okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。
以前は、「ツーリング先でちょっといい写真を撮りたい」と思うとデジカメを持って行く必要がありましたが、最近のスマホの性能はデジカメに肉薄し、撮影用のデジカメを持って行く必要がなくなりました。
SNSの普及により、写真がコミュニケーションツールとして使われるようになったことも相まって、ツーリング先で愛車をよりかっこよく、美しく撮影しようと考える人はどんどん増えてると思います。
カメラが趣味の方であれば自分なりの撮影方法を確立しているでしょうし、「趣味バイク×趣味カメラ」で最高のツーリングができているのでしょうが、
スマホで気軽に映えるバイクの写真を撮りたいんだけどうまくいかない・・・
という方のために、「ツーリング先ではあまり写真を撮らないが、撮る写真は軒並み最高のライダー日本ランキング第1位」である僕が、スマホで簡単にかっこよく愛車の写真を撮るコツを解説していきます。この記事では、
ということについて解説していきます。
撮影のための事前準備
「かっこいいバイク写真を撮りに行くぞ!」と気合を入れるときは事前に洗車を済ませておくのがおすすめ。
洗車面倒くさい…。そんな頻繁にやってらんないわよ
という方は、洗車の最後に行う艶出しだけでもOK!プレクサスで拭いてあげるだけでも・ヌメヌメ感・しっとり感・バッキリ感があるはっきりした姿を撮ることができます。
無視や汚れがついていると意味がないのでフクピカなど携帯できる洗車グッズを持っていくのが良いです。
映える場所選び
夜のスタンドはバイクが映える! pic.twitter.com/YCpiMi2T1o
— せり@🇬🇧🇬🇧🇮🇹🇩🇪 (@jwaaa03000) October 5, 2019
特におすすめなのが夜のガソリンスタンド。照明機材など持っていかなくても強烈な光でバイクをライトアップしてくれます。
かっこいいバイク写真の撮り方のコツ
かっこいいバイク写真の取り方を、
に分けてそれぞれ簡単に解説します。
【角度】は斜めがおすすめ
バイクは真正面、真横、真後ろなどの「真」は避けて、斜めから撮影するのがおすすめ。写真に奥行きを作ったり、バイクの立体感を簡単に出すことができます。
正面、後ろからなら道を入れると吉
正面や後ろ方向から撮影するときは走ってきた道を入れるのがおすすめ。バイクを道の左に寄せて安全に撮影してみましょう。
横はバイクのパーツを入れやすい
バイクは車とは違って細い乗り物なので、正面や後ろからだと少々迫力に欠けることが多いです。横から取れば撮影するバイクの面積が増え、美しいバイクならではのパーツをたくさん写真に納めることができます。
カウルがついてるのは正面がいいかも
ネイキッドやオフロードバイクは横がいいかも
いずれにしても少し角度をつけて斜めに撮ったほうがいいよ
バイクによってかっこいい角度は変わる
バイクのデザインによってかっこいい角度は変わります。例えば、
という感じです。多くのバイクは右側からエキパイがよく見えるので右前、スプロケットやチェーンなどメカメカしたものが見えるので左後ろからの向きは無難にかっこよくなります。
自分のバイクが一番かっこよく見える角度を見つけるのが大事なのね!(あたしのバイクは全方向イケメンだけどね)
【高さ】は「普段見ない高さ」から
目線の高さから撮影すると「普段見ているバイク」と変わらない高さからの写真になってしまうので、極端に低い位置から、極端に高い位置から、あるいは少しだけでも撮影する高さを変えてあげると「普段見ているバイク」から離れた「特別な写真」になりやすいです。
という方法で撮るだけでバイクのイメージはがらっと変わります。
これは普段自分のバイクを見慣れているあなただけが感じる「特別感」ではありません。写真を見た他のライダーはそれぞれ「普段バイクを見ている目線の高さ」からズレているバイクをみると、それが自分のバイクではなくても「特別感」を感じます。
低身長のライダーが手を目いっぱい高く伸ばして撮った写真は高身長ライダーには逆に「普通のバイク」に見えるかも・・・?
