ガジュマルくんを照らしたい…
突然恐縮ですが、僕のデスクにはガジュマルくんがいます。日中は目の保養になって大変良いのですが夜の間接照明の中だと全然見えなくなるのでガジュマルくん専用の照明を導入しようと思い立ち、せっかくなのでモニター裏にLEDテープを貼って、
こんな感じで照らそうかなと。
LEDテープはとても簡単につけることができましたが、
ガジュマルくんは全然照らせませんでした。
このとき使ったLEDテープがバイクに応用できそうだったので情報共有しておきます。
オコモトは子供の時に秋葉原で基盤を買ってきてハンダ付けした自作LEDをビッグスクーターに埋め込んだり、ストロボやネオン管をDIYで取り付けていました。現在はそんなことをするほど子供ではないのでこの記事は「実際につけてみた」という内容ではありません。子供のころの経験を基に「この方法だとかなり楽にLEDテープ付けられるよ」ということを解説していくものです。
この記事では、
ということについて解説していきます。
バイク・原付におすすめのLEDテープ
今回使用したのはこのLEDテープ。
- IP65防水
- RGBマルチカラー
- 電 源:USB端子から供給
- 寿命:40,000時間以上
- 照射角度:120度
安い
5mで1980円で購入。少しAmazonをサーフィンすればわかりますがこの長さでこの価格は爆安。失敗しても何も痛くないし、付けてみて
フォ!思ったよりダサいわ!
と思ったら躊躇なく外してしまえる安さ。
防水
防水仕様なのでバイク・原付の使用に問題なし。車の内装に使用することを目的にしているもののようですが、バイクにLEDテープを設置する際は雨などが当たりにくいところにつけるので防水であれば問題ないです。
ネオン管やストロボを付けていたときはビニールテープやグルーガンで防水加工していまいした!その経験からするとこのLEDテープは追加の防水加工は必要ないと思います。全体が薄い透明のチューブで覆われています。
USB端子に差すだけで光る
見事に差すだけ三段活用で点灯します。コンセントに差すタイプはバイクでは使いづらいのでUSBであることがマスト。
バイクや原付用のUSB電源はいくらでもあるからね。
消費電力が少ない
さすがLED!と思ったのが消費電力の少なさ。詳しいスペックの記載はありませんが、パソコンのUSB端子からの電源でも全然光ります。パソコンのUSB電源なんてまともにスマホも充電できないようなものなので、LEDテープの消費電力はとても少ないです。
元々コンセントに充電器を差して照らそうと思っていたので、これは嬉しい誤算でした!
スマホで色やパターンを変えられる
発光色や光るパターン(単色・グラデーション・点滅・呼吸など)をスマホで簡単に変更可能。
LEDテープの操作は専用のリモコンで行うタイプがほとんどですが、このリモコンがちょっとしたスマホくらいサイズあり、バイクに積んでいくわけにはいきませんし、リモコンの電池が切れたら電源オフもできなくなります。
電源のスイッチをつけてもいいのですがバイクに穴を空けなければならなくなりますし、何より面倒。
子供のころは電源スイッチを足元につけていました。踏めば点灯!みたいな 笑
タイマー機能で消し忘れなし
オン・オフタイマー設定できるので「17時~0時まで点灯」みたいな設定もできます。万が一オフにし忘れても決めた時間にはオフになるのでバッテリーあがりの心配がないです。といってもつけっぱなしの消費電力なんてバッテリーの自然放電より少ない気もしますが・・・
「22時~7時」でタイマー設定して、パターンを赤点滅にしておけばイモビライザーの警戒ランプの親玉みたいに見せることも可能!
いや、逆に目立ち過ぎちゃうからやめよ・・・
LEDテープをバイクにつける方法
LEDテープをバイクに取り付ける方法を簡単に解説します。
USB電源をつける
コードが長めのUSB充電器を用意し、LEDテープを取り付けたい場所の近くまでタイラップなどでとめつつ設置しましょう。
上のキットのように、ヒューズが入っているものだと漏電した時にLEDテープだけが壊れてくれる(バイク側に影響がない)のでおすすめ!2口あれば2本設置できる!
