
okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどりついたあなたは、
という方ではないでしょうか。この記事では、

マスツーは何人から?2人のときは何て言う?
という疑問をもつあなたに対して、
というアンサーを用意しています。
マスツーリングとは?

マスツーリングとは複数のバイクでツーリングをすること。一方で、1人で行うツーリングはソロツーリングという。
「マスツーリング」の語源・意味は?
- Qマスツーリングの語源は?
- A
集団という意味のMASSと旅を意味するツーリングで『マスツーリング』
ソロツーリングの『ソロ』は馴染みのある英語ですが、『マス』も同じく英語。
Massとは、
- 一定の形のない大きなかたまり
- 密集
- 大規模な
- 集団
- 集まり
- 多数
- 多量
- 大部分
- 大半
- 大衆
- 社会集団
- 世論
などという意味を持つ言葉。マスメディア(大衆のメディア)を通じて大衆に発せられる情報を伝達することをマス・コミュニケーションといったりするのと同じ『マス』。他にもマスゲームなど、分解してみると結構身近な言葉だったります。
「ツーリング」の語源・意味は?
- Qツーリングはどういう意味?
- A
(いくつかの目的地を周る)旅をするという意味の英語。バイクや自転車のたびではなくてもツーリングと言う。
ではツーリングはどういった意味かというと、旅行することを意味するtourに接尾後のingをつけた現在分詞で旅をすることを意味しています。Touringからきています。
ツーリングにはいくつかの目的地を周る旅という意味が含まれているので○○ツアーという旅行が組まれたりしますね。
ツーリングというとバイクや自転車で行く旅行という感じがしますが、どんな乗り物であっても、徒歩であっても旅をすることはツーリングといいます。

二人で行くからとか二輪だからツー(two)リングというわけではないです…
二人のときは何ていう?

- Q2人でもマスツーリングって言う?
- A
意味的には変ではありませんが、2人で行くツーリングをマスツーというのは違和感はあります。ペアツーリング、カップルツーリング、WINWINツーリングなど別の言葉があります。

2人で行くツーリングはマスツーリングというのは変。
という方は多くいます。これを単に言葉の意味として捉えて考えてみましょう。。マスツーリングのマスを集団と訳した場合を考えてみると、集団とは、
集団は一般的には2人以上の組織のような人間の集まりであるが、厳密には共通の目的を持ち、目的と目標を共有し、目的と目標達成の為に互助しようと努力し、役割の分担が集団の中に定め、振る舞い方の一定の基準が存在し、集団自己同一視する、と社会心理学においては定義されており、
引用元:Wikipedia
ということになっています。「2人以上」とは2人を含むので、2人で行くツーリングをマスツーリングと言うのは言葉としては何ら変なことではありませんし、一緒に走る相手が1人でもいる以上、その性質はソロよりもマスと言えるでしょう。

バイクを楽しむという目的を達成するためにお互い努力し、それぞれの役割を果たして、最低限のマナー(振る舞いの一定の基準)があって、「今日はこの2人でツーリング」と事故同一視していますしね!
とはいえ、・大規模な・集団・集まり・多数・多量という意味のマスには2人は少々大げさな感じもしますし、何より僕の経験上も2人ツーリングをマスツーリングというには少々違和感があります。

2人をわざわざマスツーリングというと「人数(台数)を多く見せたいからマスツーって言いました」みたいな…?
バイク乗りの間でしばしば使われることがある2人ツーリングを表現する言葉をいくつか紹介します。
カップルツーリング
恋愛関係にある2人が2台でツーリングに行く場合に使われます。個人的には、

わざわざカップル強調する必要ある?「彼氏/彼女と2台でツーリング」「バイクでデート」で良くない?
という感想はあります。
夫婦ツーリング
ご夫婦で行くツーリングに使われます。タンデム(2人乗り)の場合も2台で行く場合も対応しています。個人的には、

「夫/妻と2台でツーリング」「夫/妻とバイクでデート/旅行」で良くない?
という感想はあります。
ペアツーリング
同性の相手でも使うのがペアツーリング。ペアは「一対の」という意味があるので、タンデムには使わないイメージがあります。

ペアって言うとカップルくらいすげー仲良い感じがしてなんか嫌だ…。「2台でツーリング」で良くない?
という感想はあります。
デュオツーリング
二重奏という意味もある「デュオ」。二人組の意味でも用いる言葉です。個人的には、

すごく仲が良い二人組、相棒のような二人組というニュアンスを感じる。わざわざこの言葉選ばなくても良くない?
という感想はあります。

他にも、・コンビツー・デュアルツー・ダブルツーとか色々ありそうね…
タンデムツーリング
二人乗りで行くツーリングをタンデムツーリングといいます。「○○とタンデムツーリング」などと使えば違和感はありません。タンデムツーリングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
グループツーリング
グループは基本的にはマスと同じ「集団」という意味の英語なので2人で行くツーリングをマスツーリングと言わない(言ってもいいんだけど)以上、グループツーリングにも違和感があります。また、グループは「仲間」というニュアンスを含んでいるので、
- 同じツーリンググループに所属しているバイク仲間
- 同じツーリングクラブに所属しているバイク仲間
のような印象を受けます。

ご夫婦も恋人も仲間…ではないし…。わざわざ「仲間感」を演出するのもなぁ…。

グループはマスより人数が少ないイメージがあるよね。マスは「仲間じゃ無い人(同じ団体に所属していない)とも走る」って感じがするよ。
WINWINツーリング
同程度の技量をもつ相手と、お互いの安全をサポートしつつ粛々と行う、ソロとマスのメリットだけを享受できるWINWINツーリングな関係になれる2人で行くツーリングを僕はWINWINツーリングと読んでいます。一般的な言葉ではありません。詳しくはこちらの記事で解説しています。

WIN氏とツーリングに行くことを周りにわざわざ「WINWINツーリングに行く」とは言いません。WINWINツーリングとは状態としての僕の認識です。
「○○と2台でツーリング」
2人でツーリングに行くことはシンプルに「(彼氏/彼女/夫/妻/友人/フォロワーさん)と(2台で)ツーリングに行く」が無難だと思います。
何人からがマスツー?

- Q何人からがマスツーリング?
- A
2人以上で良いと思いますが、経験上3人からマスツーリングと表現する方が多いと感じています。
マスツーリングに「何人から」という人数、台数の決まりはありません。常に複数で走ってばかりいる人は「10人はいないとマスツーって言わない」というかもしれませんし、ソロツーリングをメインで楽しんでいる人は「2人でもマスツーリング」という言うかもしれません。
あくまでも僕の主観ですが、僕の経験上、
と表現する方が多いように感じますので表現の参考して頂ければ幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という内容の記事でした。
この記事がきっかけで少しでも多くの方が「呼び方なんてただの言葉なんだな…どうでもいいや…バイク乗ろ」と思ったのであれば嬉しく思います。
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