okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは
という方ではないでしょうか。まずは納車おめでとうござます。
納車後まず向かわなければならないのはガソリンスタンド。公道デビュー後のファースト・ミッションが給油になりますね。
親御さんの言う通り、行けばわかるものではありますが、ただでさえ緊張してバイク、原付を走らせているので少しでも情報を入れて安心したいですよね。
知らないことを最初からできる人はいないのじゃ。この記事で「知っていること」にしてからできるようになるのじゃ。
この記事では、
という流れでバッチリなガソリンの入れ方を解説していきます。特にバイクや原付に趣味を兼ねて乗られる方はセルフガソリンスタンでの給油は必須になるのでぜひ参考にしていただければと思います。
この記事を読めば、現在抱えている漠然とした不安を明確な自信に変えることができ、初めてのセルフガソリンスタンドに安心して向かうことができるようになります。
では早速解説を始めていきます。集中!
1⃣セルフのガソリンスタンドへの入り方
まずは給油機の前に行くまでの段取りを解説します。ここを馬鹿にしていると慣れないバイク/原付で点灯してしまったり、恥を書いてしまう可能性があるので情報としてしって起きましょう。
①入り口【IN】を見つける
基本の「キ」ですね。
順番待ちの秩序が作り、出会い頭の事故を防止するため、ガソリンスタンドは基本的に一方通行。
「入り口(IN)」の表示をみつけて、そちらに向かいましょう。
②入り口の段差に注意する
ガソリンスタンドに入るときに歩道と車道のちょっとした段差を越える必要があります。斜めに乗り上げすぎるとタイヤが取られたり、タイヤが滑ってしまうる可能性があるのでなるべく段差に向けて車体が直角になるようにして乗り上げましょう。
特にバイクを購入した直後は見栄えを良くするためにタイヤにワックスが塗られていることがあるから滑りやすいよ。気をつけてね。
僕自身、納車されたばかりの中古車でフロントタイヤがここの段差で滑った経験があります。転倒には至りませんでしたが肝を冷やしました。
③順番待ちの列に上手に並び、給油機の前までバイク/原付を進める
入り口から入ると地面に案内の矢印が描かれているはずなので、それに従って給油機の横まで進みます。給油待ちの車があればその車の後ろに並び、順番が来たら空いた給油機の前に行きましょう。
知っておきたい!空いた給油機に前の車が向かわない理由
給油機が空いたにも関わらず、並んでいる前の車がそこに向かわないことがあります。
車の給油口は左右どちらかについているので、「左(右)に給油口があるから給油機の右(左)に車を停められる場所が空くまで待つ」ということをしているのです。
列をズル抜かししちゃうもんねーバイクや原付は身軽なのさー
と順番抜かしをするとトラブルになりますが、バイクや原付は左右どちらに給油機があってもガソリンを入れられるので、動かない車車が「都合のいい場所の空き待ち」をしているようなら抜かしてしまっても問題ないです。
2⃣給油機についてからの手順
無事にバイク/原付を給油機の前まで進めることができました。
少しだけガソリンを入れるまでのちょっとしたコツのようなものを解説します。
①給油機から少しだけ離れたところにバイクを停める
給油機ギリギリに停めると体を入れることができないので、人一人余裕を持って入れるスペースを空けてバイク/原付を停めましょう。
バイクを降りてからまたバイクを動かす姿は結構マヌケだよ…
②エンジンを切ったら鍵を給油口に挿しておく
エンジンを切ったらそのまま鍵を抜き、給油口の鍵穴に挿しておきましょう。給油機の操作パネルを操作したあとにガソリンがでてくるノズルを持ったまま鍵の入れ替えをせずに済みます。
ノズルを持ったまま鍵の入れ替えをするといかにも段取りが悪いようになって結構マヌケだよ…
③バイクを降りて利き手側のグローブを外す
グローブをしたままの給油は静電気の発生の可能性があるので多くのスタンドで禁止されています。ノズル操作は利き手で行うと思うので、利き手側のグローブは外しておきましょう。
バイクから降りてから利き手側のグローブを外します。外したグローブはメーターの上辺りに置けばOK。地面に置くとガソリンをこぼしたときに悲劇ですし、シートに置くと高確率で落ちてきます。
僕が面倒くさがりなので利き手側と書いていますが別に両手を外しても問題ないですよ!
