライダーが分岐点の名称を書いた紙をタンクに張ってナビをしたり、ガラケーの小さな画面でナビをしていたことを考えると現在のナビはどれをとっても素晴らしい性能です。
どれを使っても間違いはありません。
ちなみにこの記事を書いた僕は「サクサクルートを作れる」「Googleマップの案内で道に全く不満がない」「付帯する情報の質と量が圧倒的」という理由でグーグルマップを愛用しています。
長々と書きましたが、実際に使ってみると総合的にGoogleマップが圧倒的に使いやすいです。段取りが悪い方やナビに頼り切った走り方をしている方はGoogleマップは使いにくいと思います。
Googleマップで計画して、案内はヤフーに任せるという方法もあるわね!
Googleマップを使ったルートの作り方は下の記事を読んでみてください。
スマホホルダーからの落下、後続車に踏まれたり、不意の雨での水没、休憩中にうっかり忘れて盗難被害…。バイクに乗り始めるとスマホのトラブルリスクが高くなります。
という補償サービスに加入しておくと安心してバイクライフを楽しむことができます。っていうか某キャリアの補償サービスより安くて手厚い…。後悔してからでは遅いですよ。あらゆる可能性を潰して安心安全に向かってこそのバイク乗り。
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