okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
と言う方ではないでしょうか。
この記事では「夏、走行中に突然エンジンが止まる」という症状で青ざめている方に向けて「パーコレーション」について症状や対策について解説していきます。
先に結論を書くと
という結論に向かいます。
パーコレーションとは【バイクが突然エンスト?】
パーコレーションとは「燃料沸騰」のことです。
燃料沸騰と聞くとバイク爆発しそうでとても恐ろしく感じますが爆発はしないのでとりあえずはご安心下さい。
エンジンが熱くなりすぎて、燃料が供給装置にたどり着く前のホーズないで沸騰し、気泡が発生することで燃料供給がうまくいかずエンジンが止まってしまうことをパーコレーションといいます。
燃料の代わりに気泡(空気)が入ってくるので瞬間的にガス欠になってしまうということです。
僕はバイクに詳しくないので、エンジンが熱くなりすぎてエンストを起こす「オーバーヒート」の中にパーコレーションも含まれるのかどうかわかりませんが恐らく広義の意味ではオーバーヒートに含まれるのではないかと思います。
パーコレーションは水冷バイク、インジェクションバイクでは起きない?【バイクが突然エンスト?】
一般的に冷却性能に優れた水冷バイクや燃料噴射を機械的にコントロールしていうるインジェクションバイクでは起こりにくいとされています。
特にキャブのバイク特有の不具合のように語られることが多いですが、可能性としては水冷、インジェクションバイクでも起こることもあります。
水冷の場合は燃料が沸騰する前に冷却水が沸騰してオーバーヒートになることが多いので燃料沸騰まで至らないことが多いです。水温系がレッドゾーンに入ったら多くの方は休憩に入るので・・・。
パーコレーションを起こしやすいバイクは
の順になるかと思います。
ちなみにパーコレーションを起こしていた僕のバイクは空冷インジェクションです。
バイクでのパーコレーションの症状【バイクが突然エンスト?】
というオーバーヒートと同じような症状がでます。やっぱりオーバーヒートの中のひとつなんですかね?
バイクでパーコレーションが起きたときの対処方法【バイクが突然エンストしたら】
パーコレーションが起きたときの対処方法はとても簡単で「沸騰が収まるまでエンジンを切って待つ」です。
30分も待てば十分です。
くれぐれも水をかけたりしないようにしてください。ヒートショックによってヒビが入ってエンジンが壊れる可能性があります。
バイクでパーコレーションを予防する方法【バイクが突然エンストしないために】
キャブレーターを断熱板で囲う
エンジンの熱がキャブレーターに伝わらないように板を設置します。結構大がかりです。
燃料ホースに耐熱シートを巻き付ける
エンジンの熱が燃料ホースに伝わらないように断熱材を設置します。結構大がかりです。
マメに給油する
とても気軽にできる方法です。
たくさんの燃料を沸騰させるにはそれだけ時間と熱量が必要になるので、燃料が温まりにくいように頻繁に給油しましょう。
「燃料が少ない時にパーコレーションを起こす」という方はこれで解決します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という記事でした。
いずれにしても走行中にエンストは尋常ではない不具合の可能性があるので一度バイク屋さんに相談し、「特に不具合は見られないのでパーコレーションの可能性がある」との診断であれば給油回数を上げてツーリングをしてみてください。
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