知っておきたい!給油時はヘルメットを脱がない!
セルフでもフルサービス(店員さんが給油してくれるスタンド)でも基本的にライダーはヘルメットを脱ぎません。バイクはただでさえ出発に時間がかかるのでわざわざヘルメットを脱ぐことにメリットがないためだと思われます。
高価なヘルメットの置き場に困る…というのも理由の一つかもしれません。
店内で支払いをするときや、トイレを借りるときはヘルメットを外すんじゃよ。見た目は強盗と変わらんからの。マナーじゃ。
コンビニに入るときも同じだよ。
3⃣給油機のパネル操作
おそらくあなたが一番心配していると思われるパネル操作の解説に入っていきます。この記事ではガソリンスタンド独自の決済サービスは無視して、【現金】と【クレジットカード】の2つについてのみ解説します。
①支払い方法を選ぶ
【現金をタッチ】
現金の場合はすぐに油種選択になります。入れたい油種を選択しましょう。後述しますが数量は「満タン」がいいです。
現金を入れます。
満タンに入れるためには2000円は入れた方が良いです。
投入金額に間違いがなければ「確認」をタッチ。
レシート発行の有無を選べます。いらない方は「発行しない」。僕は確定申告に備えて発行してもらいます。
お札が入りにくい時はお札を縦半分に折り目を付けてから入れるとだいたい入りますよ。
【クレジット】をタッチ。
クレジットカードを挿入。
しばらく待ちます。
カードが戻ってくるので忘れないようにしまいます。カードが戻ってきたら油種選択に進みます。
パネルに都度案内がでるのでそれに従っていけば問題ないかと思います。
②油種と給油量を選択する
油種は車種によって変わります。
原付 | レギュラー |
中型国産 | レギュラー (WR250など特殊なものを除く) |
中型外車 | ハイオク |
大型国産SS | ハイオク |
大型国産SS以外 | ハイオク レギュラー |
大型外車 | ハイオク |
僕のイメージはこんな感じですが、事前に確認しておきましょう。
ハイオクとレギュラーを1回くらい間違えても燃費が悪くなったりするだけで問題はないよ。軽油を入れたらかなりまずいよ。
数量指定や金額指定ができますが、バイクは走行距離で給油のタイミングを計るので常に満タンで給油した方が良いと思います。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
③静電気除去シートに触れる
静電気によるガソリンへの引火を防止するために、給油口を開ける前に静電気除去シートに触れます。このときグローブをしたまま触れても静電気は除去されません。素手で触るようにしてください。
万が一のことを考えて常に最善の選択をしなければならない我々ライダーは忘れずに触れるようにしましょう。
僕はグローブを外したときと、給油口を開ける直前の計2回静電気除去シートに触るようにしています。
4⃣原付・バイクへのガソリンの入れ方
パネルの操作はこれでだいたい終わり。続いて、いよいよバイク/原付の燃料タンクにガソリンを入れていきます。
①油種を確認する
ノズルの色を確認してノズルを給油機から取り出します。
②キャップを外す
上の写真のように、一般的なバイクはタンクからキャップが外れませんが、稀に、
キャップが完全に外れるタイプがあります。砂利などがつくと面白くないので地面には置かずにキャップ置きを探して置いておきいましょう。
バイク乗りに写真に写っているキーホルダーめっちゃおすすめです!
赤い方のバイクの一本差しもかなりかっこいいわね!
僕も一本差しにしたいですが鍵を秒で失くす自信があるのでできません。
③バイクにガソリンが垂れないようにノズルを入れる
給油機のノズルには少量のガソリンが残っていることがあります。
ガソリンがタンクや樹脂パーツにかかってしまうと変色したり傷んだりすることがあるので、
という感じにするのが良いです。
④ガソリンを入れる
ノズルを突っ込んだら給油機のレバーを引いて給油を開始します。
このときレバーを引いてすぐにガソリンが出てくるわけではありません。
セルフのガソリンスタンドは店内で店員さんによって監視されています。ただしく給油しようとしている場合のみ店員さんが「この給油機は給油開始してもOKボタン」的なものを押します。
店員さんがこれを押さないと給油は開始されません。ですのでレバーを引いてからガソリンがでてくるまで数秒のタイムラグがあります。レバーをカチカチやって過ごしましょう。
勝手に携行缶に入れたりしたらダメだよ。
知っておきたい!勢いよく入れすぎない!
