okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は、
という方ではないでしょうか。
バッテリー交換はメンテナンスの中でも比較的簡単な部類に入るので自分で行う方が多いと思います。
そこで少々悩むのが購入するバッテリは「充電済みがいいのか/未充電のものがいいのか」ということではないでしょうか。この記事では、
という購入時のバッテリーの状態について解説し、
という結論に向かいます。さらにネタバレするとこの記事は、
という結論に向かいます。
事前充電が不要なので突然のバッテリーあがりに対応可能。少々高価ですが10年以上使える製品なのでコスパはとても高い。
新品バッテリー購入時の状態
バッテリーを購入したときの状態は3種類あります。
それぞれ解説します。
液入(工場で液入を入れて充電済の新品バッテリー)
バッテリー液が工場で入れられて、充電された状態で出荷されるバッテリーです。手元に届いてすぐに使い始めることができます。
液別液入(販売者が液を入れて充電済の新品バッテリー)
販売者がバッテリー液を入れて充電をしてから販売するものです。手元に届いてすぐに使い始めることができます。
液別(未充電の新品バッテリー)
バッテリー液が別に付属し、初期充電を自分で行うタイプのバッテリーです。初期充電には最大72時間かかります。
バッテリーの初期充電について
購入時状態 | バッテリー状態 | 初期充電時間目安 |
液入 | 工場で液入満充電から容量低下 | 5~10時間 |
液別液入 | 液別を販売者が液入満充電から容量低下 | 5~10時間 |
液別 | 自分で液入れ充電 | 最大72時間 |
一見「液別」以外は初期充電が必要ないように見えますが、他の2つも購入後初期充電をしたほうがいいです。
工場で充電をしてもあなたの手元に届くまでに自然放電によってバッテリーの容量は減っていきます。
バッテリーの初期充電には最大72時間かかるので、「ネットでポチッて翌日届く」ということは販売業者は「液入」のように予め満充電にしておかなければ翌日届けるということは不可能です。
販売業者が充電を完了してからあなたの手元に届くまで自然放電によってバッテリーの容量は減っています。
バイクのセルを回すには容量のうち60%もあればエンジンをかけられますが、その状態でバイクを走らせると「バイクのオルタネーターによってバッテリーが急速充電される」という状態になるのでバッテリーの寿命を短くしてしまう可能性があります。どんな電池も急速充電よりもじっくり充電したほうが寿命は長くなります。
スマホも「寝ている間はゆっくり充電機能」とか「80%以上はゆっくり充電機能」とかあるもんね
バッテリー交換して「やったーエンジンかかったー」の瞬間にすでに容量60%の可能性もあるってことね・・・
製造から時間が経っていればそうでしょうね・・・
バッテリーの使い始めはじっくり満充電してからのほうがバッテリーの性能を引き出しやすく、かつ寿命が長くなるのでどんな形態でバッテリーを購入しても初期充電はしたほうが良いです。
充電済みのもので最大10時間、液入れタイプのもので最大27時間の充電時間を見ておいたほうがいいです。
充電済みのものを10時間充電するのも自分で液入れして72時間充電するのも変わりないわね
繋いで放っておくだけですからね
どの状態でバッテリーを購入するのが一番いいのか
液入と液別液入は初期充電をしなくてもすぐに使い始められるというメリットはありますが、バッテリー液を入れた時点で「寿命を迎えるまでのカウントダウン」は緩やかに始まります。
バッテリーを最初から最後まで、天寿を全うさせたいのであれば「液別」で購入するのが一番いいと思います。
初期充電、補充電におすすめの充電器
僕が使っている充電器は上のリンクの星乃充電器です。
劣化したバッテリーをリフレッシュしれくれるサルフェーション除去機能もついているので便利です。しかも3ヶ月以内なら繋ぎっぱなしでいいのもズボラな僕に向いています。バイクからバッテリーを外さなくても良くなるコネクターも付属します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バッテリーを少しでも長持ちさせたいのであれば、
という方法をとったほうがいいです。という記事でした。あなたの次のバッテリーあがりが10年先になりますように。
バッテリーについて網羅的に知りたい方は下の記事を読んでみてださい。
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