コードの長さが足りなければ延長用コードを使用してください。
普段のツーリングでのスマホ充電はモバイルバッテリーがおすすめだけどね。
LEDテープが見えない場所に脱脂してから貼る
昔の僕の仲間内では「光り物が直接見えるのは恥ずかしいくらいダサい」という認識でした。バイクに付ける光り物は基本的に地面やパーツを照らすもので、電球が直接見えるのはNGです。バイクの内側、あるいは地面にLEDの電球が向くように、周りからテープが見えないように設置する場所を選びましょう。
地面を照らすことから始めるのがおすすめ!
LEDテープには強力な両面テープがついていますがしっかりくっつくように貼るところの脱脂をしてから貼るようにしましょう。
パーツクリーナーをウェスに吹いて拭き上げるのがもっとも簡単で強力な方法だと思っています。
不要な分はカットする
LEDテープは5cm刻みでカットすることができるのですっきり取り付けることができます。切った後は念のため切り口をビニールテープで水養生しておきましょう。
曲げるときは注意が必要
1点だけ注意。
防水加工されたLEDテープは曲げにくいので、曲げるときはタイラップなどで固定した方が良いと思います。モニター裏に取り付けたものは曲げた部分だけ浮いてきました。
モニター裏に貼るのは非防水のものがセオリーなんですって・・・買い替えようかな…。
原付やバイクにLEDテープをつけることはダサいのか?
原付やバイクをLED電飾カスタムすることを「ダサいかどうか」気にする方が多いようです。
万人受けするカスタムなど存在しませんし、バイクは他人のためではなく自分のために乗るもの他人にどう言われようが、どう思われようが迷惑をかけない限り気にする必要はありません。
あなたが「かっこいい!」「やってみたい!」と思うのであればやればいいし、周りに流されて「ダサいと思っているけどやる」のであればやめたほうがいいです。それだけ。
ただし、経験者だから言えるのですが「LED電飾カスタム」は、自己顕示欲を満たすためのもので「僕をもっと見て見て!」という類いの非常に幼稚な発想からきているものです。
暴走族やうるさいハーレー集団と同じようなもの。あなたが10代であればそのようなカスタムに走っても問題ないのですが、もしも20代でそれを行おうとしているのであれば自分の胸に手を当てて「本当にそれでいいのか?」「20代にもなって自己顕示欲すらコントロールできていないのではないか」ということを自問してみましょう。正直20代前半ならまだOKです。
30代以上で10代並のガバガバな自己顕示欲を持っていて、それを10代並にコントロールできていない方は「今更取り戻せない青春をバカ面下げて取り戻そうとしていないだろうか僕は・・・」ということを考えてみてください。それをあなたが自分の欲求をコントロールできるようになるきっかけにできれば、あなたのバイクを光らせる必要はなくなるかもしれません。
以前、ツーリング中に爆音マフラーで爆音で音楽を流して、LEDビカビカに光らせたハーレーがSAの駐輪場に入ってきたとき、一緒にいたwin氏が、
あのおっさん、精神年齢は19歳のオコモトさんと同じってことっすかー。まぁ19であれやっててもクソダサいけど。
と言っていました。この記事を読んでいる10代の少年は10代、遅くとも20代前半のうちに「そういう時期」を終わらせておくことをおすすめします。
簡単に言うと、自分がやりたいならどんどんやろう!ダサい大人にならないように!ってことです。
オコモトは子供の頃、バイク乗りが大嫌いなビッグスクーター専門誌とかに載っていたこともあるDQNだよ。あんなやつ信用してはいけないよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイク用のUSB電源をバッテリーに繋いで、LEDテープを差すだけ。子供のころのようにLEDを作ってーACC取り出してーなどをする必要がないので光り物カスタムもだいぶ楽になったもんだなぁと思います。
自分のバイクに取り付けるほど幼くはないので、「やってみた」ではないですが、この記事がどこぞの若者と、若者が将来乗るかもしれないハーレーの役に立ったのであれば嬉しく思います。
コメント