車種によっては勢いよく給油するとガソリンが跳ね返ってくるものがあります。様子を見ながら給油しましょう。
車に給油するときは「ノズルを奥まで入れて、給油が自動で止まったら給油完了」という感じですが、バイクは燃料タンクが小さいので、ノズルを奥まで入れた状態だと半分も給油できません。
という方法で安全に入れましょう。
給油が一回ストップしたあとにモタモタしていると「給油が停止しました」といって給油が強制終了されるから注意してね。
知っておきたい!現金でガソリンを入れる場合のコツ!
クレジットカードで支払う場合は気にしませんが現金の場合は小銭が細かくなりすぎないように、「金額」のところをみて切りの良い金額になるように調整するのがおすすめです。
写真は最悪の例です。
⑤ノズルを上手に抜く
ノズルを入れる時とは逆の動きでバイクにガソリンがかからないようにうまく抜きます。
万一ガソリンがかかってしまったら置いてあるウエスで早めに拭きとりましょう。しっかりガソリンを切れば自分のバイクも、次に入れる方の車やバイクも守ることができます。給油が終わったら速やかに給油口を閉めましょう。
5⃣ガソリンを入れ終わったら
無事ガソリンを入れられましたがまだやることはあります。
①現金の場合は精算する、クレジットカードの場合はレシートを受け取る
精算機はだいたい給油機の横に置いてあります。精算機の読み取り口にレシートのバーコード側を入れるとお釣りがでてきます。
読み取りが上手くいかない場合は読み取り口を手で隠してあげると読み取りが上手くいきます。
太陽が当たると読み取りづらくなるのじゃ。手で日光を遮るのじゃ。
夕方に読み取りづらくなったりしがち
精算機がなく、店内で支払う場合もたまにあります。その際は、次の人のためにバイクを少し前進させて給油スペースを空け、ヘルメットを外して店内で精算しましょう。
クレジットカードの場合でもレシートは必ず自分で処理しましょう。レシートを置きっぱなしにする人が結構多いです。
なんでおれが知らねーやつのゴミの面倒みなきゃなんねーんだよ!!
②トリップメーターをリセットする
記事中でも触れましたが、バイクは走行距離によって給油のタイミングを決めます。
給油をしたら忘れずにトリップメーターをリセットしましょう。
周りに気を使えるライダーになりたい!
もしもあなたの後ろに待っている車やバイクがいたら、バイクを手で押して少し前進させ、給油スペースを空けましょう。
移動した先でゆっくりグローブを繋いだり、ナビを確認するようにした方がグッドライダーです。
小さいことですが待っている側からすると嬉しいものです。
たまに給油スペースにバイクを置いたままトイレとかに行くライダーもいるよ。そういうライダーがいるからバイクは嫌われるんだと思うよ。
僕もバイクに乗りますがそういうライダーは大ッッッ嫌いです。
入れすぎ注意!原付・バイクのガソリンはどこまで入れる?
少しふわっとした話で恐縮ですが、車種によっては「ここまで入りそうなんだけど、そこまで入れると問題がある」という作りの給油口があります。あらかじめそういったバイクの特徴をバイク屋さんに確認しておきましょう。
僕のバイクは「どう考えてもここまで入れられるだろ」ってとこまで入れるとガソリン漏れます・・・
いずれにしても満タンギリギリを狙うと溢れる可能性があるのでガソリンの水面(ガソリン面)がキラキラ見えたら給油をやめるくらいでいいかと思います。
慣れていくうちにいい感じの場所が見つかってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現金とクレジットカードを分けて両方解説した分、なんだかわかりにくかったかもしれませんが上から順に読んで頂ければ完璧マニュアルができたかなと思います。
行けばわかりますしね!HAHAHA!!!
(親御さんと言ってることいっしょじゃん・・・)
セルフじゃないガソリンスタンドは下の詳細記事を読んでみてください。
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