okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
を知ることが出来ます。
「バイク乗り=バイクの免許を持っている人」と解釈して「それぞれの二輪免許保有者」を書いていきます。
この記事の内容は
警察庁が公表している運転免許統計という資料と警察庁に電話で問い合わせた内容を基にしています。数字は令和元年末時点のものです。
男性 | 女性 | 全体 | |
大型二輪 | 17,907人 | 4,297人 | 22,204人 |
普通二輪 | 99,098 | 37,338 | 136,436人 |
大型二輪免許保有者≒大型バイク乗り
日本の大型バイク乗りは22,204人です。とても少ないです。
ちなみにこの年の新規大型二輪免許取得者はわずか348人です。
男性の大型二輪免許保有者≒大型バイク乗り
男性の大型バイク乗りは17,907人です。とても少ないです。
ちなみにこの年の男性新規大型二輪免許取得者はわずか326人です。
女性の大型二輪免許保有者≒大型バイク乗り
女性の大型バイク乗りは4,297人です。とても少ないです。
ちなみにこの年の女性新規大型二輪免許取得者はわずか22人です。
大型二輪免許の男女比
男性:80.648%
女性:19.352%
普通二輪免許保有者≒普通二輪乗り
日本の普通バイク乗りは136,436人です。かなり少ないです。
ちなみにこの年の新規普通二輪免許取得者はわずか23,658人です。
男性の普通二輪免許保有者≒普通二輪乗り
男性の普通バイク乗りは99,098人です。とても少ないです。
ちなみにこの年の男性新規普通二輪免許取得者はわずか19,537人です。
女性の普通二輪免許保有者≒普通二輪乗り
女性の普通バイク乗りは37,338人です。とても少ないです。
ちなみにこの年の女性新規普通二輪免許取得者はわずか4,121人です。
普通二輪免許の男女比
男性:72.633%
女性:27.367%
あまりの数字の少なさを信じられない方へ
僕もまったく同感で、特に新規大型二輪免許取得者348人、女性新規大型二輪免許取得者22人はにわかには信じられません。
それに日本の普通バイク乗りは136,436人に対してこの年の新規普通二輪免許取得者はわずか23,658人というのもおかしな話です。
この記事の数字は先述した通り、警察庁の「運転免許統計」という資料の中の「男女別、種類別運転免許保有者数の年別推移」という表に基づいています。
運転免許統計にはこの表と項目が全く同じ「男女別、種類別運転免許現在数の年別推移」という表があります。
こちらは「原付免許と普通自動二輪免許と大型自動二輪免許」を持っているとそれぞれ3とカウントされます。ですので「運転免許現在数」の表の合計は126,576,070と、日本の人口の1億2588万人を大きく上回っています。
ちなみに「男女別、種類別運転免許保有者数の年別推移」だと合計が82,158,428と程よい数字です。
世の中には「年間32万人がバイク免許を取得している」「大型免許所持者9,126,995人、普通二輪免許所持者は10,116,497人」という記事があったり、年間大型バイクは18000台近く新車が売れているという情報があります。
「大型免許所持者9,126,995人、普通二輪免許所持者は10,116,497人」としている記事は「男女別、種類別運転免許現在数の年別推移」を見てしまっているということがわかるのですが、「年間32万5113人がバイク免許を取得している」という記事はソースが張られていませんし、問い合わせも見当たらないのでなんとも言えません。
この辺りの疑問を解決したかったので資料元の警察庁に電話で問い合わせて見ました。電話でのやりとりをまとめるとこんな感じです。
この資料のこれの表とこの表の解釈ってこれであってますか?
おっしゃる通りです。免許を持っている人数と免許数の違いです。
だから運転免許現在数の年別推移の数が人口超えてるんですね。ありがとうございます。
てことは合法的に公道で大型バイクを運転できる人は22,204人ってことですか?
そうです。
(少ねーーーーーーー!!!!!)
警察庁から明確な答えをもらってもまだ信じられません・・・。誰かこの辺りのこと詳しい方いらっしゃればコメント欄で解説頂ければと思います。
コメント
こんにちは。
どうにもバイク人口が気になった1人です。
特に大型二輪の人口が知りたくて、ネットを徘徊していたら
こちらのサイトにたどり着来ました。
運転免許統計なるものを初めて知り、閲覧してみたのですが、大型二輪免許保有者が
2万と言うのは流石に驚きですね。とても信じられません。
そこで見ていくうちに気になった箇所があったのですが
令和2年度の大型二輪の新規運転免許交付件数が360人とあり
「少なっ」と思ったのですが、
その後の運転免許試験の受験者数、合格者数の資料の所には令和2年度は
大型二輪の合格者数は8万8千人と書かれており、うん??
