社会人が仕事しながらバイク免許を通いで取得する最短の方法～土日のみより夜間～

この記事にたどり着いたあなたは

という方ではないでしょうか。

この記事では

ということについて解説していきます。

「学生のときにバイク免許をとっておけばよかった」という方が免許を取るべきときは『今』

あなたは今、

と思っているかもしれませんが、あなたが学生時代にタイムスリップをしても結局あなたはバイク免許を取得しないまま社会人になるでしょう。

なぜならば学生時代のあなたにとっては「バイク」は「価値のあるお金を割いてまで取得するほどものではない」だからです。

しかし、現在のあなた、社会人のあなたにとって、お金の相対的価値は下がってきている（自由に使えるお金が増えたため）ので「時間を割いてでも取得したい興味があるもの」に変わっています。

それはあなたにとっての時間の価値とお金の相対的価値が逆転した、あるいは逆転しつつあるためだと思います。

学生のときは時間はあったけれどお金はなかった、社会人になったらお金に余裕はでてきたけど時間の余裕はなくなった・・・時間とお金の価値がうまいこと重なりあった今こそがあなたがバイク免許を取得するベストタイミングです。

社会人は免許合宿のために2週間も休めない

学生の時であれば

というたくさんのメリットがある免許合宿に参加できますが、最短でも8泊9日かかる（免許なし普通自動二輪の場合）合宿に社会人が参加することは至難の業。

社会人が土日のみでバイク免許教習に通うとものすごく時間がかかる

多くの社会人の方が「土日のみ教習所に通う」という選択をします。土日は大学の講義もお休みなので、当然土日の教習は混雑し、教習の予約を取ることは難しくなりますし、キャンセル待ちをしてもただ貴重なお休みを小さな椅子の上で過ごすことで過ぎていってしまうことも多いです。

また、多くの人にとって土日は恋人や友人と過ごしたり、家族サービスをしたり、仕事に追われる毎日の疲れを癒やしたり、趣味行ったり、自己実現に向かって勉強をする時間です。

いくらバイクに乗りたいからといっても、すべての土日を教習に当てることは難しいでしょう。


普通自動車免許を所持していれば教習は最短11日で終えることができるので、土日のみの教習でも6週間で終えることができますが、混雑状況を考慮すると3ヶ月～半年くらいの期間を要すると考えておいたほうがいいでしょう。

社会人が仕事しながらバイク免許を取る最良の方法は「朝イチ」と「夜間」

社会人の方が仕事しながらバイク免許教習通いをするのにもっともおすすめの方法は朝イチの教習と夜間の教習に通うことです。

僕は普通自動二輪は大学在学中に取得しましたが、大型二輪免許は社会人になってから取得しました。僕が実際にこの方法を実践したときの経験をもとに解説していきます。

社会人が仕事しながら土日を使わずバイク免許教習に通う方法

多くのサラリーマンは始業に間に合わず、早めに会社を出ないと1時限しか教習を受けられないので土日を使わずにバイク教習に通うには会社の理解が必要になります。

相談する内容としては

• 始業の時間を遅らせて欲しい
• 早上がりをさせてほしい
• 教習がない日は逆に長く働けたりする

という感じです。相談するときに思いつめた感じにすると

と、なりやすいかもしれません。

上司との交渉の実例

実際に僕が行った例を載せておきます。

交渉に失敗したら夜間のみ

もしも交渉に失敗したら始業前のバイク教習は諦めて、平日は夜間のみの教習にしましょう。職場から教習所へ直行する場合はいずれにしても会社には伝えておいたほうが後々揉めないので交渉は無駄にはなりません。

