okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いた方は
という方ではないでしょうか。
この記事では
ということについて解説していきます。
原付、バイクでの絶対に捕まらない一時停止の方法【この記事の結論】
記事が長くなりそうなので先にこの記事の結論を書いておきます。
原付、バイクで絶対に捕まらない一時停止の方法は
停止線を踏む直前、停止線の手前で左足をついて一時停止をします。停止したら首を左右に振って左右を確認します。一時停止をしたかしないかの基準は「バイクが完全に停止しているか否か」、その判断は「タイヤが完全に回転を止めているか」どうかで判断できるのでタイヤの回転を完全に止めて下さい。
足をついて首を左右に振っていたらタイヤは完全に止まってるよね。
ここでの左右の確認はほとんど「どこかで見ているかもしれない警察官へのアピール」です。首を振ることが重要です。
この動作であなたが一時不停止で捕まることはなくなりました。次に「本当に安全確認するための一時停止」をしていきます。
停止線の位置では左右の安全確認ができていないはずなので、実際に安全確認ができる位置まで前進します。低速で首を振るとバランスを崩して立ちごけしてしまうかもしれないので、安全確認できる位置でも左足をついて一時停止しましょう。
左右の安全が確認出来たら発進です。これであなたは違反を犯さず、かつ自身の安全を完全に確保した一時停止からの発進、つまり「完全なる一時停止」をすることに成功しました。
この記事から得てほしい情報は以上になります。ここからはこの結論に至る経緯を解説していくだけなので時間がある方のみ読んでいただければOKです!
読めば知識が増えるだけだよ。それが大事なんだけどね。
一時停止違反は違反件数第一位、だからこと特に注意したい
引用元:内閣府
一時停止違反はすべての交通違反の中でもっとも多い違反です。「軽微な違反(3点以下)」ではありますが、一時停止を完璧にすることで免停や講習の機会をグッと減らすことができるでしょう。
反則金 | 違反点数 | |
大型車 | 9000円 | 2点 |
普通車 | 7000円 | 2点 |
二輪車 | 6000円 | 2点 |
原付き | 5000円 | 2点 |
反則金 | 違反点数 | |
大型車 | 12000円 | 2点 |
普通車 | 9000円 | 2点 |
二輪車 | 7000円 | 2点 |
原付き | 6000円 | 2点 |
簡単にいってしまえば「一時停止しなければならない場所で一時停止すればいい」という単純明快なものですが、なぜ違反件数第一位になるほど件数が多いのでしょうか。
それは曖昧な道路交通法の条文にあるのではないかと思います。
第四十三条 道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあつては、交差点の直前)で一時停止しなければならない
引用元:道路交通法
一時停止をする場所が「直前」と数字で示されていなかったり、停止している時間などが明記されていません。
ここからは一時停止をしなければならない具体的な場所や時間(停止方法)を解説していきます。
原付やバイクでの「一時停止をする場所」は?
条文の通り停止線の直前です。気をつけたいのは「線を踏むことは直前ではない」「停止線から離れすぎていると直前ではない」という点です。
停止線を踏まないギリギリのところでしっかり一時停止するようにしましょう。
停止線で止まっても左右の安全確認なんかできない問題
多くの方は
停止線で止まっても見通しが悪くて安全確認なんかできないわよ!
と思っていると思います。それもそのはず、停止線は右左折してくる車両(主に大型車)の通行を邪魔しないために設置してるので交差点からかなり離れた場所に引いてあります。交差する道路を走行する車なんて殆ど見えません。
大型車が来ても四輪車とは違って原付やバイクは左側を抜けていくことができるので停止線を軽視してしまいがちですが、「違反をしないため」と割り切って停止線を意識するようにしましょう。
左右の安全確認を目的として一時停止をするとほとんどの場合停止線を大きく超えて停止することになるよ。
違反捕まる人はだいたい「(ちゃんと左右の安全を確認できる停止線を超えたところで)ちゃんと一時停止して左右の安全を確認した!」という主張をするよ。こういう人の多くは停止線は徐行で通過してしまっているよ。
原付やバイクでの仕方「一時停止」とは?両足をつく?3秒停止する?
