okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事は体格、性別、年齢に関わらず全ての教習生に読んでほしい記事です。しかし、体格に恵まれた若い男性はおそらくこの記事にはたどり着きません。
なぜならば彼ら(免許取得時の僕を含め)はバイク免許取得に対して身体的な心配をしていませんし、根拠のない自信で満ちているので「バイク免許取得は難しい?」というワードでネット検索をしないからです。
身体的な不安を抱えている方は是非この記事を読んで下さい。この記事は「精神的なアプローチ」でバイク教習の難易度を極端に下げるものです。
この記事では
という方ではないでしょうか。
一般的に女性のバイク免許取得は難しいと言われています。この記事では普通自動二輪免許、大型二輪免許の両方を延長なしのストレートで卒業した僕が
ということを解説し、
という結論に向かいます。
僕は普通自動二輪免許、大型二輪免許の両方を延長なしのストレートで卒業し、且つ、「免許取得をとても楽しめた成人平均身長平均体重よりそれぞれちょっと上の成人男性」です。体格に恵まれない方、苦労して免許を取得した方や女性ライダーが書いている記事のように
あたし頑張って免許取ったよ!だからあなたも諦めないで!一本橋のコツは遠くを見ることよ!
という共感するための記事を書くことができません。ただ、問題を解決するため、気持ちを切り替えるための記事は書けるかもしれないので興味がある方のみ読んで頂ければと思います。
バイク免許取得、バイク教習は難しいのか
先に結論をお伝えするとバイク免許取得は教習の意味や目的を理解している方にとっては楽しく簡単で、理解していない方にとっては憂鬱で難しいものになります。
「バイク教習の意味」って免許を取るためにバイクの運転を勉強するところでしょ?
バイク教習は
という性質のものです。
多くの教習生が誤解しているのは
ということです。この考えがあるとバイク教習はうまく行きません。それぞれ解説します。
公道を走るためのバイクの技量を身につける場所という誤解
これは半分正解で半分間違っています。公道を走るための技量を身につける場所には変わりありませんが、全てが公道に最適化されている技量ではありません。その多くの技術は教習所に、つまり「国が定めた技量」に最適化されています。
すでに免許を持っている友人さんがいらっしゃる方で公道の走り方と教習所の走り方の違いを聞いている方は
など「教習所で身につける技量は公道に役に立たないことが多い」ということを知っているので教官の言うことを100%信じて教習を行うことができません。
バイク教習の意味や目的をしっかり理解していれば
国が定めている技量は指差し確認なのね!OK!一生懸命指差すわ!
となり、飲み込みが速くなります。
教官の言うことを素直に聞ければどんどん「国が定めている技量」に最適化していけるのでどんどん課題をクリアすることができ、教習が楽しくなります。
自分がバイクの運転がうまいこと、才能があること、上手に運転できることを証明する場所という誤解
特に若い男性に多いように感じますが、教習所を「自分がバイクに適正があることを証明する場」と誤解している方がいます。
適度な競争意識や自己顕示欲、承認欲求、根拠のない自信は向上心に繋がるので人生に必要なものです。
しかし、教習所はそういった性質のものが必要な場所ではありません。必要なのは謙虚な向上心です。
あなたが飛んでもないバイクの才能を持っていようが、スラロームで教習所新記録を叩き出そうが、教官と一緒に教習を受けている教習生から「すごい!」と言われるだけです。
あなたの記録や才能はネットニュースにすらなりませんし、友人に自慢したところで「へーすごいね(ホントかよ・・・)」で終わる話。
そして不幸なことに飛んでもないバイクの才能を持っている方は稀ですし、スラロームの教習所記録を更新することはできません。(そんなものそもそも記録してない)
僕はバイクがうまいはずなんだ!上手に乗れるんだ!