社会人が仕事しながら土日を使わずバイク免許教習に通うメリット

無事に朝も夜も教習所に通えるようになった場合、どんなメリットがあるのかを解説していきます。

それぞれ簡単に解説します。
まずはバイク教習自体のメリットから

教習期間が圧倒的に短くなる

朝イチの教習1時限、終業後に2時限乗ると一日3コマも乗れてしまいます。

1日に受けられる技能教習は

第一段階	2時限
第二段階	3時限

という上限があり、2時限教習を受けたら1時間以上休憩してから次の教習を受けなければならないということが法律で決められています。

第一段階は夜間の2時限、第二段階は朝イチの教習1時限、終業後に2時限という組み合わせはとても効率がいいのです。

それに加えて平日は予約が取りやすいので教習期間をかなり短くすることができます。

連続して教習を受けられるので教習がうまくいくようになる

教習期間が短いということは教習日と教習日の間隔が短いということ。

なにかの技術を身につけるときは練習の間隔が短いほうが「前回の練習を忘れにくい/思い出す必要がない」ので効率的に経験を積み重ねていくことができます。

バイク教習も同じで、日曜の教習から5日空いた次の土曜日に教習を行うよりも、ほとんど毎日教習を行ったほうが教習自体もうまくいくようになります。

教習生が少ないのでキメ細かい指導を受けられる

教習生が多くても少なくても教官の人数は変わりません。土日で教習生が多いときに教習をすると、教官は進捗が遅れている教習生に時間を割かなければならず

などと、割と雑に扱われることが多くなります。それはそれで自分の教習が順調であることを意味しているので悪いこととは思いませんが、せっかくバイクが上手な教官に教えてもらえる機会なので少しでも教官との時間を過ごしたいですよね。

比較的空いている平日であれば教官にみっちりライディングをみてもらえるので、よりキメ細かい指導を受けることができます。

教習内容が濃くなるということはそれだけ教習がうまくいく可能性が高くなるということです。

続いて普段の生活的なメリットを解説します。

休みが減るのではなく、増える感覚

本来自分がやりたいことは土日に行うものですが、始業前、終業後にそれを行うことで圧倒的休日感を感じることができます。

土日にバイク免許教習に行くと1～3時限乗って、他に大きなことはできない休日になりますが（ツーリングにいけないなど）、平日を利用することで土日は今まで通り過ごせるようになるので体感的な休日はめちゃくちゃ増えます。

教習所に通うことの強制感が習い事感覚に変わる

土日に教習所に通うと、

などと、教習所を「バイクに乗るためにしかたなく通う場所」と捉えがちになりますが、平日に通うと「趣味で通っている習い事」のような感覚になります。
自分の意思で通う習い事は楽しいので、バイク教習も楽しくなります。

毎日ウキウキで過ごせる

朝教習に行くと普段よりも早起きすることになります。単純に爽やかな朝で気持ちがいい上に、楽しい習い事を行うのでウキウキです。

昼間働いているときは

とウキウキです。

仕事の効率もアップする

適当に仕事をして夜の教習に遅刻することがあってはたまらないので、その日のタスクは少しでも早く消化するために全力で仕事に打ち込むようになります。

また、免許取得に理解を示してくれた上司さんを失望させないようにバリバリ働かなくてはいけません。

社会人が仕事しながら土日を使わずバイク免許教習に通うデメリット

とはいえ、土日のみでバイク教習に通う方法と比べてデメリットもあります。

それぞれ解説します。

昼食後、眠い

午前中は「朝イチ教習の充実感」でバリバリ動けます。午後は「夜間教習への期待」でウキウキ動けます。
問題は昼食後。尋常じゃないくらい眠くなります。新しいことにチャレンジするためにはたくさんのエネルギーを消費するので、充実感と期待の間、一瞬気が緩むときにものすごく眠くなります。

毎日早めに寝ることを意識しましょう。

上司の理解を得られなかった場合、ちょっと恨んでしまう

そもそも上司さんの理解を得られず、土日に教習所に通うことになったり、バイク免許取得をあきらめたりした場合は上司さんを恨んでしまうかも知れません。

最初に相談するときに「断られて当然」「OKもらったらラッキー」くらいの気持ちでいきましょう。

【経験談】平日のみの教習で大型バイク免許を取得したスケジュール

この記事の方法で僕が実際に行っていたバイク免許教習の一日のスケジュールを載せておきます。

ちなみに僕が勤めている会社は定時が10時～18時でしたが9時～17時の会社に勤めていても上司OKが出れば朝イチ教習に行っていたと思います。

社会人のバイク免許まとめ

いかがでしたでしょうか。


休日を使ってしまう教習の通い方だとツーリングに行けなくなってしまうので僕は平日のみで大型二輪免許を取得しました。


教習がある日は一日ウキウキで仕事ができていたので精神衛生上も良かったなと思っています。


日常の隙間に教習があると良い塩梅のスパイスになってくれます。

この方法が無理でも社会人の方は免許合宿に参加することは難しいと思うので教習所への通い方を工夫して楽しんで免許を取得していださい。