okoんにちは!okomoto店長のオコモトです!
この記事にたどり着いたあなたは、
という方ではないでしょうか。
バイク・原付用のグローブ選びはヘルメット選びよりもブーツやジャケット選びに近いです。
ヘルメットは他に代用品がないので当たり前に購入できますが、ジャケットやブーツ、グローブはわざわざ専用品を購入しなくても普段使いのものや専用品以外のもので代用しようと思えば代用できるので必要性を感じない方も多いかと思います。
この記事では、
ということについて、二輪の運転に最適化されているレーシンググローブを使って解説していきます。
レーシンググローブは少々大げさかもしれませんが、原付・バイク用のグローブに付与されている機能を説明しやすいのでお付き合いください!
バイクグローブの特徴は「安全性」と「快適性」の2つに分けて説明することができます。
まずは「安全性」から解説していきます。
安全性からみる原付・バイクにグローブが必要な理由
原付・バイク用のグローブには上記のような安全性を高める機能がついています。それぞれ解説します。
安全性の機能は原付で30km/hで走っているときにも機能するよ。
「原付だから必要ない」は間違い。あなた走って(ジョギングで7km/h)転んで怪我したことあるでしょ?30km/hで転んだら単純に4倍以上の怪我をするよ。
①プロテクター
転倒時はもちろん、飛び石やカナブンアタックから手の甲を守ってくれます。
素手や軍手だと地味に痛いよ。高速道路の飛び石は車のフロントガラスにヒビ入れるくらいの威力あるからね…。
もちろんグローブはしてた。BB弾で撃たれた以上の衝撃。もちろんめちゃくちゃ痛い。よく爪が割れなかったもんだと我ながら思った。
引用元:ヤフー知恵袋
②スライダー
手のひらの小指と親指の付け根にあるプロテクターのようなもの。こちらは手のひらを怪我から守る…というよりも「手をわざと滑らせて骨折を防ぐ」ということを主な目的としています。
手のひらの骨折を防ぐのね?
いいえ!鎖骨や肩などの骨折を防ぎます!
どゆこと?
手と地面がグリップすると肩や腕、鎖骨に転倒の衝撃がダイレクトに伝わり、もの凄い力がかかります。バイクで転倒した人の多くが鎖骨を骨折するのはこの圧迫骨折が原因です。
確かにバイクで転んで鎖骨折るの疑問だったのよね・・・衝撃が伝わって骨折するのね・・・
直接ぶつかって骨折するわけではないんです。ちなみに僕もこれで鎖骨折ったことがあります。あと肋を数本。
反射的に手をついて体を支えようとする手のひらにスライダーがあると、圧迫骨折を免れる可能性はとても高くなります。
③小指保護のレザー
バイク事故では小指の欠損が多く発生します。細く頼りない指がどこかにひっかかると簡単に取れてしまうのです。
多くのレーシンググローブには中指と小指をレザー生地でつなぐことで転倒時の小指の欠損を予防しています。
④手首のプロテクター
関節は体の作りの中でも特に弱い部分で、単純な骨折とは違い、関節が削れると二度と元に戻らない「取り返しつかない系」の怪我を追ってしまいます。手首にプロテクターがあることで骨折、脱臼から守ります。
ちなみにバイクに乗るときにくるぶしを保護できるシューズが推奨されるのもくるぶしに「取り返しつかない系」の怪我を負うことを防止するためです。
切断された指をなくさない
事故で指を切断した場合、指がグローブ内に残留するので指を失わずに済む可能性を上げることができます。
指が排水口に落ちてったらえらいこっちゃ!
快適性からみる原付・バイクにグローブが必要な理由
続いて「快適性」について解説していきます。快適性はそのまま「操作性」にも直結するので、原付・バイクの運転が楽になったり、疲れが減ったり、ということにつながっていきます。
①グリップを掴みやすく、振動を吸収する素材
グリップと接する手のひらの部分に振動を吸収する素材やグリップ力が高い素材を使っているモデルは疲れにくく、ツーリングはもちろん、日々の通勤通学の疲れを軽減してくれます。
②スマホタッチ対応
グローブをしたままスマホを操作できるスマホタッチ対応のグローブは何かと便利。信号待ちなどでナビの確認や音楽の切り替えなどをスムースに行うことができます。とはいえ、ばっちり段取りをして出発するので個人的には重要視していません。
スマホタッチ機能はあればあったで良いですが、なくても全く支障はないです。グローブ選びの要素として考えずに「欲しいグローブを買ったらたまたまスマホタッチ対応だった。少しラッキー」くらいの気持ちで良いかと思います。
いつもの時間にアラームがなったときにスマホ操作したいくらいですかね…
(全然段取りばっちりじゃねーじゃん)
③手首サイズの調整
手首とグローブをフィットさせられるものはかっちりした操作ができ、手首の保護力もあがります。
④外縫い
グローブの内側に縫い目があると、手に直接当ってストレスを感じるのでグローブの外側に縫い目を設けているものがあります。また、内縫いのものでも革の表と裏を縫い合わせるピケ縫いという縫製方法のものはごろつき感もなく、見た目もスマートに見えたりします。
⑤通気孔
手はとても汗をかきやすいので空気を排出する孔があいています。夏用のメッシュグローブは全面がメッシュ素材でできています。
グリップを握りっぱなし手のひら側は秋くらいでもジメジメし、湿気が冷えてたりするので手のひら側に通気口があるものが良いです。
⑥季節ごとに快適にバイクに乗れる
バイク乗車中、手は常に体の一番前で暑さ、寒さを感じます。季節に合わせたグローブ(通気性に優れた夏のメッシュグローブ・防寒性に優れた冬のウィンターグローブ)や天候に合わせたグローブ(防水性に優れたレイングローブ)を使用することで快適にバイク・原付を運転することができます。
夏にグローブをしないと日焼けするしね!
⑦テンションが上がる
グローブは数あるバイク用品の中で唯一「運転中常に視界に入る」という特異性を持っています。気に入ったグローブは常にライダーのテンションを上げてくれる重要なファクターになります。
バイクやヘルメット
まとめ
いかがでしたでしょうか。
原付・バイクに専用のグローブが必要な理由を解説しました。
この記事では大げさにレーシンググローブで解説しましたが、原付・バイクに専用グローブが必要な理由は伝えられたかと思います。
解説した機能のすべてを有するグローブを選ぶ必要はありません。あなたにとって必要と思われる機能を持っているものを楽しみながら選んで頂ければと思います。
この記事があなたの原付・バイクライフを少しでも楽に・楽しく・快適にするお手伝いができたのであれば嬉しく思います。
適当な手袋から専用のグローブに変えると運転しやすくて感動するレベルだよ。安いやつでもいいから試してみてね。
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