と鼻息荒く教習に望むと「教官の教え」ではなく「自分の感覚(ありもしない才能)」に頼って運転をしてしまうことが多くなります。
それは「教習所に最適化した運転」の習得を妨げ、あなたは逆に劣等生になってしまいます。
「バイクの自分の才能」ではなく「言葉で教えられたことを体で再現できる才能」を発揮する場所です。
教官の言うことを素直に聞いて、それをたったの50%でも体で再現できれば教習はうまくいきます。
YouTubeやブログ記事の方が丁寧にコツを教えてくれているという誤解
もしもあなたがすでに教習所に通っている方であれば、あなたがこの記事を読んでいること自体が間違いです。
情報化社会が成熟している現代では必要な情報に気軽に振れることができます。それはバイク教習でも同じこと。
「バイク教習 コツ」などで検索してYouTubeやブログ記事をみてみるととても丁寧に教習内容のコツが説明されていますよね。
さすがYouTuberは丁寧に解説してくれてるわ!このやり方でやってみよう!
と思いがちですがこの方法には大きな落とし穴があります。
というものです。
YouTube動画やブログでの解説がバイク教習を難しくするかもしれない理由
それぞれ解説していきます。
Youtuberやブロガーには時間がある、教官には時間がない
YouTube動画やブログ記事の内容が丁寧なのは「説明する時間が無限にあるから」です。一方で教官は
1時間もない教習時間の間に複数の教習生に説明をしなければいけません。
ネットの情報が丁寧なのは「バイクに詳しいから」「教習に詳しいから」ではなくただ単に「時間があるから」です。
ではその丁寧な情報は有益な情報かというと実はそうでもありません。
Youtuberやブロガーはあなたの運転を見ていない、教官は見ている
バイク教習にとって「有益な情報」とは
あなたができないこと、苦手としていること、国が定める技量に達していないことをピンポイントに解説する情報
です。
つまり、YouTube動画やブログ記事で100の情報を出せても、その中にあなたにとっての有益な情報は
もしかしたら0かもしれません。Youtuberやブロガーはあなたの運転を見ていないから当然です。
一通り万人が知りたいであろう万の情報を説明しているに過ぎません。
有益な情報は0/100かも知れないということ。
一方で教官はあなたの運転を見ているので、あなたにとって有益な情報を1/1で伝えることができます。あなたの運転をみてピンポイントにあなたの役に立つ有益な情報を提供してくれるということです。
ネットで1時間勉強する内容よりも教官のたった一言の方が効果的ということ。教官から教わったほうが効率がめちゃくちゃいい。
Youtuberやブロガーは教官よりも教習所のバイク操作が下手
あなたが何か勉強をするときはその道のプロに教わりたいですよね。
大学入試の受験勉強であれば「中卒の塾講師より、東大出身の塾講師」、ゴルフの勉強をするのであれば「上司よりプロゴルファー」に教わりたいと思いませんか?
シンプルに東大は大学入試の最難関だからね。中卒の塾教師も逆に興味あるけど・・・
多くの内容を解説してくれるYouTuberやブロガーの情報に触れると
こんなに解説してるってことはとってもバイクがうまいのね!!
と思ってしまいますが、それは大きな間違いです。
少なくとも教習所を走るということに限定すれば教官の方が圧倒的にバイクがうまいです。
バイクの上手い下手にはステージがあり
など様々なステージに分かれています。
特に「ジムカーナ」「スポーツラン」「サーキット走行」はバイクの操作、運転技術に関係する部分ですが、この3つでさえも全く別のものです。
少し余計なことを書きますが、一般的に「峠のスポーツランの延長がサーキット」つまり「峠の上位互換がサーキット」という方が多いですが、これは全くの誤りです。
峠でバリバリ膝擦りをしているライダーがサーキットにいくと「オフロードバイクでいきなり崖を登れと言われているようなモン」と感じるくらい走り方が全然違います。
教習所内での運転は「低速でのジムカーナ」に近いものがありますが、それでも教習所内のバイクの扱い乗車手順や一時停止、コースの走り方を含めて)に関してはジムカーナ日本一の方よりも教習所の教官の方がうまいです。
そんなすごい人に運転を教えてもらえるなんてすごくないですか?
