okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
完全に豆知識記事になりますが、この記事では
ということについて解説していきます。
ミシュランとは?
新しいタイヤの構造である「ラジアルタイヤ」を発明したのがミシュランです。1889年にアンドレとエドゥアールのミシュラン兄弟がフランスで作った会社。
路面の衝撃をタイヤでも受け止めているような、サスの一部のような軽くしなやかなタイヤでグリップ力が強め。癖が少なく、ライフも長いので多くのドライバー・ライダーからの支持を受けています。
タイヤ自体は素晴らしいですが、同じ銘柄を履いても個体差が大きいことがあるので神経質な方や気に入ったタイヤの銘柄を続けて履きたい方はやめたほうがいいかもしれません。ライフは長めな傾向があるのでライフ重視の方はミシュランを選ぶのがいいかもしれません。
個体差はありますが、全体的にバランスが良いメーカーで、とりあえずミシュランにしておけば後悔はしない・・・という感じ。
海外メーカーの中ではタイヤが温まりやすいという特徴もあります。
ちなみにミシュランガイドはもともと「ドライバーが食事を楽しむガイドブック」として誕生しました。
ツーリングタイヤはキモいくらいの溝があるよ。
ウエット性能を高めてるよね。キモいけど。
ミシュランのマスコットキャラクターはミシュランマン?ビバンダム君?
ミシュランのキャラクターは
など様々な呼ばれ方をします。
もともとの名前は「ビバンダム」ですが、ミシュラン発祥の地がフランスなので「ムッシュ・ビバンダム」、愛称は「ビブ」という感じです。
フランス以外の国ではミシュランのマスコットキャラクターであることがわかりやすいように「ミシュランマン」と呼ばれることが多いです。
どの呼び方でもいいってことね!なんとなく「ビブ」って呼ぶと通っぽい感じがしそうね!
日本でも公式サイトはミシュランマンになっておるぞぃ。
ミシュランマン(ビバンダム君)着想
引用元:ミシュラン
1894年、フランスのり4で開催された博覧会の入り口にタイヤが積まれてありました。
ミシュラン兄弟の弟のとエドゥアールはそれを見て
このタイヤに腕つけたら人間になるじゃん!HAHAHA!
と兄のアンドレに話したことがミシュランマンの誕生に繋がりました。かなり軽い感じの思いつきのようですよね。
(ボンジュール?オンドレ正気か?)
ミシュランマン(ビバンダム君)誕生
その後アンドレはオ・ギャロというデザイナーと出会い、彼が持っていた一つのデッサンに興味を持ちます。
それはビール会社用のデザインとして描かれましたがボツになったもので、恰幅のいい男が「ヌンク・エスト・ビバンダム (さぁ!飲み干そう!≒乾杯!)」と乾杯の音頭をとっているデザインでした。
このデッサンに弟が言っていたアイディアを融合させたら・・・
ビールの代わりにグラスに釘とかガラスの破片を入れたら「空気入りタイヤは釘やガラスに負けない!」ってアピールできるんじゃね??
(ボンジュール?グラスに釘?アンドレ正気か?)
という感じで1898年にミシュランに最初のマスコットキャラクターが誕生しました。
「ヌンク・エスト・ビバンダム (さぁ!飲み干そう!≒乾杯!)」というコピーは古代ローマの詩人、ホラティウスの「詩集」第1巻37.1からの引用です。
引用元:ミシュラン
ちなみにこのときはまだこのマスコットキャラクターには名前がありませんでした。
怖すぎ・・・
ちなみにミシュランのマスコットキャラクターは「世界最古の商業マスコット」とも言われておるぞぃ。
ミシュランマンのモデル
引用元:麦酒本舗
ちなみにオ・ギャロが描いたビール会社用のデッサンに「恰幅のいい男」はビールを創造したと言われる神様で守護聖人のガンブリヌスでした。
ガンブリヌスはベルギーのアントワープ一帯を治めていた実在の人物である公爵ヤン・プリムス(1253-1294年)がモデルと言われています。
つまり、ミシュランマンにはモデルがいたということになります。しかも車のタイヤのキャラクターなのにビールを作った神様・・・現代では考えられませんね。
ビールを飲むときにジョッキを合わせて「乾杯!」という習慣もヤン・プリムスさんが作ったと言われておるぞい。
ミシュランマン(ビバンダム君)デザイン
恰幅のいいガンブリヌスを基にしているので初期のミシュランマンも太った感じになっています。
1912年に補強材としてカーボンブラックをタイヤに使用するまでは炭酸カルシウムなど白っぽい補強材を使っていたのでタイヤ自体が白っぽい色をしていました。他にも当時のタイヤは高級品だったので白い布や紙で梱包された状態だったという理由でミシュランマンはタイヤなのに白く描かれています。
また、当時車を所有していた人(ミシュランのターゲット)は上流階級の人だったので、当時上流階級で流行していたメガネをかけたデザインになりました。
高級なフレンチを食べているようなデザインよね!
現代ではありえないビバンダム君の衝撃の名前の由来
マスコットキャラクターを目にしていたティエリーというレーシングドライバーがアンドレを見かけたときに
やぁ!ビバンダムさん!
と声を変えたことがきっかけで
ビバンダム!いいね!それもーらい!
マスコットキャラクターの名前がビバンダムになったと言われています。
車のタイヤのマスコットキャラクターなのにお酒を飲むときの「乾杯!」という名前がついてしまった・・・というこちらも現代では考えられない名づけエピソードがあります。
「飲み干そう!」というニュアンスじゃから結構イケイケな名前じゃの?「ビール飲め飲めマン」的な感じかの。
ミシュランマンのデザインの変化
引用元:ミシュラン
当時は同じキャラクターを様々なデザイナーが様々な扱いで描くことは一般的だったので、長い歴史を持つミシュランマンにもさまざまな表情があります。
初期のころはどこか怪物的で恐ろしい印象のキャラクターでしたが、時代の変化とともに明るく陽気な雰囲気になっていきました。
現在のミシュランマンのデザインは1985年にミシュランが初めて広告代理店にミシュランマンのデザインを依頼したものがベースになっています。
ジョジョのスタンド、ハングドマンみたいなミシュランマンもおるぞ。ナイフを持っておるぞ。
ライダーとミシュランマンの戦い!?
ちなみにミシュランタイヤのサイド部分にはミシュランマンが描かれており、タイヤのスリップサインの場所を教えてくれています。
バイクの場合、タイヤの端が路面に接地するような運転をしていると、このミシュランマンは自然と消えてくのでアマリングを気にするバイク乗りの中にはこのミシュランマンを消そうと一生懸命にバイクをバンクさせる人もいます。
ミシュランタイヤに交換した際は、どこか挑戦的でもあるタイヤサイドのミシュランマンを見つけてみてください。
ちなみに欧米ではアマリングのことを「チキンストリップス(臆病者の帯)」と呼ぶスラングがアリマース。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
みんな大好きミシュランのマスコットキャラクター、「ビブ」について解説をしました。
という豆知識な記事でした。
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