okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
簡単にこの記事の結論を書くと
という感じになります。
バイク盗難防止対策、バイクロックの基本になる考え方
バイクの盗難防止対策を講じる時にどんな方でも考えるのは、
チェーンロックをつけて、イモビライザーとGPSトラッカーも仕込んで・・・それからそれから・・・って、どこまでやればいいの??
ということではないでしょうか。最善を尽くすのであれば
バイクシェルター(@30000円)の中でハンドルロックをかけ、ドッペルギャンガーストレッチバイクカバー2(@5000円)の上から匠バイクカバーver2(@25000円)をかけ、キタコのウルトラロボットアームロック(@70000円)で前後ホイールを地球ロックして、更にクリプトナイトのU字ロック(@23000円)を前後ホイールに取り付け、XENA XZZ6L BLE Bluetoothディスクロック アラーム(@20000円)を前後のブレーキディスクに取り付け、キジマ(KIJIMA) サイクルアラーム コンバット5(@7000円)とオルターロックGPSトラッカー(@12000円+3980円/年)を仕込み、人感センサーつきの防犯監視カメラ(@30000円)と防犯ステッカー(@1000円)をバイクシャッターマン床付き(@400000円)に収納し、盗難保険に加入する(ZuttoRide Club 盗難300プラン94400円/年)
合計:834,380円
という対策がおすすめですが、費用が膨大な上、バイクに乗るたびに何重ものセキュリティを自分で施錠、解除しなければなりません。プロの窃盗団に解錠不可能なセキュリティは存在しないと言われているので、これだけの対策をしてもバイクを盗まれない可能性を100%にすることはできません。
どこまでやればいいのか・・・ということはライダーそれぞれの考え方によって異なります。
プロの窃盗団対策として、なるべく解錠に時間のかかる、強固で高価なロックを複数設置するのも考え方の1つですし、窃盗対策をほとんど諦めてハンドルロックだけにするのも考え方の1つです。
ちなみに僕の場合は
という考え方でバイク盗難防止対策を行っています。
バイクの盗難防止対策はたくさんありますが、基本となるのはやはりバイクカバー×バイクロックの組み合わせです。
この記事はあなたのバイクの駐輪環境や、バイク盗難防止対策の考え方に合致するあなたにとってベストなバイクロックを見つけられる内容になっています。
バイクロックの種類
バイクの防犯、盗難対策にはさまざまなものがありますが、その中でも「バイクをその場に固定する」「バイクの移動を困難にする」という性能を持つのがバイクロックと呼ばれる対策品です。
バイクロックには
という種類があります。それぞれの性能やおすすめのライダーを簡単に紹介します。
チェーンバイクロック
チェーンはいくつかの金属の輪の集合帯ですし、チェーンに大型の工具を入れることは簡単なので、実は単純な破壊、切断に対しては特段強いわけではありません。
盗難時、前輪チェーンロックをかけてましたが、切断されておりました。何日か前にカバーの上から〝買取チラシ〟が貼られておりましたので、下見に来ていたのかもしれません。3台ある中、1台のみ盗難されています。バイク乗りの皆様、お気をつけて下さい。#チェーンロック#バイク盗難 pic.twitter.com/pyPbvbFz5z
— NC42 CB400 (@Nc42Mitsu) November 18, 2017
一方で長さと柔軟性を活かして地球ロック(車止めなど、地面と接続している構造物などにロックをすること)をするなどさまざまな工夫をすることができます。
大きく太いものは視覚的効果が高く、盗難やイタズラの抑止効果も発揮できます。
重いので日々の施錠が少々面倒になってしまうこともあるかもしれません。
チェーンロックがおすすめのバイク
バイクを台車に載せた運んだり、クレーンで吊ったりする犯行を防ぐために、地球ロックができる環境であれば地球ロックは行ったほうが良いです。
犯行前に犯人の視界に入るので抑止効果も期待できます。
チェーンロックは地球ロックできるバイクロックの中では最も強度が高いので、重いチェーンを毎回解錠・施錠することをストレスに感じない力のある男性や、バイクに乗る頻度が低いライダーの方(重さによるストレス頻度が少ない)にはとてもおすすめできるバイクロックです。
チェーンロックを最強に!おすすめの併用対策
チェーンロックは頑丈さと工夫できる幅のバランスがとれているバイクロックなので単体での使用でもある程度安心することはできますが、チェーンを切断するときの振動などでアラームが鳴るイモビライザーを併用するのがおすすめです。
ワイヤーバイクロック
ワイヤーは何本かの細い金属の束である上、多くのバイクワイヤーロックの太さは22mmですが、その中に仕込まれているワイヤーの太さはせいぜい10mm程度の太さしかないので、単純な破壊、切断に対してはかなり弱いです。
引用元:http://yoshio.velvet.jp/blog/archives/3679
ワイヤーを大型の工具を切断することは、ホームセンターで売っているピーで簡単に切ることもできます。
しかし、チェーンロック同様長さと柔軟性を活かして地球ロックやワイヤーを浮かせて破壊切断をしづらくする工夫をすることができます。
大きく太いものは視覚的効果が高く、盗難やイタズラの抑止効果も発揮できます。
太さ22mm以上のものは携帯性が悪く、それ以下のものはワイヤーが細くなりすぎてしまいます。
チェーンロックよりも軽いので日々の施錠が面倒になることが少ないバイクロックです。