motoGPの選手よりも教官のほうが教習所に関してはずっとうまいってことです。
このブログは
というステージに特化しています。
この辺りの情報に興味があれば免許取得後に遊びに来て頂ければ嬉しく思います。このステージに関しては教官やプロのレーサーよりも多くの情報を持っています。
Youtuberやブロガーは「バイク教習を教えるプロ」ではない。まったくない。
更に更に、教習所の教官は「教習所のバイクの取り扱いがめちゃくちゃうまい」というだけではなく、「バイク教習を教えるプロ」なんです。
当たり前のことなんだけど、こうして流れで見てみるととてつもなくすごいことに感じてきたわ・・・
今まで何人もの教習生を教えてきて、その方々の多くを卒業に導いてきました。その中には小柄な女性も、ご年配の方もたくさんいらっしゃったでしょう。
教官にはそういった人たちを卒業させてきた実績とノウハウがあります。
あなたのことを見ていてくれて、いつでもどんなことも質問できるプロ中のプロがいるのに、何故素人の動画やブログ記事を参考にするのでしょうか。
女性とおじさんバイク免許取得が難しいと言われている理由
女性やおじさんの教習は難しいといわれることがあります。それぞれについて解説します。
女性のバイク免許取得が難しい、教習が難しいと言われる理由~叱咤激励~
少し厳しいことを書きます。
一般的に女性のバイク免許取得は難しいとされています。
それは
とされることが多いです。
しかし、バイクの運転に力は必要ありませんし、きちんとバイクに乗ればバイクにまたがったまま両足をつく局面はまったくありません。
僕は何年も両足同時についていませんよ。
仮に力が必要で、両足バイクにつかなければバイクに乗れなないとしても(教習所では両足つかないとダメなところもありますが)それは適性検査でクリアしているはずなんです。
女性がバイク免許取得が難しいのは最近のYouTube動画をみているとなんとなくわかります。簡単に言うと「誰かが何とかしてくれるだろう精神」です。
動画を見ていると立ちごけ、転倒した後に自分でバイクを起こそうともしない女性ライダーが非常に多いです。これは僕からするとありえない現象で「自分一人でバイクという趣味を完結する気がない」と感じます。
この「誰かが何とかしてくれるだろう精神」は教習所では「教官がなんとかしてくれるだろう精神」になります。
というクソッタレに甘えた考えになります。
やれ。
ひとりでやれ。
バイクはすぐに自分で起こせ。
今すぐ起こせ。
バイクは1人で運転し、1人で楽しむのも醍醐味のひとつです。
もしも少しでも思い当たる節があるのであれば今すぐに考えを改めて下さい。
ちょっとずれてると思うけどなんとなく「自分でやってやるという気持ちが大事」ということはわかったわ・・・
40代、50代、60代、おじさんおばさん世代の教習が難しいと言われる理由
体力が衰えてるからバイク免許は苦労したよ~
という言い訳をするライダーがいます。先程解説したとおり、バイクに乗るのに力は必要ありませんし、教習所を走る程度では体力もほとんど必要ありません。
全力でサッカーやるわけではありません。
では何故おじさんのバイク教習がうまくいかないかというと
という理由だと僕は思っています。
これらは気持ち1つで解決できます。
詳しくは下の詳細記事を読んでみてください
と言いつつその記事は鋭意執筆中!!書き終えたらリンク張る感じです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事で伝えたいことはたった1つ、教習のプロである教官の言うことを素直に聞いていれば教習は全てうまくいくということです。
以前、他のブログで「おじさんのバイク教習がうまくいかないたった1つの理由」という記事を書きました。内容は本記事と(口が悪い以外)だいたい同じです。
そのときに
というコメントを頂きました。
あれこれ調べて勉強すると「前向きな気」がして満足しますし、教習に対する不安を減らすことができます。しかし、それではあなたに変な色がついてしまいます。余計なことは考えずにまっさらな状態で教習に行き、素直に教官の言うことを聞けばバイク教習はうまくいきます。
でもこのブログにも「バイク教習のコツ」みたいな記事あるわよね??
この記事の内容を届けるために書いています!
「一本橋のコツ」で検索する人に「そんなこと調べないで教官の言うこと聞いたほうがいいよ」ということを伝えるために「一本橋のコツ」の記事を書いているということじゃよ。
(ただのアクセス稼ぎだと思う・・・)
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