どういう事なのか、新規は360人なのか8万人超なのか、後者の方なら
大型二輪免許保有者数が全然違う事に、、
という疑問を持ってしまったのですが
どう思われますか?
僕も全く同じ感想を持っています。警視庁に電話で問い合わせしたところ記事内容の返答をもらったので記事にしていますが未だに信じられません・・・。感覚的に後者だとは思うのですが、僕の想像よりも警視庁の返答の方が信頼性が圧倒的に高いので 笑
保有者数の年別推移の表の下に、
「(注)2種類以上の運転免許を保有している者は、上位の運転免許(本表の左側となる運転免許)の欄に計上している」
と書かれているので、大型二輪2万人、普通二輪13万人というのは四輪や大特の免許を持っていない人のみを数えたものではないでしょうか?
コメントありがとうございます。
記事執筆時そこも考えたのですが、表の一番左の大型免許を取得しても大型二輪免許は付帯してこないので、大型や普通自動車免許は二輪免許の上位免許にはならないはずなんですよね・・・。
参考にしている運転免許統計ではそもそも上位免許の定義が違うのか??と思い、もう考えるのが嫌になったので警視庁に電話してみたところ記事の通りの返答だったんです・・・涙
考えれば考えるほど「僕らバイク乗りって超絶マイノリティなんじゃね?」と深みにハマります。
面白い分析ありがとうございます。
この運転免許統計のページ-7-に、「種類別運転免許の現在数」の統計数値の表が記載されています。
それによると、令和元年の大型二輪は約876万、普通二輪は約1024万となっています。正規の免許をもってそれぞれのバイクを運転できる免許数としては、妥当な数ではないでしょうか。
ただし、大型二輪免許数のうち、普通二輪免許も持っている方は普通二輪免許数にもダブりカウントされているかもしれません。(私は普通二輪免許なしで、大型二輪免許のみです)
警察庁にも取材されたとのことですが、警察庁担当者はokomotoさんの質問主旨を取り違えて回答されたのかもしれませんね。
okoメントありがとうございます。
令和元年の大型二輪は約876万、普通二輪は約1024万はかなりイメージに近い感じがしますね!コメント欄の考察でだんだん核心に近づいている気がします 笑
バリッとした正確な答えはでないかもしれませんが、この記事が多くの方の頭の体操になっているようで、執筆した甲斐があるなぁと思っています。
新規所得者360人というのは、普通自動車免許などを持たずに大型2輪免許を取得した人を指し、その後の併記所得者の8万8千人は、何かしらの免許を持った状態で大型2輪を取得した人を指すと思います。保有者数2万は絶対少な過ぎるので、やはり左側の免許を持っている人はそちらでカウントされてるのでしょう。大型2輪免許の上位免許が普通自動車免許というのは、間違ってる気がしますが。警視庁の方が間違ってる可能性もありますしね、
初めまして。
大型取得した者です。
二輪免許の取得者男女比など気になってこちらに辿り着きました。
私の場合は、普通自動車免許を持っていて、普通二輪、大型二輪の順に取得しているのですが、二輪については新規取得者ではなく併記取得者の方にカウントされていて、新規取得というのは免許自体が初めての方ということで、大型が全国でたったの22名なのかと(それはそれで凄い!)
間違っていたらすみません。
okoメントありがとうございます!
新規取得というのは免許自体が初めての方ということで、大型が全国でたったの22名なのかと←この線かなりありえると思います。
この記事がきっかけで色んな方からコメントいただき、真理に近づいていることが嬉しいです。
引用された表の脚注(欄外下の(注))にある通り、例えば、普通一種の免許(いわゆる車の免許)と大型二輪免許を持っていると普通一種でカウントされるということ。
つまり、ざっくりいうと、車の免許を持っていない大型二輪の人が22千人程度ということになります。
なるぼど!上位免許でもないのに車の免許でカウントされるんですね。。。スッキリしましたありがとうございます!