okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
ということについて解説していきます。
原付、バイクの交換時期は?
- Q原付、バイクのバッテリーの交換時期はどれくらいですか?
- A
一般的には2年経過か50000kmと言われています。
一般的に原付、バイクのバッテリーの交換時期は使用開始から2年経過か50000km走行後と言われています。
バッテリーの寿命は何で決まる?
- Qバッテリーはなぜ寿命を迎えるのですか?
- A
バッテリー内にサルフェーションが増えるからです。
原付、バイクのバッテリー内には時間の経過とともにサルフェーションというゴミが発生します。サルフェーションは鉛蓄電器の化学反応上、必ず発生してしまう結晶化された硫酸鉛です。
電気を通さないサルフェーションがバッテリー内に増えると
という症状がでてきて、バッテリーは寿命を迎えます。
寿命が近いバイクには
などという症状がでます。
原付、バイクのバッテリー寿命、交換時期を伸ばす方法
バッテリーの寿命、交換時期を伸ばす方法は複数あります。ほとんどの方法が「サルフェーションはバッテリー容量が少ないときに急激に発生する」という性質に対する対策になります。
方法を大きく分けると
という3つの方向から考えます。
満充電状態で使用を開始する
- Qバッテリー使用開始時に注意することはありますか?
- A
自分でバッテリー液を入れるタイプがおすすめです。いずれにしても専用の充電器で初期充電をするのがいいでしょう。
バッテリーの寿命、交換時期を長くするために、バッテリー購入時、使用開始時からできることがあります。
それぞれ解説します。
購入者がバッテリー液を入れ、購入者が満充電にするバッテリーを使う
という3つのパターンがあります。
①②のパターンだと、購入者の手元に届くときには、自然放電によってバッテリー容量が60%程度になってしまっていることもあるそうです。③の場合のみ、本当の初期状態のバッテリーから使用することができます。
バッテリー充電器で初期充電を行う
②③の場合でも、車体に取り付けて走り出せばバッテリーは充電されますが、専用のバッテリー充電器で充電した場合とくらべて「急速充電状態」になってしまうので、多少なりともバッテリーに負担をかけてしまいます。
どのバッテリーを購入しても、最初は専用の充電器で初期充電を行うことをおすすめします。
最高の状態でバッテリーを使用したいのであれば③の「購入者がバッテリー液を入れ、購入者が満充電にするバッテリー」を使用するのが良いでしょう。
かなり細かい話です。僕のような「1円でも安く!」「少しも損したくない!」という貧乏根性な方だけ気にしてみて下さい。
どんなバッテリーを買っても、初期充電をするのが良さそうね!
満充電状態を維持する
- Q普段の心がけでなにかできることはありますか?
- A
なるべく満充電状態を維持できるようにしましょう。
バッテリー容量が少なくなるとサルフェーションは急激に増加するので、バッテリーを常に満充電に近い状態に維持すれば寿命、交換時期を長く延ばすことができます。具体的な方法は、
という方法があります。それぞれ解説します。
なるべくバイクに乗る
バイクにはオルタネーターという発電機が搭載されているので、バッテリーはバイクに乗ることで充電されます。通勤通学でバイクに乗る方はそれだけでバッテリーを満充電に近い状態で維持することができます。
アイドリングだけでは充電できない
アイドリング状態では十分な発電量を発生させることは難しいです。むしろエンジン始動に使用する電力分、マイナスになることがほとんどなので「バッテリー上がりを防ぐためにアイドリングをする」は逆効果なのでやめましょう。
1週間以上乗らないときはマナス端子を外しておく
バッテリーは何もしなくても自然放電してしまうものですが、バイクにつながった状態だと各種電子デバイスの待機電力としても電力が消費されます。
1週間以上バイクに乗らないときはバッテリーのマイナス端子を外すことで待機電力による消費をカットすることができます。
1ヶ月以上乗らないときはトリクル充電をする
ほとんどの充電器にはトリクル充電(常に微弱な電流を流す)やフロート充電(充電量に応じで充電と停止を繰り返す)というバッテリー維持機能が搭載されているものがあります。これらの機能を使うことによって満充電状態を維持し、サルフェーションの発生を抑えることができます。
乗らないときは充電器につなぎっぱなしにすればOK!
予め準備しておけばカプラーをつけるだけで、バッテリーを降ろさずに気軽に充電できるものも多いよ。
定期的にサルフェーションを除去する
- Qサルフェーションが発生したら終わりですか?
- A
専用の充電器でサルフェーションを除去することができます。
一部の充電器にはサルフェーションを除去するパルス充電機能がついているものがあります。
バッテリー劣化の原因がサルフェーションなので、その原因を取り除いてあげることでバッテリーを長く使用することができます。
トリクル充電やフロート充電とは違い、バッテリーをバイクにつなげたままではなく、バイクから外した状態で行う必要があります。たまにバッテリーを外して充電すれば自動的にサルフェーションを除去してくれます。
バイクに載せたまま維持充電をして、たまにバイクから降ろしてサルフェーション除去をすればいいってこと。とちらも充電器が自動で診断してくれるから簡単だよ。
接続用のカプラー付属。つなぎっぱなしOK。
接続用のカプラー付属。 つなぎっぱなしOK。
接続用のカプラーはないっぽい。つなぎっぱなしOK。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
というバッテリーの寿命、交換時期を長くする具体的な5つの方法をまとめてみました。
通常2年で交換が推奨されているバッテリーですが、この方法を使えば7年程度は余裕かと思います。バイクに乗る機会が少ない方は参考にしてみてください。
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