バイクや原付きの一時停止は
などと言われることがありますがこれらはどれも正しくはありません。
原付やバイクは足をつかなければならないことは道路交通法に記載がありませんし、そもそも停車中に両足をつくことは危険です。
ブレーキレバーだと止まるときにカックンなるし、スロットルを回す直前にノーブレーキになるからね。
「右足をつくと車に踏まれる可能性があるから」って教習所で教わったわ
教習所では「一時停止は左右の確認をするので3秒間は停車するように」と教えてれることがありますが道路交通法では停止時間に関する記載は一切ありません。
右の確認に1秒、左に1秒、もう一度右に1秒の計3秒だって教わったわ。
足がついているかどうか、停止している時間は違反判定基準にはならないよ
違反かどうかを判断するポイントは単純に原付やバイクが完全に停止しているかどうか(タイヤの回転が止まっている瞬間があるかどうか)です。
違反を判断する警察官も人間なので、
という警察官にわかりやすい動作で「原付やバイクが完全に停止していることを印象づける」ということが大事になります。
停止線の直前で一時停止をし、しっかり左足をつきながら左右の確認をすれば必然的にバイクは完全に停止している状態になります。
原付、バイクの完全なる一時停止方法
最初に解説した
という手順に「それを行う目的」を付け加えると
という感じになります。
違反で捕まらないための一時停止と、自分の安全のための一時停止を分けて考えるってこと!
ちなみにこの方法は左折時にバランスを崩しがちな方の立ちごけ対策にもなります。その角度で解説下記事は下のリンクからどうぞ!
横断歩道で歩行者に道を譲ってもらっても一時停止はしなければならない
他にも注意したいのが横断歩道で歩行者に道を譲ってもらったときです。
信号のない横断歩道では一時停止をして歩行者に道を譲らなければならないことはご存知可と思います。では譲ってもらった場合は一時停止しなくても良いのでしょうか?
横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
引用元:道路交通法
道路交通法では「一時停止、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない」とあります。つまり道を譲られても一時停止は必ずしなければならないということ。
歩行者が明らかに道を譲ってくれるジャスチャーをしているのであれば、通行を妨げたことにはならないので一時停止違反で捕まることはありません。
譲ってくれているからといって徐行で通過すると違反、一時停止したあとに通過すればOK!ってこと。
原付、バイクに乗っていて一時不停止で捕まったがどうしても納得できない場合の警察官への対応
先述しましたが、警察官も人間なので間違いを犯します。この記事の通りに完全なる一時停止を行っても違反だと言われた場合は下記の対応をしてみてください。
両足ついてなかった
リアブレーキ踏めねーじゃん。そもそも足の接地の有無は違反の判断基準にならないですよ。
足ついてなかった
着いてたし、そもそも足の接地の有無は違反の判断基準にならないですよ。
徐行で通ってた
足ついて首振ってたの見えてました?徐行しながらそれやるの不可能でしょ。
停止線踏んでた
2人以上の警察官が同時に現認しないと証拠能力ないですよね。
と主張するべき部分は主張するべきです。ただし、警察官のミスを突きすぎると向こうもムキになるかもしれないので「今回は違反切符を切らずに厳重注意」という落とし所になれば良しとしましょう。
他にも一時停止違反してるやついるだろ!!ほらあいつも今違反してるぞ!あいつも捕まえろ!全員捕まえろ!
という方もいますが、落ち着いて考えてください。もしもあなたの希望通りの世界になったらあなたもバンバン捕まるんです。
その気になって法改正すればGPSを使って「違反した瞬間即違反切符」というシステムを作れると思います。
そんな交通社会を本当に望んでいる方でなければ
他にも一時停止違反してるやついるだろ!!ほらあいつも今違反してるぞ!あいつも捕まえろ!全員捕まえろ!
などと想像力のないことをいうべきではありません。
あくまでも感情的にならずに、スマートに主張しましょう。ダメならダメで諦めましょう。好転しないことに時間と労力を使い続けるバイク乗りほど醜いものはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
原付、バイクに乗っているときに知っておきたい一時停止違反について二輪ならではの目線で解説しました。
特に初心者の方はうっかり捕まりやすい違反なので気をつけていきましょう。
踏切はほとんどの四輪車が一時停止するが、正直停止線は一時停止しない車やバイクが多いぞい。しかしそれはあなたも一時停止しなくていいということにはならんのじゃ。グッドライダーならすべての停止線で一時停止をするのじゃ。
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