高身長ライダーが腰のあたりで・・・(以下略)
地面スレスレを狙うならスマホを逆さまにする
スマホ特有のテクニックとして「スマホを逆さまにして地面スレスレで撮影する」という方法があります。カメラはスマホの上側についているので、逆さまにするとカメラが地面側に来ます。撮影後に写真を回転されればOK。
コロンブスの卵ってやつか。確かに普通のカメラより地面に寄れるなぁ
【構図】は意識しすぎず、頭に入れておく程度
構図を意識しすぎると写真がワンパターンになりがちなので、慣れるまでは「少し意識する」くらいがいいかもしれません。代表的な構図をいくつか紹介します。
三分割法
三分割法は画面の縦横に線を引いて9分割し、線が交わる点に主役を置くという手法。水平線やビルなどで写真に縦横の線が入るときは分割した線と重ねるといい感じになります。初心者でもすぐに使える万能な構図。
それぞれの四角の中に別々の要素(海・太陽・山など)を分けて入れるのもおすすめ。
三角構図
三角構図は建物や自然を使って画面全体に大きな三角を描くように撮影する構図。写真に安定感を出すことができます。
バイクだと道の真ん中にとめて撮るのが手っ取り早いですが危険なのでおすすめはしません。たまたま三角に撮れそうな場所を見つけたらチャレンジしてみましょう。
ちなみに逆三角形だと不安定さを感じやすくなるのでそういった写真を取りたい時以外はおすすめしません。
トンネル構図
トンネル構図はとてもわかりやすいです。バイクを囲うように他の被写体を配置して「額縁」のようにつかいます。するとバイクが強調され、余白もいい感じに埋まるのでかなり映える写真になります。
典型的な例は「桜の間から写真を撮る」です。
ピント調整をする必要がありますが、最近のスマホは少し前後に動かすだけであわせてくれるので初心者の方でも上手に撮れるでしょう。敢えてピンボケを狙ってもいい感じになります。
消失点構図
遠近感を強く出すための構図。ある一点から複数の線が放射状伸びていることを意識して撮影します。
バイクの場合は道路と一緒に移せばだいたいうまくいきます。
写真に強烈な奥行きがでるので、止まっているバイクにも関わらず躍動感がでますし、道を利用することでストーリー性を持たせることができます。
これまで走ってきた過去の道のストーリー
これから走る未来の道のストーリー
というものを写真に盛り込むことができます。これは単に「その日走った道、走る道」というだけでなく、「バイクライフ」や「人生そのもの」も入れることができます。
(オコモトって急にロマンチストになるときがあるのよね。キモいわ・・・)
日の丸構図
シンプルかつ難しいのが日の丸構図。被写体の存在感が強ければ成立しますが、写真全体の余白は多くなるので結構難しいです。
背景がシンプル(夜や白い壁など)のときはいいかもしれませんが、背景がガチャガチャしたときに使うと「ただ写真を撮っただけ」になってしまいがちなので気をつけましょう。
いい写真が取れなければパーツのどアップ
意外と見落としがちなのが「写真はバイク全体を撮らなくても良い」ということです。
無理に車体全体を撮ろうとするのではなく、車体の極々一部の写真でもとてもかっこよく見えます。
極端な写真を載せておきます。
ここまでいくとツーリング関係ないけどな・・・
でもかっこいいよね
注意したい!バイクと一緒に写るときのポーズ
バイクとツーショットで写真を撮るときは「あなたとバイクの関係性」を切り取るようにしましょう。
無理に不自然なポーズを撮ると、「無理してるな感」は他人にも伝わります。例えば、
こんな写真は不自然ですが、
こんな写真はとても自然な感じがしますよね。ニュアンスでしか伝えられなくて恐縮ですが、そんな感じです。
これくらい狙って撮るなら良いかもしれませんが…
こういう向かい合ってる写真とか結構サムく感じます。
せっかくだから写真加工を上手に使おう
スマホが普及してから写真の加工は常識になりました。
せっかく写真をとるのであれば加工して最大限愛車の魅力を引き出すべきです。普段使っている写真加工アプリがあればそれを使っても全く問題ありません。
僕のおすすめはGoogleが開発したSnap seedというアプリです。
文字を入れられたり、撮影後に被写体の角度を変更できたりと、機能が満載です。無料の写真加工アプリの中では群を抜いています。
SNSに投稿する前にひと手間加えるだけでいいねの数が全然違ってくるかもです。
加工アプリがあれがバイクがさらにかっこよくなるだけでなく、写真を撮るときに
あとで加工すればいいからサッと撮ってサッと行くかー
と考えることができます。
写真撮影の時間を短縮し、バイクに乗っている時間を長くすることができます。
ツーリングに行っているのに写真ばかり撮ってたら本末転倒だかね。写真が趣味の人なら別だけど・・・
写真ばかり撮っていると前に進めない
バイクに乗っていると日常生活では考えられない風景の連続ですよね。
ですのでツーリング中は「ここで写真撮りたいなぁ。」と思うことの連続になります。
しかし、そう思った瞬間には通りすぎているので、アクセルを戻し「Uターンして行くかー」とも思いますが「これやってたらキリねぇよなぁ」と思いブレーキに握ることはほとんどありません。
「Uターンは億劫だから次は止まろう」「あ、通りすぎた。次は」「あ、次」「次」と結局止まらないことが多いです。
そこで僕は自分に「心のシャッター」というアプリをインストールしました。
前述のような局面のときに「心のシャッター」を押すのです。
視界に入ったキレイな景色を心のシャッターで撮影するとなんとなく後ろ髪引かれずにその場をやり過ごせるような気がします。
ツーリングをしていると本当に素晴らしい景色ばかりだからついついバイクを停めてしまいがちだけど・・・切りがないよ。
まとめ
という記事でした。
写真の撮り方を解説しましたが、皆さんすでにご承知の通り、バイクはかっこいいです。
被写体がいいのでバイクの撮影はだいたいうまくいきます。
ツーリング先は山や海など自然の中に行くことが多いと思いますが、自然の中にポンとメカメカしい、ゴリゴリの人工物のバイクがあるのでめちゃくちゃ存在感が際立ちます。
撮り方をそんなにシビアに考えなくてもうまくいきます。もしもうまく撮れなかったりしたらそれはきっとバイクからの「洗車して!」「メンテナンスして!」というサインなのかも知れません。
きれいなバイクにきれいに乗ってより楽しく、かっこいい写真を撮れるツーリングにでかけましょう。
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