okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は、
という方ではないでしょうか。この記事では、
ということがわかります。
「風が通る!夏に涼しいヘルメット!」は存在しない
バイク初心者の方はバイクヘルメットのベンチレーションを見たり、ヘルメットの広告をみたりすると
ベンチレーションが付いているヘルメットは風が通っていくのね!
と誤解してしまいますが、ベンチレーションはあくまでも蒸れなどを排出するものなので、
このヘルメットのベンチレーションは風が通る!涼しい!夏にピッタリ!
などという宣伝文句を信じて過度な期待をすることは禁物です。もしもベンチレーション機能が購買意欲を左右するほどの性能差があるのであればバイク用品店のヘルメットコーナーには大型の扇風機を設置した「ベンチレーション体験コーナー」があるはずです。
ヘルメットを選ぶ際は「ベンチレーションはヘルメット内の空気を換気する」ではなく、「ヘルメット内の蒸れを廃棄する」という認識の方が良いです。
ヘルメット洗濯時に思いついたイケナイ夏涼しい加工
「風が通る!夏に涼しいヘルメット!」は存在しないということは理解していますが、ヘルメットを洗っているときに、
ヘルメット内側のベンチレーションの穴を溝で繋いだら少しは空気が通りやすくなるんじゃね?
と、思いついてしまったのでちょっと試してみました。
とはいえ、この方法はメーカーの設計を大きく崩すものなので安全性や快適性(静音性など)を著しく損ねる可能性があるものです。
僕の場合は近々買い替えを検討しているタイミングだったので自己責任で行いました。
内側のベンチレーションを繋ぐ
僕が主にツーリングで使用しているヘルメットは上の写真で○をつけた、
の計7箇所のベンチレーションホールが空いているので、それぞれをいい感じに溝を作って繋いでいきます。
使用した道具はハンダゴテのみ。
450℃のアツアツ設定で、ゆっくり穴から穴へ向かうとうまくいきました。
ドレンホールも繋いでしまった
さっきの写真だと○が8つつていいるんだが?○はまさか・・・
上の写真の○の穴はベンチレーションではなく、ヘルメットを洗ったときにの排水に使うドレンホールです。
ついうっかり溝でつないでしまいました。
ベンチレーションにした
そのままだと僕は「ドレンホールとベンチレーションの違いもわからないライダー」になってしまうのでベンチレーションに変更しました。
ちゃっかりベンチレーションの色もあわせてやがる・・・
ドレンホールは排水用のはずですが、ヘルメットを逆さまに干したときにヘルメットから水が抜ける位置に全然来ないので今まで一度も使ったことがなかったどうしようもないただの穴でした。廃棄寸前になってベンチレーションに生まれ変わることができました。
アライはそのつもりだった
。ここにオプションダクトを取り付ければ、エアーを導入するベンチレーションの入口になり、シールド上部と、このインダクションポッドの2ケ所とで、エアーを効率良く取り入れることができるのです。
引用元:アライヘルメット
この記事を書いているときにたまたまドレンホールについてアライヘルメットが説明している情報に触れました。ドレンホールは元からベンチレーションに加工できる穴だったようです。知らなかった・・・。
結果オーライとはこのこと!アライユーザーの方はベンチレーションを追加しちゃいましょう。
アライのモデル別パーツリストで品番を確認してから品番でAmazon検索するのがおすすめ!
夏に涼しいバイクヘルメットの効果
溝の中を風が通っていく感覚は皆無。なんの効果もありませんでした。
しかし、ベンチホール化したドレンホールからは明らかに風を取り込んでいる感覚がありました。
初めから付いている左右のベンチホールよりも多くの空気を取り込んでいる感覚があり、「これ最初かからベンチホールでいいんじゃない?」という感じ。
とはいえ、「風が少し当たる部分が増えた程度」なので通気性に影響するほどの効果はありません。
静音性は全く変わりませんでした。
まとめ
という記事でした。
買い替えを検討していましたが、ベンチホールが増えて更にイケメンになったのであと10年使おうかと思います。
ドレンホールのベンチホール化は安価に簡単に行うことができ、ほんの僅かではありますが効果を体感できるものなのでおすすめできますが、内装に溝を掘るなどという愚かなことはせずに3年で買い替えましょう。
オコモトも諦めてシューマかぶれよ
あご紐がラチェット式のヘルメットは使わないことにしてるので。
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