okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では初心者の方はまず知らないであろう、首のプロテクター「ネックブレース」「ネックガード」について解説する記事です。
この記事を読めば
ということを知ることができます。
ネックブレース?初めて聞く言葉だわ・・・
という方は是非読んでいってみてください!
バイクの首のプロテクター「ネックブレース」「ネックガード」とは?
ネックブレース、ネックガードとは転倒時に首を支えてくれる首のプロテクターです。
元々は転倒がつきもののモトクロス、トライアルなどオフロードバイクに乗るときに使われるものでしたが、近年は安全意識の高まりからかオンロードツーリングに使用する方も見かけるようになりました。
といっても極々稀に見かける程度だけどね。
引用元:警視庁
バイク事故の死亡原因をみてみると半数が頭部へのダメージ、1/4が胸部へのダメージになっています。「頭部」には頚椎(首)の損傷も含まれているので、フルフェイスヘルメットで頭部を守ることと同じくらいネックブレース、ネックガードで首をプロテクトすることも重要なことなのです。
頚椎を損傷すると命が残っても重い後遺症が残るよ。首を折ってしまうということだからね。
バイクの首のプロテクター「ネックブレース」「ネックガード」の効果
「ネックブレース」「ネックガード」はバイクの首のプロテクターとは言ってもガチガチに首を固定するわけではありません。
首の周りに装着し、転倒時はヘルメットとネックブレース、ネックガードがぶつかることによってそれ以上首が曲がることを抑え、可動域を制限してくれることで首の骨折、頚椎損傷を防ぐ効果を発揮するというものです。
横だけじゃなく前後方向に折れることも防ぐよ。顎(チンガード)や横、後ろのヘルメットの縁(へり)がネックブレース、ネックガードにぶつかるよ。
ネックブレース、ネックガードは「頭を打ったとき」にだけしか効果を発揮しないと考えてしまうかもしれませんが、実際は事故の衝撃で頭を揺さぶれれたり、追突されたときにむち打ちになったりすることも防いでくれます。
バイクの首のプロテクター「ネックブレース」「ネックガード」のデメリット
ネックブレース・ネックガードは良いことばかりではありません。
というデメリットがあります。
肩が凝ったり疲れてしまうとライディングのための集中力が低下してしまうので、そもそも事故を起こしやすい状態に陥ってしまいます。
首をうごかしづらくなるとストレスを感じるだけでなく、周囲の安全確認がおろそかになってしまう可能性もあります。
このあたりのデメリットと、実際に事故や転倒を起こしたときのリスクのバランスをどのように解釈するか・・・ということが必要になってきます。
まぁこんなことをデメリットって言っちゃうとフルフェイスとかプロテクターにも同じことが言えるからなんとも言えないよね。結局防御力と快適性はトレードオフの関係なんだろうね。
ツーリングのネックブレース・ネックガードの選び方
それぞれ解説します。
サイズ
もっとも大事なのがサイズです。
ネックブレース、ネックガードはサイズ選びがとても重要です。大きめのネックブレース・ネックガードを装着した場合、衝撃をうけたときにブレが発生してしまい十分なプロテクションを発揮できません。
逆に小さなネックブレース・ネックガードを装着すると、ネックブレース自体が浮き上がってしまうので首の可動域が極端に狭くなり、通常のライディングに大きな悪影響を及ぼしてしまいます。
ネックブレース・ネックガードを選ぶ際はネックブレースの前後がぴったり胸と背中に当たり、かつ肩も浮いていない(支えがきちんと肩に乗る)ものを選ぶようにしましょう。
ハードかソフトか
一般的にハードタイプ(硬い素材のもの)の方が安全性が高いと言われています。ソフトタイプはヘルメットが当たったときに沈み込みが発生するのでしっかりと衝撃を受け止められない可能性があるためです。
しかし、ハードタイプはソフトタイプの10倍近く高価なので悩ましいところではあります。
ソフトタイプであってもネックブレース、ネックガードをしない状態よりもはるかに安全性は高いので予算と相談・・・ということになるかと思います。
個人的にはオンロードのツーリングユースであればソフトタイプでも十分だと思います。
胸部プロテクターと同じメーカーにする
これはほとんどオフロードタイプのプロテクターを使用する方が対象ですが、ネックブレース・ネックガードのメーカーを同じものにするとプロテクターにネックブレースがうまく収まります。
ツーリングにおすすめのバイクの首のプロテクター
ツーリングにおすすめのものを紹介します。
コミネ ネックブレイススパーブ フリー SK-646
- 公道でも着用しやすい形状のネックプロテクター
- シンプルな形状で広報視認性を損なわない
- 単体で装着可能(どんなジャケットにも対応)
- 頸椎損傷や鎖骨骨折等のリスクを低減
- ハードタイプに比べてとても安価
この商品を買おうと思った安全意識の高い貴方、
買って損は殆どありませんので安心を買うと思って是非お買い求め下さい。
引用元:amazon
後方確認や信号確認等に支障はありません。
引用元: amazon
エアバックベストも持っていますが、あちらは重すぎてロングは疲れるので、長距離ツーリングではこちらを主に使用しています。
引用元: amazon
ちなみにオフロード用のハードタイプはこんな感じです。
かっこいい
ツーリング用途向きのハードタイプも存在しますがAmazon・楽天で販売していないのでリンクを貼れません。興味のある方は「OMEGA S1ネックブレース」で検索してみてください。上で紹介したコミネのネックブレースの5倍の値段はしますがモノは良さそうです。
近所のバイク用品店に在庫があるかも?
タンデマーにこそネックブレース・ネックガード論
ネックブレース・ネックガードのデメリットはライダーには大きな影響がありますが、タンデマーが付ける分には安全に関わるようなデメリットにはなりません。
タンデマーにとってはデメリットよりもメリットの方が大きいんじゃないかということ
また運転しているライダーに比べてタンデマーは事故や転倒の瞬間、反射的に受け身を取ることが困難です。そういったことを考えるとライダーよりもむしろタンデマーにこそ必要なアイテムなのかもしれません。
自分は助かって、タンデマーが首の骨を折ったらもう生きていけないよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事はバイク初心者の方に「首のプロテクターもあるよ」ということを伝えるために執筆したので割とあっさりした内容になりました。
一昔前であれば公道でネックプロテクターを使用する人はほとんどいませんでしたし、僕もこのような記事を書くことはなかったと思います。
しかし、最近の(特にコロナ以降)初心者さんはとても安全意識が高く、スマートにバイクに乗られている方が多いです。
そういった方であれば上手にネックプロテクターを使っていくのではないかなと思いこの記事で紹介してみました。
コロナ前後って関係あるの?
コロナ渦で「新しい趣味として密にならないバイク始めてみるかー」と思ってすぐに始められる方は経済的に余裕があるいい大人です。
そういう方は精神的にも余裕があるので安全装備で安全運転をしています。
追いついたら道をすぐにスマートに譲ってくれます。9ヶ月ぶりのツーリングのときに感じました。初心者かどうかは運転を見ていればわかります。
あくまでも僕の想像ですが遠からずだと思います。実際この記事を読んでいるあなたもそういうライダーではないかなと思っています。
ネックブレーズのデメリットが気になっているけれど首は守りたい・・・という方はバイク用エアバッグという方法もあります。詳しくは下の記事を読んでみてください。
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