ワイヤーロックがおすすめのバイク
地球ロックができる環境にあるけれども、重いチェーンを毎回解錠、施錠することをストレスに感じる女性の方や、バイクに乗る頻度が高いライダーの方には「チェーンロックの下位互換」としておすすめできるのがワイヤーバイクロックです。
強度はもっとも低いバイクロックですが、犯行前に犯人の視界に入るので抑止効果を期待することができます。
ワイヤーロックを最強に!おすすめの併用対策
ワイヤーロックは強度が低いバイクロックなので、より強度の強いディスクロックを併用することがおすすめです。ディスクロックは小さく目立ちにくいので抑止力が低いというデメリットがありますが、太く派手なワイヤーロックを使用することでお互いのデメリットを補完し合うことができます。
U字バイクロック
U字ロックは1本の金属の棒を曲げているので単純な破壊、切断に対してはかなり強いです。柔軟性がないので地球ロックがしづらく、U字の間にピーを挟んでピーしたり、ピーでピーしてピーすれば割れてしまったりと、「破壊のバリエーションが多い」という脆弱性を持っています。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ#バイク屋の日常 #U字ロック #破壊 – バイク大好き!弱小バイク屋のおっさんの伝えたい事!https://t.co/2d109TlqPA
— baikuyadaisuke819 (@819baikuyadais1) February 19, 2020
大きく太いものは視覚的効果が高く、盗難やイタズラの抑止効果も発揮できます。
工具をUの字の間に入れられないように、ホイールに対してピッタリのU字ロックを選ぶ必要があるので携帯性は悪いです。
ロック自体はワンタッチででき、軽いので日々の施錠が面倒になることが少ないバイクロックです。
U字ロックがおすすめのバイク
地球ロックができない環境のバイクにはU字ロックがおすすめです。
破壊のバリエーションが多いとは言え、ホイールに設置するものの中で単純な強度はもっとも高く、犯行前に犯人の視界に入るので抑止効果を期待することができます。
タイヤとロックに隙間ができにくいぴったりなサイズのものを選べば、破壊のための工具を使用できなくなるので防犯性能を高めることができます。
U字ロックを最強に!おすすめの併用対策
U字ロックはバイクを移動させる盗難方法に対して無力なので、イモビライザーやイモビライザー機能がついたディスクロックとの併用がおすすめです。特にイモビライザー機能付きのディスクロックはバイクを移動させる際に大きな音を出すだけでなく、攻略法の多いU字ロックが突破されたときにも役に立ってくれます。
ブレーキディスクバイクロック
ブレーキディスクロックはとても小型なので地球ロックなどの工夫はできませんが、破壊、切断するための工具を使用するための隙間が皆無なので破壊、切断にはとても強いです。
バイクカバーの内側に隠れてしまうものなので、バイクカバーをめくるまでディスクブレーキロックの存在に気づくことができないので抑止効果は低めです。
携帯性が高く、自宅、出先両方での防犯対策に使用することができます。
軽くロックもワンタッチなので日々の施錠が面倒になることがとても少ないバイクロックです。
ブレーキディスクロックがおすすめのバイク
バイクロックの中でもっとも破壊や切断に強いブレーキディスクロックはすべてのライダーにおすすめです。抑止効果はほとんどないのでバイクカバーの上から目だつ、他のバイクロックを併用することをおすすめします。
ブレーキディスクロックを最強に!おすすめの併用対策
ブレーキディスクロックは小さく視認性が低いので、チェーンロックやワイヤーロックなど大型で目立つバイクロックと併用することで視認性を高め、抑止力を上げることができます。
また、イモビライザー機能がついていないブレーキディスクロックの場合はバイクを移動させることには無力ですが、チェーンロックかワイヤーロックで地球ロックすることによって盗難防止性能を大幅に上げることができます。
ブレーキレバーバイクロック
ブレーキレバーロックは地球ロックなどができませんし、ブレーキレバーを切断してしまえばロックを解除することができるので比較的解除が簡単なバイクロックです。
とても小型でバイクカバーの内側に隠れてしまうものなので、バイクカバーをめくるまでディスクブレーキロックの存在に気づくことができないので抑止効果は低めです。
携帯性は高いですが、常にブレーキをかけている状態になるので、バイクのブレーキ周りにさまざまな不具合を発生させる可能性があり、自宅での長期間の使用には不向きです。
軽くロックもワンタッチなので日々の施錠が面倒になることがとても少ないバイクロックです。
ブレーキレバーバイクロックがおすすめのバイク
ブレーキ周りの故障の原因に鳴る可能性があるので、自宅での防犯対策としてはおすすめしませんし、出先に関してもより破壊に強いディスクブレーキロックがあるのでブレーキレバーロックを選ぶ必要がありません。平たくいうとブレーキレバーロックはすべてのライダーにおすすめしません。
ブレーキロックは最強にならない!
ブレーキロックは他の盗難防止対策と併用してどうこうなる・・・という性質のものではありません。ディスクブレーキロックをしようしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という内容の記事でした。
多くの人にとっての最適解は
になるのかなと個人的に思います。
ディスクロックを使うときはリマインダーケーブルも忘れずに・・・
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