okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
バイクに乗ることは誰にでもできますが、バイクに楽しく乗るということにはたくさんのコツがあります。
この記事では初心者の方やライディングの勉強を始めたばかりの方がすぐに実践できて、かつ、とても効果のあるバイクの目線に関する3つのことについて解説していきます。
具体的には
ということについて解説します。
バイクが目線を向けた方に曲がる理由
バイクはよく「目線を向けたほうがに曲がる」と言われます。
同じことを言われるスポーツにスキーやスノーボードがありますが、性格には「目線」ではなく「頭をを向けた方に曲がる」です。
頭を向けた方にバイクが曲がるのは、頭を向けると意識せずとも体全体が曲がりたい方向を向くためです。
バイクを曲がるときは「目線」というか「頭の向き」を意識して走ってみましょう。
次の休日に以上の内容を試しにツーリングに出たあなたは
・・・全然曲がんね-じゃん
と思うかもしれません。
それはバイクのセルフステアをライダーが邪魔をしているからです。
セルフステアを邪魔しない方法
セルフステアを邪魔してしまう原因は
からです。
「ハンドルから力を抜く」ということが大事だということです。
ハンドルから力を抜くには
ということがあります。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
ハンドルから力を抜いて、頭を大げさに曲がりたい方向に向け、ちょっとだけ体がその方向を向いていることを意識しながらバイクに乗るだけでバイクは曲がっていきます。
目線を上手にコーナーの先に向ける簡単な方法
バイクは頭を向けた方に曲がっていくので
コーナーの先を見よう!
と説明されることが多いです。
しかし、特に初心者の方は路面状況が気になって目の前の路面に視線を落としてしまいがちです。
教習所で一本橋のときに「目線上げて!」と言われたけど、落ちるのが怖くてなかなか遠くを見れなかったわ・・・
意識してコーナーの先を見ようとしてもついつい目線が下がってきてしまいます。初心者の方はとくにもっと明確に「ココ」という点を設定したほうが良いです。
具体的には「外側のガードレールの見えている先端」です。
バイクはどんどん前に進むのでガードレールの先端もどんどん奥まで見えるようになっていきます。それに合わせて視線もどんどん送っていきます。
これを見ることでコーナーがどれくらいの角度で曲がっているのかがよくわかります。ガードレールがない場合は白線やセンターラインを見るようにしましょう。
目線を水平に保ったほうがバイクが怖くない理由
ガードレールの先端に目線を送り続けることにも慣れると、以前よりもずっとバイクをスムーズに走らせ、楽しむことができます。
バイクが楽しくなってくると「もっとバイクを倒してみたい」いう向上心が芽生えてきます。
しかし、いざ少し速度を上げてバイクを倒そうとしても
なんだか怖いわ・・・バイクはもっと倒せそうなのに恐怖心でバイクが倒れるのを抑えてしまっている感じがする・・・
と感じます。
これはきっと「バイクと一緒に頭(目線)も傾けている」せいです。
バイクの傾きに合わせて頭も傾けていると三半規管が
あれ?今ってどれくらい傾いてる?よくわかんなくなった。ちょっと待って!すごい傾いてるかも!やっぱ傾いてないかも!
となります。
バイクは全然バンクしていないんだけどなんだか怖くてバイクを倒せないの・・・
という方は、頭を地面と水平に保つことを意識すると「本来いらない恐怖心」を排除しやすくなります。
バイクの傾きとともに頭の角度もバンクさせると平衡感覚をつかみにくいですが、水平に移動させることで平衡感覚をつかみやすくなり恐怖心が減ってよりバイクを倒せます。
よりバイクを倒せるとタイヤのグリップ力も引き出せるようになり、より楽しく速くライディングすることができます。
路面が目まぐるしく左右に揺れるこちらの映像と
路面がほとんど水平を保っているこちらの映像
後者の映像の方が「酔いにくい」ような気がしませんか?
前者の映像は「すごい傾いている」のはわかりますが、後者の方が「どれくらいバンクしているか」なんとなくわかるような気がしますよね。
頭の水平を保つのは「後者の映像の様な世界で運転する」ということです。
バイクに乗るときに「正しい恐怖心」は絶対に必要です。その恐怖心や想像力があるからフルフェイスヘルメットを被ったり、プロテクター入りのジャケットを着たりします。
しかし、間違った恐怖心はスキルアップを妨げ、ライダーとバイクの間に溝を空けてしまいます。恐怖を正しく認識できるようにバイクを傾けても頭は地面と水平にし、正しい情報を得られるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初心者の方でもすぐに実践できて効果の高い「頭の使い方」を解説しました。
バイクは色々考えながら、想像力を働かせて危険察知を早くし、体やバイクの動きを頭で分析しながら乗るものですが、こういうシンプルな頭の使い方もかなりライディングには効くということですね。
この記事であなたとバイクとの距離が少しでも短くなったのであれば嬉しく思います。
この記事が少しでもあなたの役に立ったのであれば是非他の記事も読んでみて下さい。バイクはあなたが今感じているよりももっともっと楽しいものということがわかると思います。
コメント