この記事ではバイク教習のコツを解説しますが、「予習した内容よりも教官の教えを優先できる」という方のみ読み進めてください。詳しくは>>>こちらの記事を読んでみてください。
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
僕は普通自動二輪免許、大型二輪免許の両方を延長なしのストレートで卒業し、且つ、「免許取得をとても楽しめた成人平均身長平均体重よりそれぞれちょっと上の成人男性」です。体格に恵まれない方、苦労して免許を取得した方や女性ライダーが書いている記事のように
あたし頑張って免許取ったよ!だからあなたも諦めないで!一本橋のコツは遠くを見ることよ!
という共感するための記事を書くことができません。ただ、問題を解決するため、気持ちを切り替えるための記事は書けるかもしれないので興味がある方のみ読んで頂ければと思います。
バイクシミュレーター教習の目的
今日は四国電力坂出事業所の方々が企業研修に来られました。
— 坂出自動車学校 (@sakaide_ds) October 31, 2019
シュミレーター、バイク講習などグループに分かれて行いました。毎年受けていただいているんですよ~(^-^)https://t.co/bP04sZn5oa#四国電力坂出事業所#シュミレーター#バイク講習#坂出自動車学校#香川車人 pic.twitter.com/vmFaXuHFiX
バイクシミュレーター教習は「現実では試せない走行、再現しにくい状況」をバーチャルで再現し、教習生に体験させることで「環境の変化によるバイクの挙動の変化」や「公道での危険予知」ということを学んでもらうものです。
などがあり、普通自動二輪、大型二輪でも複数回のシミュレーター教習を行います。
普通自動二輪 (所持免許なし) | シミュレーター教習内容 |
第1段階6時限目 | 様々な路面状況での制動 |
第2段階1時限目 | 市街地走行体験 |
第2段階5時限目 | 交差点での危険察知 |
第2段階8時限目 | 市街地での危険察知 |
どの教習もクリアのためのノルマはなく、「シミュレーターで疑似走行体験すればクリア」という性質のものです。
バイクシミュレーター教習の服装
シミュレーターは教習車を運転するわけではないので基本的にヘルメットやグローブを必要としませんが必要とする教習所もあるので事前に確認しましょう。
だいたいの場合シミュレーター教習の前の教習の終わりで教官から
お、次はシミュレーターですね。ヘルメットやグローブは不要です。シミュレーター室の前に来てくださいね。
などというアナウンスがあります。アナウンスがなかったり、忘れてしまったら受付の方に聞いて確認しておきましょう。
ってことは半袖半ズボンでいいな!
「ヘルメットなどが不要=半袖半ズボンでOK」と、勝手に拡大解釈するピーな方がいます。結論から言うと、多くの場合半袖半ズボンでもシミュレーター教習を受けることは可能です。
しかし、シミュレーターは普段実地を教えてくれている教官が担当するので、教官に与える印象が悪くなってしまう可能性があります。
破れる範囲の決まり事を破ってイキるようなことはとっても格好悪いので、普通にいつも通り長袖長ズボンでシミュレーター教習に行くのが最善かと思います。
いつもの教習の服装。基本的にヘルメット、グローブは不要だが事前に確認しておくこと
バイクシミュレーター教習は「酔い」に注意
シミュレーターは大きなモニターを見ながらバイクを運転する体験をするので「酔いやすい」です。
ゲーム酔いの経験がある方、普段から乗り物酔いしやすい方は事前に酔い止めの薬を飲んでいた方が安心ですし、精神衛生上も良いです。
一点を見つめると酔いやすくなるので、普段運転しているときのように画面全体を見渡すようにすると少しはマシになります。
ちなみに僕は全く酔いませんでした。
特に女性の方は酔ってしまうことが多いみたいだから酔い止め飲んでおきな。
気分が悪くなったらすぐに教官に伝えましょう。
普通自動二輪バイクシミュレーター教習は「公道を知る場」
シミュレーター教習は技術を身につける教習ではなく「体験すること」が目的の教習になります。
シミュレーターの醍醐味は「非常識な歩行者やドライバーを危険をおかさずに体験できる」という部分にあります。
バイクの教習には路上教習がないので「自分がルールを守っていれば当然周りも守るだろう」という性善説的な考えになりがちです。
シミュレーターでは「公道にはとんでもない連中がいる」ということを知ることができます。
シミュレーター終わりの教習生で
あんなところから飛びだしてくるやつなんていないだろ
と笑っている方がいますが、いいえ、あんなところから飛び出してくるやつがいるんです。
ゲームと現実の区別がつかなくなると日常生活に支障をきたしてしまいますが、シミュレーター教習に関してはゲーム(シミュレーター)と現実の区別をしない方がいいです。
僕自身、普通自動二輪のシミュレーターのときに「あんなやつー」と笑っていましたが、実際に公道に出るとあんなやつたくさんいます。
大型二輪バイクシミュレーター教習「中型バイクでどれだけの危険予測ができるようになったか確認する場」
普通自動二輪免許、特に原付や四輪車で公道走行経験がない方はシミュレーターで事故を起こしまくります。
これが大型二輪のシミュレーター教習になるとびっくりするくらい事故を起こさなくなります。
これは「中型バイクできちんと危険予測をしながらバイクに乗ってきたライダー」の特徴です。
2秒後の未来が見えるよ
つまり、公道にはどんな危険が潜んでいるかを知っていて、それを回避する術を身につけているということです。
シミュレーターは教官が難易度を設定できるのですが、このようなライダーは大型二輪のシミュレーターでは難易度をマックスにした初見の市街地走行で1度も事故を起こさずに走り抜けることができます。
という鬼設定で初めて失敗するレベルです。ちなみに教官さんもこの鬼設定をクリアするまで5回くらいかかっていました。
僕が大型二輪免許を取得したときの実際のお話でした。
危険予測能力は事故回避能力に直結します。危険予測能力は「事故動画まとめ」「交通トラブルまとめ」を見まくることで高めることができます。超おすすめです。
いきなり大型二輪免許を取得する方には関係のない話になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイク教習のシミュレーターについて網羅的に解説しました。
という内容の記事でした。
シミュレーター教習自体は簡単/難しいという性質のものではありませんのでこの記事が役に立ったと感じた方は少ないと思いますが、この記事を読んで
事故動画見て危険予測能力あげてみるかー
と思った方が1人でもいればこの記事を書いた甲斐があったのかなと思います。
他の教習のコツなどを確認したい方は下の記事を読んでみてください。
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